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神戸市の都市戦略「デザイン都市・神戸」の拠点施設である「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」では、2月20日(土)~3月7日(日)の期間、展覧会「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」を開催。同展では、ミケーレ・デ・ルッキ氏と、同氏が主宰する建築スタジオ「AMDL CIRCLE」によるリサーチプロジェクト「EARTH STATIONS」の全容を初めて紹介する。
六甲山に位置し、神戸のランドマークであった「旧六甲山ホテル」を「六甲山サイレンスリゾート」として再生するプロジェクトを主導するイタリア人建築家のミケーレ・デ・ルッキ氏は、1980年代にデザインムーブメントを巻き起こしたデザイナー集団「メンフィス(Memphis)」の主要メンバーとして活動し、現在に至るまで常に第一線で活躍し続けている。
同展では、建築の進化する役割と象徴的な建物の必要性をめぐる考察から生まれた新しい建築のタイポロジー「EARTH STATIONS」を日本で初めて展示。
「六甲山サイレンスリゾート」や世界各地でのプロジェクトにつながる建築家の思想を模型や映像で紹介する。
さらに、ミケーレ・デ・ルッキ氏がデザインした家具や照明などのプロダクトも展示。「メンフィス」から現在に至る建築家の思索を辿る。
「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」は、月曜定休。開催時間は11時~19時。開催場所は、「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」2F ギャラリーC・プロジェクトスペース2Bで、観覧料は無料だ。
また、会期初日には、関連企画として、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場デザインプロデューサーに就任した建築家・藤本壮介氏と、ミケーレ・デ・ルッキ氏とのトークセッションも開催される予定。
トークセッションは、2月20日(土)15時~17時に「デザイン・クリエイティブセンター神戸 1F KIITOホール」にて開催。参加費は無料だが、定員100名で、申し込みが必要だ。申込多数の場合は抽選となる。申し込みは2021年1月5日(火)から開始する。
わたしたちのライフスタイルの変化、進化に応える建築について考える良い機会になりそうだ。
※開催状況が記事の掲載時と異なる場合があります。おでかけの際はHPなどで最新情報のご確認をお願いします。
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