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四季折々に、美しい花を咲かせる植物たち。力強く咲く花の姿は、私たちに元気を与えてくれますね。また、花にはそれぞれ「花言葉」があり、花言葉の意味を込めてプレゼントを贈ると喜ばれますよ。
今回は、平和を象徴する人気のお花をご紹介していきます。平和という花言葉の意味がある花には、どんな花があるのでしょうか?さっそく見ていきましょう。
新しい種が芽吹く、春の季節。4月は新学期、新生活など環境が変化する、はじまりの季節でもあります。暖かな春のはじまりには、美しい花々が咲き誇り春風に乗って花の良い香りが漂います。
こちらでは春の季節に咲く、身近な平和を意味するお花をピックアップしました。平和の意味を持つ花は、どんな花があるのでしょうか。
日本では多年草で、庭先でも見かけることが多いデイジーは、春の時期にも咲く花としても人気の高いお花です。和名では「雛菊」と呼ばれており、品種が多いことでも知られています。
そんなデイジーの花言葉には、「純白」や「平和」、「希望」など、平和を意味する花として、ぴったりな花言葉が付けられています。
イタリアでは民衆に愛されていた19世紀の王妃に因んで、その国の象徴である国花に指定されているほど、ポピュラーな人気の花なっています。
「平和」「知恵」「勝利」「夫婦円満」といった花言葉の意味を持つ、オリーブ。「平和の象徴」ともいわれており、世界の人々に知られています。
平和が花言葉の由来となったのは、旧約聖書の「ノアの方舟」という物語から由来しており、オリーブは聖書のなかでも神聖な植物とされています。
古代オリンピックで、勝利をつかんだ人に、オリーブの冠を授与したことから勝利という花言葉もあるんです。風水では、邪気を払う木と呼ばれています。
ブーケやフラワーアレンジメントに一輪あると可愛らしく、華やかな印象になる人気の黄色いバラ。寒さが苦手なバラは、春の季節から夏ごろが一般的な見頃の時期になるのでおすすめ。
黄色いバラには「薄らぐ愛」や「嫉妬」などネガティブな花言葉を持つ一方で、ポジティブな花言葉に「友愛」「平和」といった、平和的な人との繋がりを意味した花言葉を持っていますよ。
バラ全体の花言葉としては、「愛」や「美」など愛に溢れた花言葉があります。
3月から5月の春の時期に道端などで咲く、アブラナ科のアラセイトウ。春に咲く人気の高い花である菜の花など、アブラナ科では黄色い花が多いですが、このアラセイトウの花は、鮮やかで美しい紫色が特徴。
花言葉では、平和の象徴である「ピースフラワー」とも呼ばれています。平和の花となった由来は、原産国の中国との日中戦争が関係しており、争いを繰り返さないという願いが懸けられています。まさに平和を象徴する花にふさわしい花言葉ですね。
夏の季節のお花は暑さにも負けない、カラフルで鮮やかな色彩の花が魅力です。猛暑の中でもエネルギッシュに咲くお花には、こちらもパワーをもらえますね。
8月は、多くの人々が平和について考える季節でもあります。平和の願いを込めて、季節のお花を植えるのもいいですね。初めてという方でも育てやすいお花もご紹介します。
ルドベキアは、平和を意味する花言葉をもつ花です。夏のはじまりの6月から10月頃が見頃とされています。花びらの中心は茶色になっており、まるでヒマワリのようなお花の姿をしています。
ルドベキアには、平和をもたらしてくれる花言葉があり、「公平」「平和」「正義」「精神力」「立派」など、花芯の色がはっきりとしているように、芯のある勇者のような素敵な花言葉をもっていますよ。
平和を象徴する花としてぴったりの花ではないでしょうか。
和名では、ヨモギギクとも呼ばれるタンジー。原産国はイギリスで、7月から10月の夏の猛暑にも負けない花。小さくて丸みのある可愛らしい黄色い花が咲きます。
古来では香りを利用して虫除けとして使われていました。タンジーの花言葉には、「平和」「婦人の美徳」「挑戦」という花言葉があり、平和の意味も持つお花です。
虫も寄せ付けないタンジーの芳香が、この花言葉たちの由来です。小さくて丸みのあるタンジーの姿は、平和を象徴するイメージがありますよ。
日本で昔から知られており、手入れがかからないと人気の多肉植物、ベンケイソウ。夏のはじまりの7月から11月の冬頃に開花します。ベンケイソウは、淡いピンクの小さな花びらが密集した花を咲かせます。
平和らしさも感じられる花言葉は、「優しい心」「穏やか」「信じて従う」。この花言葉から、どこか平和的な関わり合い望んでいるようにもみえますね。乾燥する場所を好むので、植えるときには日当たりの良い場所がおすすめです。
夏本番の7月ごろから真っ白な花を咲かせるひょうたん。なんと縄文時代からある歴史が古い植物なんです。縁起がよいことでも知られるひょうたんは容器やキーホルダーなどにも加工され、ご年配の方にも人気のある植物ですよ。
ひょうたんの花言葉は、縁起が良いと言われるだけあってポジティブな花言葉が多くあります。人気のあるひょうたんの花言葉は「平和」「幸福」「繁栄」など、人生の豊かさを感じられ、平和を象徴するような花言葉が並びますね。
