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阪神電気鉄道は、ビットキー社と協業し、阪神甲子園球場で同社関係者を対象に顔認証による入場管理の実証実験を3月下旬まで実施する。
阪神甲子園球場では、非接触での入場認証を実現するために、2020年度からチケットに印字されたQRコードを人が端末で読み取る認証方式を導入。
今回の実証実験は、この非接触化への取組みをさらに推し進めるとともに、将来の新しいスタジアムのあり方を検討することを目的として実施される。
具体的には、顔認証技術を入場管理に活用することで、入場認証プロセスがより簡素化され、待ち時間が軽減されるなど、より快適に球場に入退場できることが期待される。
ビットキー社は、デジタルコネクトプラットフォーム「bitkey platform」などを独自開発している。同プラットフォームを基盤に、さまざまな機能を拡張していくことで、入場管理にとどまらず、顔認証による決済や、社内データと顔認証データを掛け合わせた高精度なデジタルマーケティングなど、「顔パス」「手ぶら」「個々の顧客に最適化された情報受信」といった新しい球場体験の実現が期待できる。
今後も、新しいスポーツの楽しみ方に期待が高まりそうだ。
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