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古墳の壁画にも使われていた伝統色【黄土色】ってどんな色?

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目次

黄土色(おうどいろ)とは、茶色がかった黄色、または黄みを帯びた茶色のこと。日本の伝統色である【黄土色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。

【黄土色】とは?

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黄土色とは、茶色がかった黄色、または黄みを帯びた茶色のことです。

色の名前 黄土色 読み方 おうどいろoudo-iro 英語 Ocher WEBカラーコード #d48d0e CMYK C=17/M=51/Y=97/K=2 RGB R=212/G=141/B=14

※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。

【黄土色】の意味と由来は?

【黄土色】とは、茶色がかった黄色、または黄みを帯びた茶色のことです。黄土(おうど)という顔料を使った色であることから、【黄土色】という名前で呼ばれています。

黄土は黄みを帯びた土から取られたもので、人類にとって最も古い顔料のひとつといわれています。黄みが強い土は日本ではあまりなじみがありませんが、北半球の地表の多くは黄土で覆われていることから、古代から世界各地で顔料として使われてきました。日本でも京都の伏見(ふしみ)という場所で「稲荷山黄土(いなりやまおうど)」という黄土が採取され、現在も絵の具として用いられています。

【黄土色】に合う色は?

黄土色おうどいろ 山吹色やまぶきいろ

【黄土色】に合う色としては、黄系や茶系の色が挙げられます。例えば、【山吹色】【からし色】【菜の花色】【焦茶色】などです。また、【黄土色】は、石川県の金沢市周辺で作られる着物「加賀友禅」の伝統的な色「加賀五彩」のひとつ。加賀五彩には【黄土色】のほか、青系の、赤系の、緑系の【草色】、紫色の【古代紫色】があり、それらの色との相性は抜群です。単色で組み合わせても落ち着きある組み合わせですが、五色すべて使ってもうるささを感じさせることがなく、調和のとれたいろどりです。

A traditional Japanese color “黄土 oudo” is…

A traditional Japanese color “黄土 Ou-do” is a ochre, brownish yellow or yellowish brown color. It is called “黄土” because it is a color made from a pigment called “黄土”.

A pigment “黄土” is taken from yellowish soil, one of the oldest pigments known to mankind. Although yellowish soil is not very familiar in Japan, it has been used as a pigment all over the world since ancient times, as much of the earth’s surface in the northern hemisphere is covered with yellowish soil. In Japan, a yellowish soil called “Inariyama ou-do” was collected in Fushimi, Kyoto, and is still used as a paint today.

まとめ

日本で古くから愛されてきた【黄土色】は、古墳の壁画にも使われていた色でもありました。黄土から作られる【黄土色】は現在でも顔料として使われています。古代の人びとが見ていたものと同じ色を、現在でも見ることができるというのは不思議な感じがしますね。

(マイナビ子育て編集部)

参考文献・『色名がわかる辞典』(講談社)・『366日 日本の美しい色』(三才ブックス)・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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