おちんちんのことがまるごとわかる本『泌尿器科医ママが伝えたい おちんちんの教科書』が7月5日(火)に発売します。
『泌尿器科医ママが伝えたい おちんちんの教科書』誠文堂新光社
『泌尿器科医ママが伝えたい おちんちんの教科書』(誠文堂新光社)の著者で泌尿器科医の岡田百合香(おかだ・ゆりか)氏は、自身も男の子の子育て真っただ中。助産院や子育て支援センターで、乳幼児の保護者を対象にした「おちんちん講座」を実施しています。
子どもたちに正しい情報を伝えるためには、まずは大人が知っていくことが必要ですが、岡田氏はそうした活動を通して「お母さんやお父さんは性器について、誤った情報に振り回されている」、「そもそもおちんちんのことを知らない人が多い」と感じ、正しい知識を持ってもらいたいという願いから、この本が誕生しました。
著者の岡田百合香氏©野中麻実子
『泌尿器科医ママが伝えたい おちんちんの教科書』では、おちんちんの構造や働き、日常のケア、やりがちなNG例、トイレトレーニング法、本当に気をつけなければいけないトラブル例など、基礎的なことから具体的な実践方法まで、イラスト付きで深く掘り下げています。
たとえば、男児の親の多くが悩む「皮をむく・むかない問題」についてはとくに詳しく、最新の正しい見解を紹介。医療者の立場から科学的な知見に基づき、なぜそのような方法をおすすめするのかわかりやすく伝えています。
その他にも、子どもとの入浴はいつ頃までOKかなど、気になるトピックがいろいろ。「おちんちん」を正しく知ることは、性教育やジェンダー教育にもつながり、子供の自己肯定感にも関係するとして、声かけ例やセルフケアの教え方なども掲載しています。
ただ、表紙に大きく“おちんちん”と書かれた本はちょっと読みづらい……という方もいるかもしれません。そこで、カバーを外すとまるで海外の児童書のような装いになりガラリと雰囲気が変わる仕様になっています。
【目次】 第1章おちんちんって何だろう? ・役割はふたつ! おちんちんの構造 ・男の子と女の子 違いはおちんちんだけ? ・男性ホルモンと社会が「男の子」をつくっていく ・大人も知らない 包茎のウソとホント
第2章乳幼児期のおちんちんケア ・男児のお悩み1位! 「皮をむくか、むかないか」 ・おむつ替えに「正解」ってある? ・おしっこもおちんちんも汚くなんかない! ・毎日のおふろでどう洗う? 乳幼児期のおちんちんケア ・おちんちんのセルフケア 子どもにどう教える? ・サイズ、向き、形は大丈夫?おちんちんの心配Q&A
第3章乳幼児期に多い性器トラブル ・知っておけば安心! 性器まわりのトラブル ・おちんちんの病気 ・タマタマの病気 スペシャル対談 白岩玄×岡田百合香 エロじゃないおちんちんの話をしよう
第4章男の子のトイレチャレンジ ・基礎知識編 おしっこが出るしくみ ・準備編 どんなタイミングで始める? ・実践編 子どものサインと準備 ・注意点 大人がしがちなNG行動 ・トイレチャレンジ トラブルQ&A
第5章男の子と性のこと ・幸せに生きるために 性教育が必要だ ・これだけは知っておいて! プライベートゾーン ・なかなか口に出しづらい 「おちんちん」の呼び方問題 ・ハードルの高さは男児以上 女の子の性器はどう呼ぶ? ・子どもとの入浴 いつ頃までOK? ・コンプレックスと男性社会 ・自分のために 大人の今こそ性を学び直す
【書籍概要】 書名:『泌尿器科医ママが伝えたい おちんちんの教科書』 著者:岡田百合香 仕様:四六判、192ページ 定価:1,760円(税込) 発売日:7月5日(火)
誠文堂新光社 書籍紹介ページ: https://www.seibundo-shinkosha.net/book/kids/71770/
(マイナビ子育て編集部)