アプリでmichillが
もっと便利に

無料ダウンロード
ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます

【宋 美玄先生が解説】産後の生理がつらい…授乳中はピルを飲んじゃダメですか?

/

他のおすすめ記事を読む
「彼女じゃなくて嫁にしたい!」男性が結婚したい♡と思ったリアルなポイント7つ教えます!

目次

3歳児神話や母性愛神話のような古い価値観に基づく情報ではなく、最新の科学的知見に基づいた育児情報を知りたい人へ。漫画コウノドリの取材協力医師であり、Twitterで最新の医療情報を発信する「ふらいと先生」こと今西洋介先生の書籍『ふらいと先生の 子育て「これってほんと?」答えます』(西東社)の試し読み連載をお届けします。

>>『新生児科医・小児科医ふらいと先生の 子育て「これってほんと?」答えます』のほかの記事も見る

産後の生理再開、つらいけどピルは母乳に影響が出るから避けるべき?

164248

いいえ

つらいなら我慢するより、授乳中に飲めるミニピルやミレーナを利用しましょう。

産後、いつ月経が再開するかは母乳育児かミルク育児かにもよりますが、どちらも卵巣機能がお休みしているので1〜2カ月は無月経です。そこから、授乳していない女性の7割は3カ月までに再開します。授乳することで、プロラクチンというホルモンが分泌されます。これには卵巣の機能を抑える働きがあるので、母乳をあげているあいだは無月経がつづく人が多いです。とはいえ個人差があり、授乳の回数が減ればすぐに月経が再開する人もいます。

月経再開によりPMS(月経前症候群)や月経困難症(下腹部痛や腰痛、頭痛、倦怠感、イライラや憂うつなど)を訴える人は少なくありません。育児だけでなく自身の健康や生活に影響が出るので対策をおすすめします。

産後のピルに不安を感じる人は多いです。たしかに低用量ピルは母乳の分泌に影響し、赤ちゃんにも影響する可能性があります。代わりに処方されることの多い通称〝ミニピル〞は女性ホルモンの一種、エストロゲンを含まず、母乳への影響はないとわかっています。けれど産後すぐは血栓症のリスクが高まるので、授乳していない女性でも、産後4週以降から処方されます。子宮内に小さな器具を入れ、女性ホルモンの一種、プロゲステロンを放出する「ミレーナ」もおすすめです。産婦人科で入れてもらいます。

月経が再開すれば妊娠の可能性があります。次の妊娠を予定していないなら、避妊のためにもピルやミレーナの利用を検討してはいかがでしょうか。

(答えた人 宋 美玄産婦人科医)

(今西洋介・監修『新生児科医・小児科医ふらいと先生の 子育て「これってほんと?」答えます』(西東社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

>>『新生児科医・小児科医ふらいと先生の 子育て「これってほんと?」答えます』のほかの記事も見る

<関連リンク>・【医師監修】産後の生理っていつから?授乳中は来ない?

【医師監修】産後に生理痛が重くなったのはなぜ? 対処法と注意点

【医師監修】産後の生理不順の原因は?再開の時期、妊娠の可能性、受診の目安

書籍『新生児科医・小児科医ふらいと先生の 子育て「これってほんと?」答えます』について

ネットの掲示板やSNSで見かけたあの育児情報。ママ&パパの親や近所の方など上の世代からの育児アドバイス。育児界隈にはいつだって、「これってほんと?」と思うような情報があふれています。

その情報は正しいのか、いったい何が本当なのか……。根拠のない育児情報にふりまわされて悩むのはもう終わりにしましょう!

Twitterフォロワー10万人強、正確な医療知識の発信に奮闘する”ふらいと先生”こと今西洋介先生待望の書籍が登場しました。本書は、巷で言われる育児のうわさ・神話・迷信に対して、今西洋介先生をはじめとした医療、教育、社会福祉等の専門家たちが、最新の知見に基づいて科学的に答えていく本です。

・赤ちゃんは親を選んで生まれてくる・産めば自動的に母性が湧き上がる・帝王切開で生まれた子は体が弱い・お父さんの出番は3歳から・離乳食は手づくりがいちばん…

思えば、多くのうわさ・神話・迷信は、お母さんだけに育児の負担や責任を押しつけるもの。本書の心強いのは、そのひとつひとつを「これってほんと?」と問い直し、専門家が「はい」「いいえ」と明朗回答、その理由もくわしく説明してくれることです。苦しむお母さんを救いたい、と社会への問題提起を続ける今西洋介先生の思いが伝わります。

最新の科学的知見に基づいて育児をしたいママ&パパはもちろん、育児情報をアップデートしたい祖父母など、赤ちゃんや子どもに関わるすべての人におすすめの1冊です。

今西洋介先生(ふらいと先生)のプロフィール

新生児科医・小児科医、小児医療ジャーナリスト、一般社団法人チャイルドリテラシー協会代表理事。漫画・ドラマ『コウノドリ』の取材協力医師。作中の今橋先生のモデルでもある。NICUで新生児医療を行う傍ら、ヘルスプロモーションの会社を起業し、公衆衛生学の社会人大学院生として母親に関する疫学研究を行う。SNSを駆使し、小児医療・福祉に関する課題を社会課題として社会に提起。一般の方にわかりやすく解説し、小児医療と社会をつなげるミドルマンを目指す。3姉妹の父親。趣味はNBA観戦。

Twitter:@doctor_nw


関連記事



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

ありがとうを贈るとライターさんの励みになります

トップへ戻る

恋愛・結婚の人気ランキング

新着

カテゴリ

公式アカウント

ログイン・無料会員登録