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近年、子どもにプログラミングを習わせる人が多くなっている。プログラミングというと、コンピュータにアルファベットをタイピングしていくイメージがあるが、子ども時代に体験しておきたいのは、“現在の状態から、目的の状態にするまで、筋道をたてて手順を組み立てる”論理的な思考法だ。
そんなプログラミング思考が学べる絵本、がっけんのかがくえほん12月号『ロボットとホットケーキをつくろう』が、学研教育みらいより12月1日(火)から発売中だ。
がっけんのかがくえほん12月号『ロボットとホットケーキをつくろう』391円(税別)は、プログラミング思考を幼児でもやさしく、楽しく学ぶことができる絵本。
物語は、ロボットにお菓子作りの工程を細かく分けたカードで指示すること(プログラミングすること)で進んでいく。
カードの種類や、カードの順番が正しくないと、ホットケーキは、丸焦げになったり、生焼けになったりして失敗してしまう。ホットケーキを完成させるために、カードの種類や順番を考え、試行錯誤することでプログラミング思考が学べる作りになっている。
監修は、数多くのプログラミング教育の監修・著書があるNPO法人CANVAS理事長、慶応義塾大学教授・石戸奈々子先生。
物語は、苦労して作ったプログラムで100個のホットケーキが完成したところで締めくくられる。
何もわからないロボットや機械にプログラミングをしていくのは手間がかかる作業だが、一度プログラムすれば、ロボットは疲れることなく何度でも繰り返して、人間の作業を軽減させてくれる。ITやプログラミングが、なぜ世の中に必要とされるのかが、幼児にも感じ取れる内容となっている。
「がっけんのかがくえほん」シリーズは、幼稚園、保育園・こども園で読まれている保育絵本。書店販売はされておらず、幼稚園、保育園へ・こども園で主にクラス単位で1人1冊年間購読されている。
子どもの通園先をつうじて「がっけんのかがくえほん」を購読している家庭は、この機会に親子でプログラミング思考に触れてみては。
この記事のライター
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