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育休をうまく取得する夫の3つの特徴!1つは効率的に仕事ができる、あとの2つは?

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目次

2022年は改正育児・介護休業法が施行され、新たに「産後パパ育休」という制度もスタートするなど、男性の育休への関心が高まっています。実際に夫の育休取得を望む家庭も増えていることでしょう。しかし、周りに経験者がいないこともまだ多いのでは。どんな人が休暇を上手に取得し、有意義に使ったのか、皆が気になる点をご紹介します。

子育てのために休暇を取得した男性にはどんな特徴がある?

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内閣府が発表した「男性の子育て目的の休暇取得に関する調査研究(令和元年9月)」で、子育てのための休暇を実際に取得した父親の家庭や個人の特徴を見ることができます。これから出産を控えたご夫婦などは、ぜひ参考にしてください。

特徴① 仕事の「効率化」への高い意識

子育てのための休暇取得のためには、やはり職場での理解や努力は必須事項です。

休暇をしっかり取得している人は、取得していない人と比べて、仕事の取組みの工夫をより広範囲に行っていることがわかりました。

特に「優先順位や段取りを決めた上で仕事に取り掛かっている」(79.2%)や「業務の繁閑の予測をし、見通しを立てて仕事をしている」(68.7%)など、業務の効率化を図る努力をしている人が多いようです。

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末子の出生当時の仕事への取組/休暇取得状況・意向別 ―内閣府「男性の子育て目的の休暇取得に関する調査研究」より

効率的な業務を心がけることでワーク・ライフ・バランスの実現を図り、結果として育児のために休暇取得に結びついているのでしょう。また、それが育児休暇のために重要だと考えて行動したともいえますね。

特徴② 夫婦でしっかりコミュニケーションを取っている

子育てのための休暇を取得した男性は、仕事面以外でも特徴が見られます。それはコミュニケーション面です。

今回の調査で、産前・産後の両方で休暇の取得をしたという人の多くが、夫婦間でよくコミュニケーションを取っていることがわかりました。

たとえば、「末子出生前の配偶者のスケジュール」や「出生後の夫婦や家族の生活や仕事の仕方など」を何度も話し合っている人がとても多くなっています。

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末子の出生前、配偶者と話し合ったこと/休暇取得状況・意向別―内閣府「男性の子育て目的の休暇取得に関する調査研究」より

コミュニケーションが多いほど休暇の理由も深まる傾向

育児休暇を取得した理由として多かったのは、「大事な瞬間に立ち会いたかったから」、「自分も配偶者と同様に携わることが当たり前だと思っていたから」、「出産後は夫のサポートが必要であることを知っていたから」などでした。

興味深いのは、夫婦でコミュニケーションをしっかりとっていた人で、これらを理由ととする割合が特に高くなっていることです。子育てについてしっかりと話し合うことで、子育てをより「自分事化」することができ、休暇取得に積極的になっていったことが想像できます。

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末子の出生後2か月以内に、育児休暇を取得した理由(複数回答)/出産に向けたスケジュールについての話し合い有無別―内閣府「男性の子育て目的の休暇取得に関する調査研究」より

コミュニケーションの多さが休暇を考えるきっかけにも

なお、子育てのための休暇取得を考えるきっかけになった情報として最も多かったのが、「日ごろの配偶者との会話」で43.5%。「配偶者からのリクエスト」(32.8%)、「身近な人からの体験談」(18.2%)と続いています。ここでも配偶者との話し合いが重要なポイントとなっています。

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育児休暇を考えるきっかけになった情報(複数回答) ―内閣府「男性の子育て目的の休暇取得に関する調査研究」より

特徴③ 子育てや家事への参加意識が高い

産前・産後ともに育児休暇を取得した男性は、家事や育児を担う意識もより高いことがわかりました。特に「子供の成長のためには、父親の育児参加が必要である」と考える人の割合が、他と比べて多くなっています。もともと持っている意識の高さが、積極的に休暇を取得しようという意向と関連していると考えられます。

一方、休暇取得の意向が無かった人では、育児参加への意識が低いケースが増える傾向にあることがわかりました。

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出生前のあなたの意識に近いもの/休暇取得状況・意向別 ―内閣府「男性の子育て目的の休暇取得に関する調査研究」より

まとめ

今回の調査の結果、産前・産後ともに休暇を取得した男性は、配偶者や家族はもちろん、職場の人や友人といった、自分の周りにいる人たちと積極的に関わり、コミュニケーションを図っているという特徴を持っているようです。男性の育休が推進される世の中ではありますが、まだ、なかなか取りにくいという現実があるかもしれません。育児休暇を上手に取得し、その休暇を有意義になものにするために、ぜひ、今回のデータを参考にしてください。

調査概要

■男性の子育て目的の休暇取得に関する調査研究/内閣府<本調査(2次調査)>調査手法:インターネット調査調査地域:全国調査対象:20歳~59歳までの既婚男性、2018年1月~12月に配偶者が出産した子供と同居、該当する子供の誕生時点で被雇用者調査時期:令和元年6月7日から6月11日まで有効回答数:1,000~2,000サンプル

(マイナビ子育て編集部)

※画像はイメージです

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『モラハラ夫に人生を狂わされた話』Vol.1~Vol.48までイッキ読み

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