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A:自己保存本能優位タイプって?診断が完了していないあなたはまずはあなたの本能タイプをチェック!<本能が突き動かす心の習慣>
(Aブロックがいちばん多かった人)
あなたは安心安全な居場所を求め、家庭生活を大切にする人です。あなたのパワーはぬくぬくとした巣のなかで暮らせるような快適空間の確保と、自分や家族が生きていくために必要な資源や財産の確保に注がれています。
具体的には、栄養のある食事や寝心地のいい寝具へのこだわり、居心地のいい部屋や持ち家への関心、いざというときのための貯金や保険だったりするわけです。自己保存本能は、本来、身の安全のために必要なものをため込む本能。このタイプの人は、生活の安定のために、無駄遣いせず、モノを大事にし、地味な暮らしをしながら、コツコツとお金を貯め、財産を増やしていくことができます。
このタイプの人は、住み慣れた環境や慣れ親しんだものを好みます。行動半径はあまり広くなく、ふだんはあまり出歩かず、家にいることが多いでしょう。交友関係は狭く、自分から積極的に付き合いを広げていくことはしません、家族や親せきなど、身内のつきあいが中心になっている人も。結婚すれば、外で働くよりも家にいるほうがいいと思い、専業主婦の生活に馴染める人です。
自己保存本能が優位な人は、身の安全を第一に優先しますから、物事に慎重すぎるところがあります。新しいものや変化を受け入れにくく、考え方も保守的でわりあい頑固です。
たとえば、家電やスマホ・モバイル端末など、周りの人がみな便利で新しいものを使い始め、「これがいいよ」と勧められても、自分だけはいつまでも使い勝手の悪い古い製品にこだわるとか、モノを大事にするというよりは、不便なものにしがみつくようなところがあります。ネットでの買い物やSNSは、個人情報がもれるのを恐れてやらないとか、誰がみているかわからないから顔写真はぜったい載せないとか。比較的安全性の高いものでも、頑なに新しいものを拒む結果、時代の流れについていけなくなることがあります。
もともと、人づきあいに苦手意識があるために、ますます人前に出るのがおっくうになります。とりわけ、チェックテストで、社会的本能(Cブロック)の得点が低かった人は、社会性に乏しいところがあります。
しかし、もう少し行動半径を広げ、人づきあいの幅を広げましょう。地域のイベントや趣味の集まりなどに参加するのもいいでしょう。ブログやSNSでのつながりを増やすのもいいでしょう。人とのつながりそのものが、あなたの財産になり、困ったときの助けともなりうるのです。また、人を通して新しい情報が得られることも多いものです。留守電やメールの返事は、間をおかずすぐに返すとか、自分から友達に「どうしている?」と連絡しお茶に誘ってみるなどもやってみて。
自己保存本能優位の人は、変化を好まないため、刺激のない単調な生活を送りがち。思い切って、新しいことに挑戦してみましょう。ずっと家にこもっていると、だんだんおしゃれにも気を使わなくなる可能性も。
とりわけチェックテストで性的本能(Bブロック)の得点が少なかった人は、自分の魅力に自信がもてないかも。自分では少し派手かなと思うおしゃれをしてみましょう。きっと、パートナーもあなたを見直すでしょう。
この記事のライター
中嶋真澄
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作家・パーソナリティー研究家。エニアグラムアソシエイツ主宰。TV・雑誌・ラジオ・webなど、幅広いメディアで心理テストを出題し、好評を博している。また、人間の本質を9つのタイプに分類する「エニアグラム」の研究にも取り組み、セミナー講師を務めている。著書に『思わず他人に試したくなる「心理テスト」』(PHP研究所)、『トゲトゲしないで。 幸せに人と関わるためのヒント64!』(グラフィック社)、『面白すぎて時間を忘れる心理テスト』『ドラマチック心理テスト』『当たりすぎてつい眠れなくなる心理テスト』(三笠書房《王様文庫》)など多数。
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