夏の暑さも落ち着き、深まる秋の季節。紅葉も色づきはじめ、冬に向けてシックなカラーが多くなる秋のお花。プレゼントとして贈るなら、秋の季節にぴったりな上品な色のお花をプレゼントしたいですよね。
秋の花では、平和の意味をもつお花をいくつかご紹介していきます。短い秋の季節でも、楽しめるお花を見ていきましょう。
10月に入った秋頃から開花するパンジー。カラフルで色も種類豊富なパンジーは、その可愛らしい花の形から人気のあるお花です。寒さにも強く、色味が寂しくなる冬の花壇の差し色としても象徴的なお花です。
パンジーには、「心の平和」「思慮深い」「純粋な愛」「希望」といった平和を意味する花言葉があります。心の平和という言葉をもつだけあってパンジーをみると癒やされますね。「心の平和の象徴」として癒やされたい人にぴったりなお花ですよ。
秋の時期によく見かけるコスモスは、和名では「秋桜」とかきます。日本では定番の秋のお花ではないでしょうか?西洋では「愛の象徴」とも呼ばれ、花言葉では平和という意味も持つコスモス。
日本でも「謙虚」「乙女の真心」「調和」の花言葉があります。花言葉から平和を連想することができますね。
名前の由来はギリシャ語で、「調和」という意味がありバランス良く花びらが並んでいた事からコスモスと名付けられたそう。育てやすさもある人気のコスモスは、家族へのプレゼントにもおすすめのお花です。
「平和」「幸福」など平和的でポジティブな花言葉を象徴するシロヨモギ。珍しい白色の姿から、平和をイメージさせるお花です。シロヨモギは、10から11月頃の秋頃に黄色く小さな花を咲かせます。
「シルバーリーフ」とも呼ばれており、ガーデンニングを楽しむ人にも人気なんですよ。カラフルな花との寄植えや、ブーケなどでも使用される人気の植物です。幸福という意味も持つので庭先に植えれば縁起も良さそうですね。家族の平和を願う花にぴったりです。
「心の安らぎ」ともいわれるペチュニアは、西洋の花言葉は「平和の心」。まるで癒やしの象徴のような花言葉には、争いを好まない平和的なイメージがありますね。
春から秋まで楽しめるペチュニアは、ナス科の植物。色や種類も豊富で、たくさんの花を咲かせて華やかな印象になります。毎年カラー違いの花を育てるのもいいでしょう。
コンテナなどでも育てやすいことから人気の高いお花です。ガーデニング好きな友人に安らぎの気持ちも込めてプレゼントするのも良いですね。
花の数も少なくなり木々の印象がさみしくなる冬の季節ですが、寒さにも負けずに凛と花を咲かせる植物たちがあります。冬のなかでも美しい花を咲かせる植物たちは、より華やかにみえますね。
こちらではお部屋に飾れるお花や、ガーデニングにもぴったりな可愛らしいお花から、平和の意味を持っているお花をご紹介していきます。
4月から11月の冬の始まりの時期にも咲く人気のバーベナ。和名では、ビジョザクラと呼ばれています。桜の花びらが集まったような姿が特徴のバーベナの花言葉は、「調和」「団結」「家族の絆」という花言葉が並びます。
調和や絆というワードから、平和に通ずるものがありますね。花色も豊富で育てやすいバーベナは、ガーデンニングが初心者の方にもおすすめの人気お花。女性へのプレゼントに、花びらの可愛いらしさ活かしたバーベナの押し花が入ったピアスもおすすめ。
冬の始まりの時期にも咲く、多年草のジンジャー。和名では、ハナシュクシャと呼ばれています。ジンジャーは、その名前の通り生姜と同じ仲間。真っ白で可憐な花を咲かせるジンジャーは、西洋では「ジンジャーリリー」と呼ばれていますよ。
ユリを象徴するような甘い香りが魅力のお花です。花言葉は「信頼する」「豊かな愛」「無駄なこと」。ジンジャーの花言葉のように、お互いの信頼があってこそ、平和な人間関係を築けることができるのではないでしょうか。
「博愛」「幸福」「心地の良さ」の花言葉を持つ低木のクリスマスパレード。博愛という花言葉から、平和を意味するお花です。
南アフリカや、ヨーロッパが原産のクリスマスパレードは、エリカという花の品種。エリカは、花の色や品種によって花言葉が変わるので、プレゼントする際は注意が必要。
冬の時期に開花するクリスマスパレードは、ぷっくりと膨らんだ可愛らしい、色鮮やかなピンクの花が枝に連なっているのが特徴です。寄植えにしてもおしゃれな雰囲気になりますよ。
「おおらかな心」「柔軟性」「幸福を告げる」など優しさあふれる花言葉が魅力です。12月の冬の時期から開花するカランコエは、多肉植物です。アフリカ南部から東アジアが原産国で、100種類以上の花があります。
カランコエは赤やピンク、黄色といった温かみのある鮮やかなカラーが多く、小さくてきれいなお花が咲きますよ。和名では、ベニベンケイと呼ばれており、その名の通り赤い紅色の花が咲くことからこの名前がつけられたそう。
今回は、花言葉が平和を象徴する花々をご紹介しました。参考になったでしょうか。日常のなかで何気なく見ていた花々が平和に通ずるお花だと、なんだか嬉しいですよね。
花言葉の意味を知っておくことで、その意味も込めたプレゼントになるので、お花好きな人には喜ばれますよ。みなさんも素敵な花言葉をみつけてみてくださいね。
この記事のライター
folk
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