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中学受験塾、辞めたほうがいい? 勉強に身が入らない子どもとの向き合い方

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目次

楽しそうに塾へ通っているけど勉強はしない…。塾は好きそうだけど身になっているとは思えない。こういった状況は「塾を辞めたい」と言われるのとはまた違う悩みになりますよね。そこでお話を伺うのは、受験生の親でもあり、塾講師としても活躍する天海ハルカさん!「塾を辞めさせた方がよさそうに見える子どもの向き合い方」について伺います。

子どもは意外と塾が好き

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フィクションの中では塾へ通いたくない子どもをよく見ますが、実際に進学塾塾講師の立場に立つと、塾通いを渋る子はあまり見ません。

「宿題をしない」「問題を解かず板書もノートに写さない」と、明らかに勉強する気のない子も塾でときどき見かけましたが、総じて塾は楽しいと言っていました。

むしろ「塾は好きだけど成績が悪くて親に辞めさせられる!」という子のほうが多かったくらいです。

進学塾は学校よりクラスの生徒数が少ないため、先生とたくさん話せるのがうれしい子もいます。

さまざまな学校の子が集まるため、お互いの学校の話をするのも楽しいようですね。

子どもだけで電車に乗って移動したり、塾の帰りに親と食事をしたりという経験も、塾通いの楽しみの一つかもしれません。

通塾の本来の目的である勉強はしたくなくても塾自体は楽しいという状況は、よく起こるのです。

こういった場合、親が何も言わなければ、子どもも何も言わずに楽しく通塾を続けるでしょう。

勉強しないなら塾は辞めさせるべき?と悩んだら

子どもとしては楽しく通塾していても、勉強はしない、成績も伸びないとなると、保護者としては塾を続けさせるべきかどうか、悩むこともあるでしょう。

解決に向けてとるべきアクションの例を4つご紹介します。

1.塾に相談する

子どもが勉強しないから辞めたほうがいいのでは、と悩んだときは、まず塾の先生に相談してください

子どもは、家庭と塾で違う顔を見せます。

塾では真面目で一生懸命な子が、家ではまったく勉強しないということはめずらしくありません。

反対に、家庭学習は頑張っているのに塾ではおしゃべりばかりという子もいます。 とくに高学年になると、この差は大きくなりがちです。

子どもからしたら「親より自分のほうが勉強している」「受験をわかっている」という気持ちもあるかもしれません。

もし、子どもが塾では良い顔を見せているのであれば、先生からの声かけが効くでしょう。

たとえば、先生に宿題を見せると決めるだけのことでも、子どもとっては、前向きに勉強に取り組むモチベーションになるケースも。

そして、塾講師の立場からしても実は、「家で宿題をやらない」というのは、ぜひ聞かせてほしい話なんです

塾講師には家での様子は分かりませんからね。

この子は塾で一生懸命やっているから家庭でも頑張っているんだろうと、講師が誤解している可能性も大いにあります。

私は、「塾と親は二人三脚で子どもを見ていく」のが理想であると考えています。

一緒に子どもを見ていくための情報共有と思って、家庭での様子や勉強の悩みなどを相談してみてください。

「家ではどう声がけをしたら良いか」「何から始めれば良いか」など具体的な話ができ、塾と家庭とで力を合わせて子どもを見ていく態勢がとれれば、親の立場から見ても、通塾に価値を感じられるのではと思います。

2.「辞めさせる」という選択肢を検討する

塾を辞めさせるという選択肢は、塾講師の立場で考えれば残念ですが、親としてはアリだと思います。

進学塾は中学受験のための場所。楽しく過ごすだけなら塾でなく別の好きなこと、習い事や趣味などに時間とお金を使った方が有意義です。

子どもは「楽しいから辞めたくない」と言う可能性があります。

その場合は学年が上がるにつれて進学塾は受験色が強くなること、楽しく勉強する場でなくなってくるかもしれないという話をすると良いでしょう。

中学受験をすることが絶対の目標でなければ、進学塾から学習塾へ転塾するという選択肢もあります。

学習塾なら通塾の楽しさを味わいつつ、自分のペースで勉強できます。

自分のペースで勉強することにより、勉強へのモチベーションが回復する可能性もありますね。

学年が低ければ、学習塾で勉強へのモチベーションを回復させた後、高学年になってから再び進学塾へ転塾し、中学受験に挑むというコースもあり得ます。

また、無理に今通っている塾を辞めさせなくても、辞める提案を子どもに持ちかけてみるのはひとつの手です。

「辞めさせるよ!」と叱るのではなく、「辞めて別のところで頑張ってみる方法もあるよ」と前向きな提案にすれば、勉強へのモチベーションを傷つけずに話ができるのではないでしょうか。

