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【助産師解説】赤ちゃんのへその緒、いつとれる?保管は?へそケア・消毒方法

目次

ママと赤ちゃんをつないでいる「へその緒」。保管しておきたいママも多いでしょうが、産後いつ頃に取れるのか、ご存知ですか?今回は、へその緒の特徴や取れる時期ほか、気をつけるべきケア方法や保管方法についてご紹介します。

この記事の解説助産師 佐藤 裕子先生 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院の総合周産期母子医療センターで10年勤務。現在は助産院マタニティハウスSATOにて、妊娠から出産、産後のトータルケアを担っています。「日々ママや赤ちゃんに寄り添い、笑顔になってくれるのが何よりのやりがいです 」

へその緒ってなに?

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ママのおなかの中で、胎盤と赤ちゃんのおへそをつないでいる長いひも状のものを「臍帯(さいたい)」といいます。妊娠末期には全長25~70cm、直径1~2cmほどになる臍帯には、臍動脈が2本、臍静脈が1本通っており、赤ちゃんへの酸素と栄養の運搬、赤ちゃんからの二酸化炭素や老廃物の排出などを担っています。

出産後、赤ちゃんのおへそにくっついているへその緒は、この臍帯の一部です。

赤ちゃんのへその緒っていつとれる?

ママと赤ちゃんをつないでいたへその緒は、 分娩後すぐにカットされます。しかしながらその一部は、赤ちゃんのおへそ側にくっついたまま残り、完全に取れるまでに時間がかかるのです。

へその緒がとれるまでの経過

生後すぐは、切除した臍帯部からの出血(臍出血)の恐れがあるため、専用のクリップでとめられています。生後おおよそ24〜48時間後、乾燥して出血の心配がなくなればクリップが外されます。

へその緒は、乾燥後もしばらくは赤ちゃんのおへそに付いたままで、日に日に少しずつ根元が取れかかってきます。

へその緒が取れるおおよその時期

へその緒が取れる時期には、赤ちゃんごとに違いがありますが、多くの場合1週間前後、遅くとも1ヶ月健診までには取れることが多いです。

早い場合は、産院の入院中に取れることもあり、ママの中には「さっき赤ちゃんから取れましたよ」と看護師さんから手渡されることも。

なかなか取れない場合でも、無理に引っ張ったりしてはいけませんよ。

赤ちゃんのおへそケアとトラブル対策

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胎盤と赤ちゃんをつないでいた臍帯は、赤ちゃんのおへそに残ります。 ただ放っておけば良いだけでなく、おへそのケアが必要です。施設によって内容は異なりますが、きちんと消毒するように指導されるケースが多いようです。

おへそをケアする期間は?

基本的には赤ちゃんを産んだ産院からの指示に従いますが、特に指示がない場合は、少なくともへその緒が取れるまではケアを続けましょう。

へその緒が取れた直後は、おへそが多少じゅくじゅくすることがあり、その場合も1日1回消毒して乾燥させるといいでしょう。もうやめていいのか迷う場合は、1ヶ月健診の時に相談しましょう。

おへその具体的なケア方法

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おへそのケアのタイミングとしては、沐浴後がいいでしょう。

沐浴後のおへそのケアには、消毒用アルコールと綿棒を使用します。産院でケア方法を習い、そのままセットを渡されることも多いですが、もしケアを続ける中で、綿棒や消毒用アルコールがなくなったら、市販のものでも大丈夫です。

表面だけでなく、おへその根元の部分を綿棒でくるりと一周するようにします。力を入れすぎないように行いましょう。

おへそケアの注意点

ケアの最中に赤ちゃんが泣くと 「痛いのかな?」とおっなびっくり、思わず躊躇してしまうママもいることでしょう。 正しい方法でケアをしていれば、赤ちゃんに痛みはありません。へその緒が取れる前や取れた直後はとくに、おへそからの感染を予防するためにも手順にそって消毒を行うことをお勧めします。

なお、基本的に消毒は最低1日1回、沐浴後、消毒用アルコールを用いて行います。まれに消毒して皮膚が赤くなるなどすることがありますので、その場合は産院に相談しましょう。

出血やじゅくじゅくが続くときは

おへそのケアを続けている中で、異常に気づくこともあります。以下のような場合は、1ヶ月健診などを待たず、産院や小児科に相談し、受診を検討しましょう。

・いつまでもおへそがじくじくと湿っている ・膿が出ている ・出血がある ・おへその周囲が赤く盛り上がっている そのほか、発熱している、元気がない、母乳やミルクを欲しがらないなどがあれば、小児科を受診をするようにしましょう。

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へその緒の保管方法は?

へその緒は、ある意味でママと赤ちゃんの絆の証。大事に保管しておきたいものです。

へその緒がとれた直後の対応

へその緒の保管前に重要なのが「充分な乾燥」です。取れたへその緒を清潔なガーゼのなどにのせて、湿気の少ない場所で数日ほど乾燥させてください。触ってみて柔らかい感じではなく、カラカラに干からびていればOKです。

へその緒の適切な保管方法

へその緒の保管には、袋ではなく箱(ケース)にしまうのが最適です。

病院によっては出産後にプレゼントしてくれる場合もあります。 もしもらえなかった場合でも、保管ケースは市販されていますので、お好みのデザインなどでチョイスするといいでしょう。

なお、へその緒の保管には「湿気対策」が重要。箱の中に乾燥剤を入れておくとベターです。なお、昔からへその緒入れに使われる桐の箱は、気密性が高く、湿気も適切に調整されるため、へその緒の保管にも適しています。軽くて虫がつきにくい点もメリットですね。

まとめ

へその緒は、取れる前後に適切な消毒ケアがお勧めです。沐浴後などのタイミングでしっかり消毒してあげましょう。産後、産院で説明があるかと思いますが、念のためこちらから聞いてみてもいいでしょう。 へその緒は1週間前後で取れますが、正確な時期は赤ちゃんごとに異なります。じゅくじゅくや出血が続く場合は、速やかに小児科へ相談してください。なお、へその緒を保管する場合は、よく乾かしてから、適切な方法で行いましょう。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:佐藤裕子先生)

※画像はイメージです


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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