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衣服を通して豊かなこころを育む「服育」を提唱するチクマは、関西大学商学部・横山ゼミ「衣の魔女」プロジェクトチームと連携し、未活用生地を活用したアップサイクル商品の開発を通して社会課題の解決を目指す。
ソーシャル・アントレプレナーシップと協働について文献研究とともに実践を通して学ぶ横山ゼミの「衣の魔女」チームが開発したのは、チクマの未活用生地を使い福祉事業所が製作するバネ口ポーチとトートバッグ「WITCHILL(ウィッチル)」シリーズ。
未活用生地をアップサイクルし有効活用することで「廃棄衣料問題」と、平均工賃より高い工賃を支払うことで「就労継続支援B型事業所(福祉事業所)の工賃問題」といった社会課題の解決を目指しており、プロジェクトを進めるにあたりクラウドファンディングで資金調達と賛同者の募集をスタートした。
クラウドファンディングサイト「GoodMorning」において、10月26日(火)までに50万円を第一目標にしている。
気になる人はキャンプファイヤーの「GoodMorning」をチェックして。
チクマが提供するのは、様々な理由で制服になることのできなかった未活用生地。通常は反毛などのマテリアルリサイクルに回しているが、新たな価値を生み出す製品にアップサイクルすることで、より多くの人々とSDGsへの取り組みを共有できるのではないかと考えている。
同プロジェクトでは貢献できるSDGs目標として「目標4:質の高い教育をみんなに」「目標8:働きがいも経済成長も」「目標9: 産業と技術革新の基盤をつくろう」「目標12:つくる責任、つかう責任」「目標13:気候変動に具体的な対策を」「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」の6つを掲げており、学生達はもちろん福祉事業所の人々など多様な主体とパートナーシップを組みながら共にSDGsへの取り組みを進めていく。
大学×企業×福祉事業所が連携したSDGsへの取り組みに今後も注目したい。
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