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1965年創業、職人の手仕事によるランドセルづくりを続ける土屋鞄製造所(つちやかばんせいぞうしょ)は、メディアプラットフォーム「note」を使って「#土屋鞄の絵本コンテスト」を開催。
「長く大切にしたいもの」をテーマに絵本の原作を募集した結果、普段は会社員として勤務する“おおた わたる”氏による作品「よるのひみつ」がグランプリに輝いた。
11月25日(水)より、全国の土屋鞄製造所のランドセル取り扱い店舗ならびにオンラインストアにて、書籍化した絵本の販売をスタートした。
2019年2月8日(金)~5月6日(月)の期間で開催した同コンテストでは、約3カ月のあいだに155作品もの応募があったという。グランプリ作品の「よるのひみつ」は、独特のタッチが可愛らしく落ち着いた絵柄が印象的な作品。
成長するにつれて失ってしまいがちな「苦手なものに立ち向かう勇気」「子どもの好奇心」「頼れる友だち」を描いた作品となっている。
“そうげんのまんなかにくらす、モモと犬の相棒・ココ。よるに聞こえる音が怖いモモは、ココと一緒に正体をつきとめることにしました。冒険に踏み出したモモとココ。音をたどっていくうちにわかっていく『よるのひみつ』とは?”
勇気を持って挑んだからこそ発見できたもの、知ることができたもの。モモとココの冒険が、こどもたちの苦手を克服するきっかけになってくれるような物語となっている。
絵本では、よるの冒険をとおして「みゃーみゃー」や「おべひょるるー」など声に出すと楽しい擬音語がたくさん登場。まだ話すことのできない赤ちゃんや小さい子どもでも、楽しい音感で興味をもちやすく、次はどんな音が出てくるんだろう?と想像を膨らませながらページを進められる。
強弱や抑揚をつけながら、親子で一緒に声に出して読むのもおすすめだ。
今回の販売では、
絵本単体の通常版と、
「土屋鞄オリジナル・革の宝物入れ」クラフトキットが付いた特別版の2種類を用意。
クラフトキットは、特別な道具がなくても「革の小物入れ」を作ることができる、土屋鞄オリジナルグッズとなっている。
「革の宝物入れ」の完成サイズは85mm×85mm×60mm。おうち時間に使ったり、クリスマスプレゼントに贈ったりするのもよさそうだ。
価格は、通常版1,000円・特別版2,000円(いずれも税込)。
全国の「土屋鞄製造所 ランドセル取り扱い店舗」および「土屋鞄のランドセル オンラインストア」にて販売中だ。
この記事のライター
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