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その画期的すぎる機能と初回無料という驚くべき価格で話題をさらったZOZOSUIT。その後注文が殺到したため、仕様が変更されるなどダブルで注目を集めました。通販時にぶつかりがちなサイズの壁を壊す、救世主となるのか?!実際に計測し、セミオーダーできるZOZOのプライベートブランドのデニムを注文しました!
発表から7ヶ月あまり。すったもんだがありながらやっと到着したZOZOSUIT。
当初の予定と仕様が大きく変わりましたが、スマホで自分のサイズを計測できることは変わらず。近未来的な見た目にテンションは高まります。
着てみるとこんな感じに。まるでSF映画から抜け出してきたかのような見た目。無駄に家を徘徊したくなります。
手を広げた状態で360度回転しながら撮影し、この無数にマークされたドットをスマホが認識してサイズ計測してくれるという仕組み。
スマホスタンドも付属しており、音声によって最適な位置などをアナウンスしてくれるので一人でも簡単に計測を行うことができます。これが地味にすごいなと感じました!
計測終了後、すぐに結果が表示されるのですが、そのあっという間の出来事に驚き!
自分では絶対に測れない、測ることが難しい部分まで隈なく採寸してくれます。
さらに毎回の採寸結果を記録できるので、サイズ把握という本来の使用目的はもちろんですが、ダイエット的な目的で使うのもアリかも?!
本当に着てアナウンス通りに撮影するだけなので、手軽に行えるという点もスゴいと感じます。
計測結果はZOZOで扱っている商品を購入する際に表示され、自分サイズが瞬時にわかるという仕組みです。
サイズを計るだけがZOZOSUITの利用目的ではありません。それによって得た計測結果を元に、なんと自分サイズのアイテムをオーダーすることができるんです。
現在オーダーできるのはTシャツとデニム、メンズのシャツ。その中でもピッタリサイズがおしゃれな印象に影響を及ぼすデニムをオーダーしてみました。
形は裾に向かって細くなるテーパードシルエットのもののみですが、シルエットや素材、フィット感に極限までこだわり抜かれているそう。
今回はストレッチ性に乏しく、既製のものではジャストなサイジングや心地良さを得るのが難しいワンウォッシュデニムをチョイスしてみました。
脚周りはまさにピッタリ!キレイに脚に沿ってくれてダブついたりするところがありません。
少々丈感が短いと感じますが、こちらはカスタマイズで長くすることも可能。ヒールを履く人は少し長めでオーダーすると良いのかもしれません。
問題はウエスト周り。実は最初にZOZOSUITの計測結果から推奨してくれるサイズそのままでオーダーしたのですが、ウエストがかなり大きかったんです。
ヒップ部分はピッタリだったのでずり落ちるということはないのですが、トップスをインするとガバッとした感じが目立ちました。メンズはベルトで調節することができますが、それでは自分サイズの意味がありません。
そこでカスタマイズでウエストのサイズを3センチダウンさせたものと6センチダウンさせたものを再度オーダー。結果6センチダウンのものでちょうど良い感じになりました。
今回ウエストサイズが合わなかったのは採寸の際にセンサーのあるドット部分が360度回転撮影する際にずれてしまったか、もしくはZOZO側がデニムのウエストサイズをあらかじめ少し大きめに設定しているかのどちらかが考えられます。
いずれにせよ、脚のラインはキレイに出ましたので、何センチかウエストサイズをカスタマイズしたものをオーダーし、最適なものを探すのが良さそうです。
それでもデニムの履き心地はよく、生地感や見た目の高級感もあるので現時点では惜しい!という結論です。
今後膨大なデータや意見を元に、さらに身体にフィットするものにリニューアルすることを期待します!
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この記事のライター
森田文菜
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タレントのメディア出演時、雑誌、WEB、アプリなどの媒体でレディース、メンズ問わず幅広い分野のファッションを扱うスタイリスト。またWEBのファッションコラム、連載を中心としたライターとしても活動中。テレビ・ラジオでのファッション解説の出演も行っている。
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