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山梨県に本社を置く「然企画」は、山梨特産の百匁柿のおいしさをさまざまな形で楽しめる「柿まるごとお試しセット」の予約販売の受付を、1月25日(月)から開始している。
「然企画」では、枯露柿の主産地である松里地区伝統の渋柿「甲州百匁柿」を、農薬・除草剤・肥料の力を一切借りず生産し、無添加のドライフルーツにした『紅露柿(くろかき)』を販売している。
『紅露柿』は、「循環」をテーマに原料柿の生産から商品の製造までが行われている。例えば、農薬の代わりに年間10回以上「食酢」を撒いて防除を行うほか、冬には病気の原因となる落ち葉を掃き集め、焚いて灰にして畑に還している。
また、草は動物たちの飼料に、動物たちからのボロ(糞)は肥料として土に還るという草生栽培を行い、現在では様々な虫や鳥などが行き交う「生き物の気配溢れる畑」に。それが『紅露柿』の源泉となっている。
『紅露柿』の作り方は、柿の状態を見て作業を行うことが基本。11月半ば頃に熟れた柿の実を収穫し皮をむき、柿の表面の殺菌工程では硫黄くん蒸(添加物処理)は行わず、かまどで沸かした湯にくぐらせ、天日と風通しでゆっくり仕上げている。
表面に「柿霜(しそう)」と呼ばれる果糖をまとい、柿本来の甘み「甘露」と風味をしっかり残しつつ、果肉は深い紅色に。『紅露柿』の名前の所以はそこにあるという。
今回は、新型コロナウイルスの感染拡大によって出店していた東京でのマルシェが開催されなくなったことや、さまざまな効果を持つ「柿タンニン」への注目度が高まっていることから、試食の機会を増やすために、「ドライフルーツ紅露柿」・「柿蜜」3種類・「柿の葉茶」の5点がセットになった「柿まるごとお手軽セット」4,730円(税・送料込)を販売することとなった。
柿は干すことで、ビタミンAが2倍、食物繊維が3倍、カリウムもβカロチンも3倍と栄養素がアップし、特に強い抗酸化作用で活性酸素を取り除き、また胃腸を丈夫にして内臓を温めてくれる。
「ドライフルーツ紅露柿」は、食べ易いダイス状にカットされているので、そのままひとつまみすれば、歯触りと味わい深い甘みが堪能できる。ドライナッツやクリームチーズとも相性抜群!
自家農園産農薬不使用の柿の果汁を煮詰めてつくる濃縮エキス「柿蜜」は、3種類を用意。いずれもカリウム、タンニン、食物繊維をバランスよく含んでいる。
渋を含みつつも糖度が増した生の百匁柿の果汁を絞りゆっくり煮詰めた「天柿のわけまえ」と、
真っ赤に熟れた百匁柿を優しく手もぎして、その果汁だけを絞て煮詰めた「熟練り柿蜜」、
一度干し上げた『紅露柿』に少量の水を加えて戻し、果汁を絞って煮詰めたとても贅沢な蜜「紅露蜜」がラインアップしている。
「甲州百匁の柿の葉茶」は、無農薬栽培の柿の葉を抹茶の製法でパウダーにした、飲みやすい後味スッキリのお茶。寒い冬には、抹茶オレならぬ“柿の葉オレ”がオススメだ。
それぞれ単品での販売も行っているので、「然企画」のオンンラインショップでチェックしてみて。
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