もしかしたら「この塾に通い続けたいから頑張る」というモチベーションの上げ方をすることもあるかもしれませんよ。

3.最低限のことだけさせて様子見をする

勉強へのモチベーションが低いときは、すぐに何かをするのではなく「待つ」というのも一つの手です。

学年ごとの考え方は後ほどくわしく説明しますが、それこそ4年生くらいまでであれば、通塾して最低限の宿題ができているようならOKとする考え方です。

最低限とは、「内容的に十分ではなくとも指示された分は一応やってある」というレベルですね。

これは塾の雰囲気や友達の変化から子どもが変わるのを期待するという消極的な対応なので、親としてはじれったく感じてしまうかもしれません。

しかし子どもは成長の途中。時間が経つと心が成長して意識が変わっていくことも十分ありえます。

そもそも入塾の段階で中学受験を意識して勉強できる子は、そう多くありません。

進学塾という場所で、中学受験への意識が育っていくという面もあるのです。

4年生までは最低限のことができていれば良しとして、心が成長していくのを見守っても良いでしょう。

5年生になると勉強はさらに難しくなり、授業時間や宿題が増えてきます。

求められる最低限のラインも自然と上がってくるので、それに合わせて子どものモチベーションも上がってくるかもしれません。

5年生になっても変わらず勉強を進められないまま6年生を迎えそうなら、本格的に進学塾を辞める選択肢を考えても良いのではないでしょうか。

6年生では使えない期間限定の方法ですが、子どもだからこそ「成長を待つ」という選択肢を持つことも大切だと思います。

4.塾通いの目的を確認する

進学塾は中学受験をゴールにしている場所。

しかし、進学塾に通う以上志望校合格が命題であると、わかっていない子どもは多いものです。

進学塾であっても、4年生まではさほど受験を意識した授業にはならないため、中学受験自体がぴんとこないという子も少なくありません。

6年生になれば授業でも志望校や受験の話題が増えるため違和感を覚えるでしょうが、そこまでしてから辞めるくらいなら、もう少し早いうちに何とかしたいものですよね。

やらない宿題はたまる一方、小テストの点数は低い……となれば見ている親も苦しくなってしまいます。

5年生の間に「進学塾の延長には中学受験がある」と改めて話し、そのうえで頑張れるか意思確認をしてみてください。

単に子どものやる気に任せるのではなく、中学受験へ意識を向ける働きかけも効果的です。

中学受験へのポジティブなイメージを持たせるために、中学校のホームページを見たり文化祭やオープンキャンパスのようなイベントに参加したりするのも良いですね。

もっと近くて具体性のある目標として、塾のテストの目標点数を設定して軽いご褒美を考えるのもありです。

目的を意識するだけで、モチベーションは大きく変わってきますよ。

子どもは成長の途中

子どもは塾に通っている間にもどんどん成長していきます。

もちろんそのまま「やはり勉強には向かない」となる子もいて、その場合は塾を辞めることで新たな才能や適性が見つかることもあるでしょう。

しかし、試行錯誤しながら何とか時間を過ごすうちに少しずつ良くなることもあります。

我が子も4年生の半ばごろから勉強へのモチベーションが下がり、塾を辞めさせることも考えたのですが、5年生になって少し回復し中学受験へも前向きになってきました。

勉強だけでなくモチベーションの管理もしなければならないのは、まだ幼い小学生ならではの苦労ですよね。

子どもに中学受験や塾での勉強に対してポジティブな気持ちがあるようなら、ぜひあの手この手で子どものモチベーションを引き出してあげてみてください。

子どもはすぐに忘れて気持ちが緩むものですが、そうこうしているうちに子どもは確実に成長していきます。

だましだましでも続けると、いつの間にかうまく勉強が進められるようになることもありますよ。

中学受験ナビの連載『塾のトリセツ』の記事を、マイナビ子育て編集部が再編集のうえで掲載しています。元の記事はコチラ


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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