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六甲山観光が運営する「六甲高山植物園」では、春の妖精「カタクリ」が見ごろを迎えている。
市街地より5℃ほど気温が低い六甲山上でも、日中の気温が10℃を超える日が増え、六甲山にも本格的な春が訪れた。
そんななか、カタクリは例年に比べ約2週間早く見頃を迎え、園内各所に群落を作り、晴天時には淡い紫色の花びらを大きくそりかえし、うつむきかげんに可憐な花を咲かせているという。
カタクリ(ユリ科)は、北海道~九州の山林原野に広く群生し、晴天時のみ開花する多年草。6枚の花被片を大きくそりかえし、うつむきかげんに咲くやさしい春の花だ。高さ10~20cmの花茎に1輪の花を咲かせ、種から開花するまでは7・8年ほどかかる。
昔は片栗粉の原料として用いられ、この根茎より製した質の良い澱粉が使用されていた。現在は、ジャガイモの澱粉が代用されている。
このカタクリ、「六甲高山植物園」園内では約5,000株が随時開花し、4月上旬まで見ごろとなる見込みという。
「六甲高山植物園」の開園時間は10時~17時で、受付は16時30分終了。休園日は毎週木曜日。
入園料は大人(中学生以上)700円、小人(4歳~小学生)350円。新型コロナウイルス感染症の影響により、営業・イベントの内容を変更・中止する場合があるので、詳細は事前にHPで確認を。
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