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物置なのになぜこの色?【納戸色】って知ってた?

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目次

【納戸色(なんどいろ)】とは、緑のまざった藍色のことです。日本の伝統色である【納戸色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。

【納戸色】とは?

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納戸色とは、緑のまざった藍色のことです。

色の名前 納戸色 読み方 なんどいろNandoiro 英語 grayish blue WEBカラーコード #006374 CMYK C=91/M=58/Y=50/K=0 RGB R=0/G=99/B=116

※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。

【納戸色】の意味と由来は?

【納戸色】とは、緑のまざったのことです。【納戸色】の「納戸」は、物置という意味。納戸の中の薄暗さの色、入口に引かれた幕の色、納戸を管理する役人の衣服の色、納戸に長くしまっていた藍色の布の褪(あ)せた色、など、色名の由来にはさまざまな説があります。江戸時代に誕生した伝統色で、もともとは男性が着物の裏地として親しまれましたが、次第に女性の間でも使われるようになり、明治・大正まで流行した色でした。

【納戸色】に合う色は?

納戸色なんどいろ 淡黄蘗うすきはだ

【納戸色】に合う色のひとつに、【淡黄蘗(うすきはだ)】があります。【淡黄蘗】は明るく淡い黄色のことです。

今も着物の色として親しまれている【納戸色】ですが、【納戸色】の着物では、柄や帯に【淡黄蘗(うすきはだ)】などの淡い黄色を合わせたデザインが多く見られます。

A traditional Japanese color “納戸色 Nandoiro” is…

A traditional Japanese color “納戸 Nando” is the color of indigo with a hint of green.

The word “nado” means storage room. There are various theories about the origin of the color name, such as the color of the dimness of the inside of a closet, the color of the curtain drawn at the entrance, the color of the clothes of the official who manages the closet, or the faded color of indigo cloth that has been stored in the closet for a long time.

This traditional color was born in the Edo period (1603-1868), and was originally used by men as a lining material for kimonos, but gradually came to be used by women as well, and was popular until the Meiji and Taisho periods.

まとめ

緑がかった藍色のことを言う、【納戸色】。物置である納戸が由来となっているだけあり、やや暗い印象を与える色ですが、今でもファッションに取り入れられる事が多いですね。

(マイナビ子育て編集部)

参考文献・『色名がわかる辞典』(講談社)・『366日 日本の美しい色』(三才ブックス)・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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