マンネリ化とはどういう意味？マンネリ化しやすいカップルの特徴と解消方法を解説

1．マンネリ化とは

まずは、『マンネリ』の言葉の意味や由来を見ていきましょう。
ネガティブなイメージの言葉ですが、本来の意味は決してそうとは限りません。

1-1．『マンネリ』の意味を簡単にいうと？

『マンネリ』は、画一的な形式に則ることで目新しさや独自性を失うことを指します。
簡潔に表現するなら、新鮮さがない状態。
状況に慣れてしまい、目新しさを感じなくなっているなら、それはマンネリといえるでしょう。
ただし、必ずしもマンネリが悪いこととは限りません。
安定や均衡が取れた状態と言いあらわすこともできるので、場合によってはポジティブな意味合いを持ちます。

1-2．マンネリの由来

マンネリの語源は、芸術に固執する様子を表現した『mannerism（マンネリズム）』が由来といわれています。
日本では、語源のマンネリズムを省略してマンネリと呼ばれるのが一般的になりました。

1-3．マンネリの類語表現

マンネリとは、新鮮さがない状態のことをあらわします。
別の言葉で言い換えると、
・型通り
・ワンパターン
・ルーチン化
などが挙げられるでしょう。
『マンネリ』の意味合いをなかなかつかめなくても、別の言い方を知るとイメージがつかみやすくなりますね。

1-4．恋愛における『マンネリ化』とはどういう状態？

『マンネリ』は、恋愛において特によく使われる言葉です。
恋愛におけるマンネリとは、『同じことの繰り返しで目新しさがない』『付き合いたてのようなドキドキした感情がなくなった』などの状態をあらわします。
相手のことを嫌いになったわけではないのですが、「なんだか物足りない……」。そう感じているなら、マンネリカップルの兆候といえるでしょう。

2．マンネリ化するカップルの特徴と主な原因

マンネリ化するカップルには、ある共通した特徴があります。
原因と共に4つの特徴を紹介するので、自分たちに当てはまるものがないか振り返ってみてください。

2-1．一緒に過ごす時間が長い

一緒に過ごす時間が長いと、どうしてもマンネリ化しやすくなります。
付き合いたてのころのドキドキは薄くなり、『家族』もしくは『空気』のような存在になってしまうのです。
もちろん、お互いに笑い合いながら楽しく過ごせているなら良いのですが、『一緒にいても会話ゼロ』の状態なら注意が必要です。

2-2．デートがパターン化している

いつも同じようなデートをしているカップルもマンネリ化しやすい傾向があります。
『会うのはいつも彼の家』『おしゃれすることもなく、だらだら過ごす』など、デートプランがパターン化してきたら要注意。
ふたりの関係に新鮮味がなくなると、どんどんマンネリ化していくので気をつけましょう。

2-3．出会ってから付き合うまでが早い

ひと目惚れや、勢いにまかせた恋など、出会ってから付き合うまでの期間が短いほど、マンネリ化するスピードも早くなります。
特に、付き合ってすぐにセックスしてしまったカップルは、要注意。
一度セックスしてしまうと、知り合うまでの初々しさやドキドキ感が薄れるので、その後の交際が物足りなく感じる傾向があります。

2-4．日頃から会話が少ない

パートナーと話していて楽しく、お互いに笑いのツボがあうなら、会話の絶えないカップルとなるでしょう。
しかし、パートナーと話が合わない、もしくは話をしてもおもしろくないと感じるなら、要注意です。
日頃から会話が少ないと、一緒にいる時間もどこか空気が重くなりがち。
会話が少ないカップルは、マンネリに陥りやすいので気をつけましょう。

3．マンネリ化を解消する方法

交際期間が長くなればなるほど、マンネリは避けられません。
マンネリ状態をほっておくと、別れに繋がりかねないので、早めのマンネリ対策が大切です。
ここからはマンネリ化を解消する対処法を紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。

3-1．適度な距離を保つ

付き合いたての頃は、「とにかく毎日一緒にいたい！」と思っていても、一緒にいる時間が長くなればなるほど、新鮮味が薄れてしまいます。
『常に一緒』ではなく、『お互いのプライベートの時間』を大切にしましょう。
なんでも知っている仲も良いですが、多少ミステリアスな部分を残しておいた方が、いつまでも新鮮な関係で居続けることができます。

3-2．旅行に出かける

マンネリ化対策として、カップルで旅行に出かけるのもおすすめです。
いつもとは違う環境に身をおくことで、パートナーの新たな一面が見え、新鮮な気持ちを取り戻すことができるでしょう。
『年に一度は旅行する』と、あらかじめふたりで決めておくと良いですよ。

