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投資家からパーツを調達してピタゴラ装置を作り上げよう! マネックス証券が主催した夏の親子イベントをレポート

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目次

マネックス証券は8月18日、森ビルが主催する「六本木ヒルズ キッズワークショップ 2022」 に参加し、ピタゴラ装置を作りながら投資の仕組みを体感できる親子向けワークショップを開催しました。当日の様子をレポートします。

テーマは「プログラミング×マネー」

夏休みも後半戦となった8月18日、東京・六本木ヒルズで行われた同イベントには、6組の親子が参加しました(午後の部)。参加対象は、小学校1~4年生と保護者。直近2年間は新型コロナウイルスの影響を受けオンラインでの開催だったそうですが、今年は3年ぶりに会場でのリアル開催となったそうです。

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マネックス証券主催「“ピタゴラ装置を作ろう!~投資家を見つけて、もっと大きくて、楽しい装置を!~」

小さいお子さんを育てているマイナビ子育ての読者のみなさんのなかには、2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されたことをご存じの方も多いと思いますが、実は2022年からは高校の家庭科で金融教育も必修化されていたのをご存知でしょうか。

プログラミング教育も金融教育も学校で学んでいない親世代としては、「子どもに対して、何をどう教えていいかわからない」と頭を悩ませている人も多いでしょう。

このワークショップは、そんなきっかけを探していた親子にぴったりの内容でした。

「滑車」と「斜面」のピタゴラ装置を作ろう!

ワークショップの講師を務めるのは、STEAM教育スクール「ステモン」などを運営するヴィリング代表の中村一彰さん。

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ヴィリング代表 中村一彰さん

今回は、ステモンで実際に使われているブロックを使用して、「滑車」と「斜面」を作ります。

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配布されたパーツ。写真右上が滑車、右下が斜面を作るブロックのセット

子どもたちは中村さんから「滑車」の仕組みについての説明を受けたあと、作り方のレクチャーを受けながら実際に滑車作りにチャレンジ!

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「滑車」の仕組みについてのスライド

土台となるブロックにグレーのフレームを立てたら、黄色い車輪に軸を通してフレームのてっぺんに設置。車輪の溝に糸を通し、ピンポン玉を入れたカゴが上手に引き上げられたら、完成です。

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滑車の作り方を聞きながら、真剣に組み立て中

「滑車」が完成したら、続いてはもうひとつのブロックセットを使って「斜面」を作ります。この「斜面」は、ピンポン玉を転がすための装置。黄色いスティックの傾きを変えて、ピンポン玉がうまく転がるように作り上げます。

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どうしたらピンポン玉をスムーズに転がすことができるかな?

この「斜面」作りでは、子どもたちがやや苦戦したシーンも。黄色い釘抜を使って、赤いプラスチックの釘を抜く場面がありましたが、その釘が穴にガッチリハマっていて、なかなか抜けない!

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赤い釘を抜くのに、親子で奮闘!

そこで、講師の中村さんが各テーブルを見回り、釘の抜き方をレクチャー。子どもたちは中村さんから教えてもらって釘抜のコツでようやくスポンと釘が抜けると、「やっと抜けた!」と笑顔になっていました。

こうして、「滑車」と「斜面」が無事完成。……かと思いきや、このワークショップの醍醐味はここから! 会場後ろに用意されていた豊富な追加パーツを使って、「滑車」と「斜面」をさらに豪華にバージョンアップすることができるんです!

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ずらりと並んだ追加パーツ。これは大人でもテンションが上がります!

子どもたちは自由に追加パーツを選ぶことができるのですが、ポイントは追加パーツのエリアに「投資家役」のスタッフが配置されていること。子どもたちは「どのパーツを使って、どう組み立て、どう仕上げたいのか」を投資家役のスタッフに説明しなければなりません。それはまさに、「投資」の入り口。

子どもたちがちゃんと説明をできるかどうか見守っていると、「こうしたらもっとおもしろくなる」ということを自分の口で説明するその表情はとてもイキイキしていて、ピタゴラ装置を大きくさせることに夢中! このワークショップを見学させてもらう前に心配していた、「難しい金融教育の話」とはかけ離れ、子どもの「やってみたい!」という好奇心から上手に投資の仕組みを体感できている印象でした。

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子どもたちが投資役のスタッフに説明している様子

40分間、自由に追加パーツを加え、完成したピタゴラ装置はどれも大作揃い! そのなかでも、2作品をご紹介します。

こちらの女の子が作ったのは、滑車を利用してピンポン玉を上げ、追加パーツで作った長い斜面にピンポン玉を転がすピタゴラ装置。

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斜面のスタートとゴール地点には、ピンポン玉が転がっていかないよう、追加パーツで「ピンポン玉止め」を設置。スムーズにピンポン玉が転がる様子に、参加した子どもたちからは拍手が沸き起こりました。

そして、もうひとつのピタゴラ装置がこちら。青いフレームを積み上げて高さを出し、黄色い斜面をハの字に広げたオリジナリティ溢れる形です。

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製作者である2年生の男の子に話を聞くと、「(ハの字にしたのは)ピンポン玉を転がしたとき、どちらに転がってもいいように」とのこと。ゴールがひとつじゃないところが、とてもユニーク! この男の子は、時間ギリギリまでパーツを追加して、ここからさらに改良を重ねるくらい熱中していました。

そして、ワークショップはフィナーレへ。最後に、マネックス証券の森山さんが登壇しました。

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マネックス証券の森山さん

「橋を架けようとすると、たくさんのお金がかかります。このお金を用意するためには大きく2つあって、“銀行でお金を借りる”か“投資家に投資してもらう”という方法。もしみんなに大きな夢があったら、“投資で応援してもらう”という方法もあることを知っておいて欲しいです」と子どもたちにメッセージを伝え、ワークショップは幕を閉じました。

まとめ

「プログラミング教育」と「金融教育」を掛け合わせた、マネックス証券の今回の取り組み。「ピタゴラ装置作り」という遊びを通して「投資」に触れてもらうことで、投資の仕組みを楽しみながら体感できるプログラムでした。また、装置を作るときの子どもたちの集中力の高さ、発想の柔軟さに驚かされ、投資家役のスタッフに一生懸命説明する姿もとても印象的でした。

最後に、参加していた保護者の方の声をご紹介します。

「息子が家にある物を使ってピタゴラ装置を自作するくらいピタゴラ好きなので申し込みました。専用のブロックを使って作るのは初めてですが、パーツの数が多くて本当に楽しそうでした。集中して作っている姿を見て、頼もしいと思いました」(小学2年生・男の子のママ)

「息子がプログラミングを習いたいと言っていたので参加してみましたが、マネックス証券が主催と聞いて驚きました。普段は習い事をしているため、こんなに集中して遊ぶ時間があまり取れないのですが、このワークショップで子どもたちのすごく楽しそうな様子を見て、自由に遊ばせることの大事さを改めて感じました」(小学4年生・女の子/小学1年生・男の子のママ)

来年の開催も期待したいですね!

マネックス証券https://www.monex.co.jp/

(取材・文:マイナビ子育て編集部)

<関連リンク>→子育て世代が知りたい「iDeCo」と「つみたてNISA」のキホン。そもそも投資って何?我が子に金融教育を学んでほしい場、「買い物」「家庭」を抑えた断トツの1位とは? 子どもの金融教育に関する調査8割近くの親が反対! 18歳から親同意なしでローンやクレカ契約が可能に。子どもに身につけさせたいお金の知識は?


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マイナビウーマン子育て

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