「死んでも離れない」「不滅」生命力が強すぎるアイビーの花言葉

アイビーは、観葉植物やガーデン用だけではなく、結婚式の飾りやブーケなどにも用いられる人気の植物です。しかしアイビーの持つ特徴から少し怖いイメージの花言葉もつけられています。ここでは、アイビーの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく説明します。

アイビーの花言葉

「永遠の愛」「結婚」「友情」「誠実」「不滅」「死んでも離れない」。アイビーは生命力が強く、枯れることがないことから「永遠の愛」のシンボルとして、ヨーロッパでは古くから愛されていました。他の樹木や岩などにしっかりとつかまって伸びていくことから「永遠の愛」「友情」「不滅」などという人と人との繋がりを意味する花言葉がつけられたといわれています。

英語の花言葉friendship（友情）fidelity（忠実）marriage（結婚）wedded love（夫婦愛）

アイビーの色別、種類別の花言葉

アイビーの色別、種類別の花言葉はありません。

アイビーの花言葉に怖いものはある？

アイビーには「死んでも離れない」という花言葉がつけられています。「死」という言葉が入っていることから怖い印象を持ってしまう方も多いのではないでしょうか。この花言葉は、「永遠の愛」「友情」「不滅」などの由来にもなった、壁や他の樹木に絡みついて生長する様子からつけられた花言葉です。一度絡みついたらなかなか離れない様子から「死んでも離れない」という執着心を思わせるような花言葉が生まれたのかもしれませんね。しかし、ウェディングなどのお祝いの席などに用いられる植物なので、しっかりとメッセージを添えればいろいろなシーンでのプレゼントとして喜ばれるのではないでしょうか。

アイビーの特徴

アイビーとは、ウコギ科へデラ属に属するツル性植物です。壁や樹木、地面などをはうようにツルを伸ばし生長します。寒さにも暑さにも強く一年中楽しむことができるので、観賞用として室内で育てたり、ガーデニングの寄せ植えとしてとても人気がある植物です。ツルは下向きに伸びるので、高いところに飾ったり壁掛けにしてもおしゃれなインテリアになりますね。

アイビーは1000種ほどあるといわれており、品種によって葉の形や色、模様やツルの伸び方なども違ってくるので環境や好みに合わせていろいろな種類を育てて楽しむことができます。中にはピンポン玉ほどの大きさの花を咲かせる品種もありますが、開花期も短く年月がたった株でないと花をつけないという特徴があります。購入する際は、お店に行って、花を咲かせる品種を探してみるのもいいですね。運がよければアイビーの花を見ることができるかもしれません。

アイビーの基礎知識

・分類…ウコギ科へデラ（キヅタ）属・原産地…アジア、北アフリカ、ヨーロッパ・別名…へデラ、イングリッシュ・アイビー、セイヨウキヅタ（西洋木蔦）・開花期…9月～12月・出回り期…通年

アイビーの名前の由来

アイビーは英語で「ツタ」という意味の「Ivy」からつけられました。アイビーの別名である「へデラ」は、壁や樹木にしがみついて生長する様子からラテン語で「しがみつく」という意味の「hearere」が語源となったといわれています。

アイビーの誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシャ・ローマの神話に由来するとされていま す。アイビーが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

アイビーの風水効果

観葉植物は風水に良いといわれています。アイビーは生命力が強いことから、邪気を吸収して良い気を招き入れるといわれ、観葉植物の中でも特に人気がある植物です。

風水では、下に垂れ下がる植物は恋愛運がアップするとされているので、恋愛運を上げたいときは部屋の壁にアイビーを飾ると良いでしょう。

アイビーは恋愛運の他にも金運がアップする植物といわれているので、金運が上がりやすいとされる玄関やトイレに置くのがおすすめです。玄関は良い気と悪い気の両方が入ってくる場所なので、玄関にアイビーを置くことにより家の中に入ろうとする邪気を阻止することができるといわれています。トイレは悪い気が溜まりやすい場所とされているので、トイレにアイビーを飾ることのよって悪い気が溜まるのを防ぐことができるそうです。アイビーを飾るときは、東や西に向けると良いとされています。植物が枯れたり弱っていると、風水の効果も弱まってしまうので、運気を上げたい場所と方角を意識して元気な状態のものを飾るようにしましょう。

まとめ

結婚式などのお祝いの席や、大切な友人に贈るのにぴったりな花言葉もつけられていますが、少し怖い花言葉もありましたね。プレゼントする際は、メッセージを添えると気持ちが伝わりやすいでしょう。アイビーには風水効果もあるので、自宅に飾って良い気をどんどん取り込んで、素敵な日々をお過ごしください。