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ビネガー・発酵料理研究家のいわまあきこです。お店に春野菜が並んでいますね。苦味があるものが多いのですが、解毒の効果があると言われます。今回はデトックス効果も期待して、すし酢を活用した春野菜のケークサレをご紹介します。軽食・おやつ・おつまみにぴったりです。
フランス語で「塩のケーキ」を意味します。
卵・砂糖・塩・小麦粉・油脂などを混ぜたベース生地に、たっぷりの野菜・チーズ・肉・魚などを加えて焼き上げます。
フランスでは、各家庭で冷蔵庫にある余った食材を使って作るような、素朴で気取らない、生活に根ざしたお料理です。
パウンド型がよく使われますが、決まりはありません。シーンに合わせてスクエア型・マフィン型・リング型など色々な型が使えます。
すし酢とは、お酢、砂糖、塩などを合わせた合わせ酢のことです。
お酢や砂糖には寿司飯が硬くなるのを防ぐ効果があります。
このすし酢の材料、何かを作る材料と似てませんか?そう、ドレッシングです。
春野菜をすし酢のドレッシングでマリネすることで、とっても美味しいケークサレが出来ます。
すし酢には旨味成分が入っているものも多いのですが、純米酢、砂糖、塩だけでできているシンプルなものをおすすめします。
甘めのすし酢ならお酢を追加したり、醤油や塩などの塩分を足したり、スパイスやハーブを足すなど、お好みに合わせてアレンジしやすくなります。
A)ホットケーキミックス(今回は米粉タイプ) 150g
A)卵 M1個
A)牛乳 150ml
菜の花 半束(100g)
あればパプリカ 1/6個
ベーコン 50g
フライドオニオン 大さじ2
ピザ用チーズ 50g
B)すし酢 大さじ1
B)粒マスタード 小さじ1
B)オリーブオイル 小さじ2
・オーブンを180℃に予熱しておきます。
・型にアルミホイルまたはクッキングシートを敷いておきます。
① 菜の花は根元を切り落として5cm幅に、パプリカ、ベーコンは1cm幅に切ります。ボウルにBを入れて混ぜます。
② 中火に熱したフライパンにオリーブオイル(分量外)をひき、菜の花の茎、パプリカとベーコンを入れて混ぜ合わせ蓋をして2分ほど蒸し焼きにする。
➂ 菜の花の茎がしんなりしたら葉を入れる。蓋をして1分ほど蒸し焼きにしたら火を止め、Bを入れたボウルに移し、混ぜ合わせて粗熱を取ります。
④ 別のボウルでAを混ぜ合わせます。
⑤ ④に➂とピザ用チーズ、フライドオニオンを入れ、さっくりと混ぜ合わせます。
⑥ 型に⑤を流し入れます。
⑦ 予熱したオーブンで35~40分焼きます。竹串を刺して何も付かなければ完成です。
今回は菜の花を使用しましたが、アスパラ、ブロッコリー、グリンピースなどもおすすめです。
またホットケーキミックスは、小麦粉タイプでも同様に作れます。
すし酢がない場合は、お酢大さじ1、塩小さじ1/4弱に粒マスタードとオリーブオイル(レシピの分量)を混ぜ合わせて代用してください。
この記事のライター
ビネガー・発酵料理研究家、発酵食品ソムリエ
いわまあきこ
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人気料理研究家さんのレシピをお伝えする講師に応募・合格。世界の家庭料理を紹介する中で、酸味を活かしたレシピに興味がわき、お酢の世界に魅了されました。現在は、ビネガー・発酵料理研究家そして発酵食品ソムリエとして活動中。お酢とお酢料理の研究をしながら、「美味しく毎日できる料理で知らずに元気に美しく」をテーマに料理教室と日本各地のお酢で巡る「全国お酢旅」を開催しています。
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