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「サンドベージュ」とは微妙に違う日本独特の【砂色】って?

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目次

【砂色(すないろ)】とは、明るい灰色がかった黄色のことです。日本の伝統色である【砂色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。

【砂色】とは?

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砂色とは、明るく灰色がかった黄色です。

色の名前 砂色 読み方 すないろsuna-iro 英語 sand color WEBカラーコード #eadec9 CMYK C=0/M=8/Y=17/K=12 RGB R=234/G=222/B=201

※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。

【砂色】の意味と由来は?

【砂色】は、文字が示す通り、砂をイメージする明るく灰色がかった黄色の色名です。比較的新しい色名で、江戸時代以前にはなかったもの。それまでは【土色(つちいろ)】という色名が用いられていました。近代になってから洋色名「サンド(sand)」を「砂色」と訳し、使われるようになりました。なお、英語の「サンド」は1627年に色名になったそうです。

砂は地球上のさまざまな場所に見られる鉱物(こうぶつ)で、礫(れき)と泥(どろ)の中間の大きさのものを言います。構成されている物質や粒の大きさ、環境などによって色が異なるのが特徴です。日本の砂色は、日本の海岸で見られる平均的な砂浜の色を元に作られていて、英語名の「サンド」や「サンドベージュ」とは微妙に色味が違います。また、フランス語には、サハラ砂漠(さばく)の色を表す「サハラ(sahara)」という色名があるそうです。

【砂色】に合う色は?

砂色 すないろ 乙女色 おとめいろ

【砂色】に合う色のひとつに【乙女色(おとめいろ)】があります。【乙女色】は、乙女椿(おとめつばき)の花を思わせるほんのり黄色味のある淡い赤色のことを言います。薄い灰色がかった【砂色】と合わせることで、ほんわかと温かく柔らかい色合いを演出できます。

一方、松の葉のような濃く暗い緑色の【千歳緑(ちとせみどり)】や藍染の中で最も濃く深い青色のひとつ【深縹(こきはなだ)】など、渋めの濃い色と組み合わせると、落ち着いた雰囲気になります。

砂色は、どちらかといえば薄目の色ですが、組み合わせる色によって変化を楽しめる色としても人気があります。

A traditional Japanese color “砂 suna” is…

A traditional Japanese color “砂 Suna -means sand-” is a bright, grayish yellow color name that evokes the image of sand. It is a relatively new color name in Japan, and did not exist before the Edo period. Until then, the color name “土tsuchi -means soil” was used. In modern times, the Western color name “sand” was translated as a color “砂 Suna” and came to be used. The English word “sand” became a color name in 1627.

Sand is a mineral found in various places on the earth, and is a medium-sized substance between gravel and mud. Its color varies depending on the material it is made of, the size of the grains, and the environment. The Japanese color “砂 Suna” is based on the average sand color found on Japanese beaches, and is slightly different from the English names “sand” and “sand beige”. There is also a color name in French, “Sahara,” which represents the color of the Sahara desert.

まとめ

【砂色】という色名からはザラザラとした粗いイメージもありますが、色そのものはやわらかく親しみやすい色です。ファッション業界でも人気色のひとつで、帽子やカバン、洋服などに多く取り入れられています。もしかしたらおうちのクローゼットの中にもひとつやふたつ、砂色のものがあるかもしれません。探してみるのもいいですね。

(マイナビ子育て編集部)

参考文献 ・『色名がわかる辞典』(講談社) ・『366日 日本の美しい色』(三才ブックス) ・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)



この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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