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少女漫画の概念を変えたストーリーテラー・萩尾望都さんに迫るファン待望の一冊

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目次


“少女漫画の神様”とも呼ばれる萩尾望都(はぎおもと)さんを特集した『別冊NHK 100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都』1,210円(税込)が、5月25日(火)にNHK出版から発売される。

同書では、萩尾望都さんを語るうえで欠かせない5作品を、彼女の熱烈なファンである評論家や作家たちが深く掘り下げていく。

少女漫画の概念をがらりと変えた

萩尾望都さんは、1969年から半世紀以上、SF・ファンタジー・ミステリー・ラブコメなど多岐なジャンルにわたる作品を世に送り出し、多くの読者を魅了し続けている。

萩尾さんの作品が少女漫画史に燦然と輝くのは、その高い文学性によるものと言えるだろう。少女漫画といえば恋愛ものとイメージされがちだが、萩尾さんはそこに実存、不条理、魂の救済、差別、家族の相克など普遍的な哲学的命題を提示し続け、少女漫画の概念をがらりと変えてみせた。

“萩尾愛”に満ちた4人の論者


同書は、今年1月に放送されたNHK番組「100分de萩尾望都」をもとに追加構成してムック化したものだ。萩尾さんが生み出す深遠な世界観を、“萩尾愛”に満ちた4人の論者が語りつくす。

論者の解説

第1章では、『トーマの心臓』(1974)をSF&ファンタジー評論家の小谷真理さんが、第2章では『半神』(1984)・『イグアナの娘』(1992)を漫画家・エッセイストのヤマザキマリさんが読み解く。

また、第3章では『バルバラ異界』(2002~2005)をフランス文学研究者・翻訳家で学習院大学教授の中条省平さんが、第4章では『ポーの一族』(1972~)を作家の夢枕獏さんが読み解いていく。

スペシャルインタビューも収載

巻頭にはカラー口絵8ページを収録。

また、巻末には13ページにわたる萩尾望都さんのスペシャルインタビューを収載し、幼少期の思い出から漫画家を志したきっかけ、同書で取り上げた5作品や最新作への想いから意外な真相まで、ファンにはたまらない内容がたくさんつまっている。

コロナ禍でまだまだ続きそうなおうち時間。今こそ、私たちを「ここではない、どこか」へ連れていってくれる萩尾望都作品の魅力に触れてみては。



この記事のライター

STRAIGHT PRESS

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