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鹿児島県志布志市のフードロスいちごと芋焼酎から生まれた“心地よいお酒”が新発売!

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目次


鹿児島県志布志市に本社を置く「若潮酒造」は、新型コロナウイルスの影響で行き場を失った同市内の”いちご”を使用した「Fスピリッツ -ストロベリー&カルダモン-」1800mL/3,410円・720mL/1,650円(どちらも税込)を、7月1日(木)に発売した。

地域のつながりから生まれたお酒

地元志布志の日常酒「さつま白若潮」や「千亀女」の蔵元である若潮酒造。

「Fスピリッツ -ストロベリー&カルダモン-」誕生のきっかけは、志布志市が主催したSDGsの勉強会に参加したことだったという。そこで新型コロナウイルスの影響により同市で生産されるいちごの飲食店への出荷量が減少し廃棄されていることを知り、市内のいちご生産者「農lifeいちご村」と協力し新しいお酒の開発を始めた。

フードロスのいちごと芋焼酎を使うことで、フードロスが少しでも削減されて地域が少しでも元気になればという想いが込められている。

SDGsに向けた焼酎メーカーの取組み


SDGsの17の目標の中で、フードロスの低減はNo.12「つくる責任、つかう責任」に、地域の事業者間の協力はNo.17の「パートナーシップで目標を達成しよう」にあたる。

また、No.5「ジェンダー平等を実現しよう」や、No.8「働きがいも、経済成長も」というSDGsの考え方から、入社3年目の女性社員が初めて開発を担当。女性の目線で開発を行うことで、普段焼酎をあまり飲まない人も楽しめる新しいお酒が誕生した。

ワイン酵母の芋焼酎×いちごの心地よいお酒


「Fスピリッツ -ストロベリー&カルダモン-」は、芋焼酎にいちごを漬け込み、アクセントにカルダモンを加えたスピリッツ。いちごの甘さを活かすため、ワイン酵母仕込みのフルーティーな香りとすっきりした味わいの芋焼酎を使用した。

糖分・着色料・保存料は添加しておらず、優しい甘みと、時間の経過とともに変化していく色合いも合わせて、自然ないちごの心地よさを楽しむことができる。

アルコール度数は30%とスピリッツとしては低めなので、お酒が苦手な人でもソーダなどで割れば、すっきりと味わうことができる。ソーダ割りにほんの少し塩を加えると、いちごの甘みがより引き立ちつのだそう。お酒好きな人は、ロックでも味わってみて。



この記事のライター

STRAIGHT PRESS

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