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「瀬戸内アートコレクティブ」は、藏本秀彦展『たゆたう海に降る雨。そして光』を、「Kinco. hostel + café」2階の展示スペースにて開催中。期間は10月10日(土)〜11月13日(金)。
同展示は、瀬戸内圏域で活動するアーティスト・アートマネージャーのネットワーク「瀬戸内アートコレクティブ」が企画し、高松市の文化芸術支援事業「たかまつ今こそアート!事業」の助成を受けて実施する取組み。高松市中心部に位置する、築50年の金庫屋をリノベーションした空間「Kinco. hostel + café」が会場となる。
現代を生きるアーティストが今を見つめて創り出す作品には、“未来への示唆”が含まれている。これまでのルールが一変する不確実な時代において、アートが投げかける本質的な問いに向き合うことが、今こそ必要とされているのではないだろうか。
孤立や対立が深まる世界に生きている今、アートがこのような問題をすぐに解決へと導くものではないが、私たちが会うことも知ることも出来なかった世界や他者へと繋げる力を持っているはず。そんな想いから、「瀬戸内アートコレクティブ」はアートの力を信じ、人々へ届ける未来への挑戦を続けているのだという。
1965年生まれの藏本氏は、母校である高松工芸高校で教鞭を取りながら、自身もアーティストとして活動。2011年の大震災、その後の突発的な災害や社会の変動、今回のコロナ禍など予期できない事象のなかで、“美術に何ができるのか”という問いを思考し続けている。
同展では、震災以降の風化しつつある記憶を、当事者として心に留めておくことをテーマに作品を発表する。展示会の詳細は、「瀬戸内アートコレクティブ」公式サイトをチェックしてみて。
また、来場の際は、新型コロナウイルス感染症対策へ協力を。
■「Kinco. hostel+café」
住所:香川県 高松市花園町1-6-6
※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします
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