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業務用の炭の販売などを行う福田商店が、炭火を使ってさまざまな調理ができる調理器具「chibi chibi(チビチビ)」を開発。1月から、同店が運営する公式オンラインショップ「with Charcoal」にて販売中だ。
業務用木炭の販売が主体だった福田商店は、飲食店の休業・営業時間短縮など、政府要請の影響を多分に受け、新しい事業を検討。
昨今、1人の時間・空間やアイテムにこだわる人が増えているなかで、コロナ禍で密を避けるニーズがあることにも着目し、地元・川崎市のステンレスメーカーや間伐材を扱う団体とタッグを組み、家庭で気軽に使用できるコンパクトな炭火調理器具「chibi chibi」をつくりあげた。
同商品は、木材とステンレスを使った小型の炭台。家庭や自家用として、アウトドアなどでも利用できる。台には火口が2箇所あり、一つは炭火による直火、もう一つは小鍋などによる茹でる・煮る・炊く・温めるなどの調理ができる構造となっている。
火口2つを同時に使えるため、“焼き鳥を焼きながら燗酒を作る”など酒と肴を一緒に準備でき、「おうちごはん」や「家飲み」の楽しみをグッと広げられるアイテムだ。
縦14cm×横32cm×高さ12cmのコンパクトなサイズで、重さは1.7kg。シンプルでスマートな専用ケース付きなので持ち運びしやすく、手入れが楽なのもうれしい。
「ステンレス本体+木枠台」30,000円(税抜)と「ステンレス本体+木枠台&BOX」40,000円(税抜)の2タイプで販売される。
「chibi chibi」の活用術を紹介。
長ネギを炭火で焼きながら、好みの日本酒を燗で楽しむために温める「熱燗と焼きネギ」は、まさに冬の醍醐味ともいうべきマッチング。ネギに限らず、具材次第で楽しみは無限に広がりそう。
ビールや焼酎、ハイボールを冷やで飲みたい!という人は、どちらもおつまみ用にフル稼働。椎茸とアスパラを炭火で焼きながら缶つまを温めれば、同時に2品完成する「缶つまと焼き野菜」で、おうち居酒屋の開店!
洋で楽しみたいという人には「ホットワインとグリルシュリンプ」という楽しみ方も。海老の炭焼きはガーリックソルトやトリュフソフトなど、塩にこだわると一層美味しく味わえるとか。海老以外にベーコンやソーセージもおすすめだ。
福田商店では、外食やアウトドアのごく限られたシーンでしか触れることのなかった炭や炭火の面白さに出会える機会を創出するべく、「炭」に関連した独自アイテムを今後も発表予定。第2弾は「ミニ囲炉裏」を予定しているというので、こちらも楽しみだ。
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