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賃貸団地、転勤族の整理収納アドバイザー、堀祐子です。わが家は備え付けの収納が少なく、転勤によって住む家の間取りやサイズも変わります。限られた空間を効率よく使うためのアイテムとして、前回は「突っ張り棒活用8選」をご紹介しました。今回は市販のコの字ラックについて、わが家の活用例を6つご紹介します。
like-it プラスラック
参考価格:2,530円(税込)
限られた空間を効率よく使い、手軽に棚を増やしたい時や持ち上げたり重ねたりの動作(アクション数)を減らしたい時に使えるのがコの字ラック。
出し入れしやすいという実用面だけでなく、見た目とのバランスを考えながら、わが家ではよく目にするキッチンの吊戸棚では木目のコの字ラックを選びました。
「これ使えそう!」と思って買ったものの、サイズが合わず無駄になってしまった…ということがないよう、限りある資源を長く大切に使うためにも、購入前に置きたい場所のサイズや置くモノのサイズ、耐荷重をしっかり確認します。
それまで横一列や前後に並べて取りづらくなっていたモノを、手に取りやすい場所にまとめたことで、スムーズに気分よく料理ができるようになりました。
無印良品 アクリル仕切り棚・小
参考価格:590円(税込)
わが家のシンク下収納は、昔ながらの開き戸タイプ。引き出し収納のように奥にあるモノを手前までいっぺんに引き出すことができないため、奥のモノが見づらく取り出しにくいです。
棚板やラックを増やす程ではないけれど、何か使いづらい…そんな時にもコの字ラックが使えます。
わが家では奥側にコの字ラックを設置し、その上に鍋を置いています。
ほんの少しのことですが、高さが出ることで上から覗いた時に奥のモノが見やすく、斜め上からでも取り出しやすくなりました。
ここで使っているのは耐荷重が2.8kgある無印良品のもの。
丈夫でたわむこともなく、フラットなのでワイヤータイプのように出し入れの際に引っかかることもなくスムーズです。
透明なアクリル仕切り棚なら、出し入れしやすくなるだけでなく、コの字ラック内が上から見えるため、中のモノを把握しやすいです(2のシンク下と同じく無印良品)。
覗き込んで確認する手間がなくなるので、わが家では収納内で使うコの字ラックは透明タイプを使うことが多いです。
DIYが得意ではないので、棚板が動かせない時や収納空間を分割して使いたい時にもコの字ラックを使っています。以前は写真のように並べて置き、上にホットプレートを収納していました。
気軽にレイアウトを変えられるのもコの字ラックの魅力です。
また、収納にスッキリや統一感を求めるのであれば、見える場所と見えない場所とで収納用品の色や材質を使い分けるのも手です。
ちなみにわが家では、見える場所に置く場合は見た目を重視して木目調のモノを。見えない場所では使い勝手を重視して中身の見える透明のモノを選ぶことが多いです。
コの字ラックをそのまま積み重ねると不安定ですが、ひっくり返して重ねれば安定します。使用頻度が低かったホットプレートを手放した際、コの字ラックをどう使ったら空間を活かせるかと考えていた時に思い付いた方法です。
2段にして使いたい時に思いの外便利で、側面に壁ができた事でそのまま置くよりも安心なので、写真のように重ねてお茶コーナーとして使っています。
コの字ラックを横に寝かせて使えば、簡易的な本棚や畳んだタオルなどの収納としても使えます。横にすることで側面と後ろに壁ができるので、段差なく前からスッと出し入れできます。
いかがでしたか?今回はわが家で実際に活用しているコの字ラックの活用例を6つご紹介しました。
専用を買わなくても、置き方や向きを変えるだけでも色んな可能性がありそうですよね!
実用面だけでなく、見た目とのバランスも考えながら目的に合わせたサイズや耐荷重のモノを選ぶようにしてみて下さい。
わが家の活用例が、より快適な暮らしのヒントになると嬉しいです。
この記事のライター
堀祐子
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賃貸団地、転勤族の整理収納アドバイザー。古くて映えない家でも家族みんなが心地よい暮らし。築40年の賃貸社宅に、家族4人で暮らしています。元高校教員、整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、ナチュラルフードコーディネーター。
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