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髪が細くてコシがない髪は、湿気が多くなるこれからの季節はボリュームが一気にダウン。さらに、せっかくきれいに巻いた髪も、あっという間に元通りに。
もともとボリュームの出にくい髪質な上に、水分をすぐに吸収してしまう特性があるため、湿気の多い季節はフワ髪キープがとにかく難しい!
さらにこの髪悩みに多いのが、分け目が目立ってしまうこと。地肌が見えやすい状態になってしまうため、毛髪ダメージよりも頭皮ダメージの方が深刻になってしまう人が多いのも特徴です。
では、どのような対処をするのが良いでしょうか。
まず最初に、ペタ髪さんの場合はツヤ出しに特化したシャンコンやスタイリング剤は、この季節に関しては絶対NG! 洗い流さないトリートメントとしてオイルが推奨されてる昨今ですが、ペタ髪には不向き。
というのも油分多めのスタイリング剤は、湿気の多い空気中では髪に負荷がかかり過ぎてしまい、その重みで髪が立ち上がらなくなってしまいます。
これを前提に、スタイリング剤はワックスやオイル、ジェルなどの油分、水分が多いものを使うのは避けるべし。そこでオススメなのがスプレーです。
つけ方は根元から少し離れた場所に、内側から軽くスプレーを吹きかけます。最も効果的なのがスプレーワックス。ただし、プロ仕様のものが多いため、入手しにくい&やや高額で購入をためらってしまう人はハードスプレーでもOKです。
ペタ髪が最も気になる頭頂部。スプレーなどで一時的にキープできても、やっぱりヘタってしまうのが現実です。
ペタ髪が気になり始めたら、髪を手グシでかきあげ、分け目を変えてみましょう。ペタ毛になりやすい人は、分け目を変えてもさほどシルエットが崩れずアホ毛も出にくいため、この方法はかなり効果的。できればこの時、根元付近にサっと軽くスプレーするのがベストです。
また、裏技としてコームにスプレーをしてからアホ毛をなでるのがオススメ。スプレーしすぎる心配もなく、サっとなでつけるだけでアホ毛がすぐにカバーできます。
これらをふまえて、オススメヘア&アレンジをご紹介!
【オススメヘアはこんな感じ!】
逆分けトップのAラインロング
ペタ髪はできればあまり長くない方がベターですが、ボブにすると顔が大きく見えてしまったり、ショートは薄毛が目立ってしまうことも。
扱いやすさも考えると、ミディやロングがベストです。ただし、レイヤーは顔まわりに現定して、量をなるべく取らない! 少しでも厚みをキープさせることで、ペタ髪を防止しましょう。
また、トップは分け目をいつもと逆にすること。トップにフワっと感が出せれば、意外と全体のペタ感は気になりません。
【オススメアレンジはこんな感じ!】
半分耳を隠したボリューミィ1本結び
湿気の少ない時期でしたら、おくれ毛を利用したアレンジもアリですが、ジメジメ空気とおくれ毛は相性が良くありません。
1本結びも耳の上部に髪をかぶせ、ゴム上にボリュームを出せばペタ髪がカバーできます。
ここでポイントなのが、サイドの髪を残してから1本結びにして、その後量サイドの髪を耳にかぶせてから1本結びしたゴムの上に再びゴム結びすること。二度手間にはなりますが、1本で結ぶとサイドがたるんで崩れやすくなります。また、隙間にハードスプレーをかけておくと長持ちします。
仕上げにゴム上の毛束を引き出してフワっとさせれば完成。時間の経過でボリュームダウンしても、指でササっと直せるのも利点です。
【監修】
この記事のライター
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