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11月22日(日)~30日(月)の期間、常滑のやきもの展「常滑の陶工たち Potters of Tokoname」が銀座 蔦屋書店の店内イベントスペースGINZA ATRIUMにて開催される。
「銀座 蔦屋書店」は、“アートや日本文化と暮らしをつなぐ”場所として、日本各地の伝統工芸や魅力ある品々を提案している。
同店で11月22日(日)から開催される「常滑の陶工たち Potters of Tokoname」は、日本六古窯のひとつとしても知られる焼き物の名産地、愛知県・常滑より、11名の現代陶芸作家に今年8月に逝去した鯉江良二氏の特別出展作品を加えた展示会。
日本を代表する陶磁器の産地である日本六古窯。常滑焼はこの六古窯の中でも中世では最大規模を誇ったとされる歴史ある焼き物だ。
平安・鎌倉時代から続く焼き物の産地であり日本遺産にも登録される常滑では、伝統技術を受け継ぎながら、近年では時代の変化に伴い産地としての開放が促され、いまでは窯元を凌ぐ数の作家が個々に工房を構えている。
鉄分を多く含んだ常滑の土を焼くことで、中世の大きな壺や甕、近代の建築陶器、土管など褐色のやきものが生まれ、重要無形文化財にも指定されている朱泥の急須は常滑焼の代名詞として知られている。
新装された東京駅の赤レンガも実は常滑で制作されており、今日においても様々な姿で私たちの周りに溶け込んでいるのも印象深い。
会場ではぐい吞み、急須を始めとした日用品から大壺や陶人形などの大物まで幅広い作品を200点以上揃え、全作品購入が可能。
また、初日22日(日)16時より、出展作家である鯉江明氏、畑中圭介氏と哲学者・鞍田崇氏によるトークショーを予定している。
展覧会の入場は無料。詳しくは「銀座 蔦屋書店」の公式サイトをチェックしよう。
銀座の街と同じく、古きよきもの・伝統を紡ぎつつ、現代の風を取り入れチャレンジしていく常滑作家の作品を楽しんでみては。
■「銀座 蔦屋書店」
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
※会期は変更になる場合もあります
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