3-3．記念日をサプライズでお祝いする

誕生日やクリスマスなど、記念日にはぜひサプライズを企画しましょう。
彼氏が前から欲しがっていたモノを渡したり、自分で考えたスペシャルパーティーを開催したりして、盛大にお祝いしてください。
「自分のために恋人が企画してくれた！」という嬉しさは、相手の心にずっと残ります。
交際期間が長くなればなるほど、記念日をおざなりにしがちなので、注意してくださいね。

3-4．二人で楽しめる趣味をつくる

共通の趣味があるカップルは、会話が多くいつまでも仲の良い関係を築けます。
「最近マンネリしているな...。」と感じるなら、共通の趣味を増やしてみましょう。
趣味を通して、パートナーの新しい一面を知ることができる他、共通のコミュニティーが増えるなどのメリットもあります。

3-5．夜の営みを工夫してみる

交際期間の長いカップルは、セックスがマンネリ化したり、セックスレスになったりしがちです。
セックスは、お互いの愛情を確かめ合う大切な手段です。
セックスがマンネリしてきたら、体位を変えたり場所を変えたりして、今までしたことがないようなセックスにトライしてみましょう。

3-6．自分磨きをする

交際スタートした頃は、メイクや髪型、ファッションまで気をつけていたのに、「最近はすっぴんばかり...。」ということはないですか？
それでは、女性としての魅力にかけるかもしれません。男性は彼女にいつまでも可愛く魅力的な女子であってほしいと思っています。
少しメイクを変えてみたり、女性らしい身体のラインが出るファッションにチャレンジしてみたり、彼にとっていつまでも自慢の彼女でいられるよう努力してくださいね。

4．ずっとラブラブでいるために気をつけたい5つのこと

最後に、いつまでもラブラブでいるために気をつけたい5つの予防策を紹介します。
どれも今日からできることばかりなので、ぜひ実践してみてください。

4-1．愛情表現は日頃からしっかり伝える

交際期間が長くなっても、日頃からしっかり相手への愛を伝えるようにしましょう。
「好き」「愛してる」のような言葉での愛情表現や、キスやボディータッチのような行動での愛情表現など、手段はなんでも良いので、日頃からパートナーにしっかり愛を伝えてください。
「一緒にいるんだから言わなくても分かるでしょ」ではなく、言葉や行動で伝えることが、ラブラブな関係を長続きさせる秘訣です。

4-2．感謝の気持ちを忘れない

『親しき仲にも礼儀あり』という言葉があるように、どんなに慣れ親しんだ仲でも「ありがとう」「ごめんね」など、基本的な声がけは重要です。
日頃から感謝の気持ちをしっかり伝えれば、パートナーとより良い関係を築けるでしょう。

4-3．おしゃれや身だしなみに気を配る

付き合いたての頃はおしゃれや身だしなみに気を配っても、年月が経つごとに適当になっていくケースは少なくありません。
一緒に住んでいたり、子供ができたりすると、以前のようなおしゃれは難しいかもしれませんが、記念日やデートの時など特別な日は、おしゃれを楽しみましょう。
マンネリ化を防ぎ、いつまでもラブラブな関係でいるためには、魅力的な女性で居続ける努力が必要なのです。

4-4．部屋着や下着にも気を配る

長く交際していたり、結婚していたりすると、部屋着や下着がおざなりになりがち。
『見えないから手を抜く』のではなく、『見えないからこそ気を配る』のが大切です。
そういった小さな心がけが、女性らしさや色気に繋がるのです。

4-5．記念日や誕生日には特別なデートをする

記念日や誕生日は、カップルにとって一大イベント。
旅行や特別なデートを企画したり、「これからも一緒にいようね」なんて直筆の手紙を書いて渡したりするのも良いですね。
記念日や誕生日は、ふたりの絆をさらに深めるチャンス。
「夫婦だから今更...」「子供がいるから時間をつくれない...」など言い訳をせずに、年に何度かの記念日や誕生日は、特別なデートを企画してくださいね。

マンネリを脱して、いつまでもラブラブなカップルを目指そう！

一定期間交際しているカップルは、誰しも『マンネリ』を一度は感じたことがあるでしょう。
おだやかな関係性は『安定』とも表現できますが、人によっては『新鮮さがなくつまらない』と感じることも。
マンネリを解消する方法はたくさんあるので、ぜひ自分たちに合った解決法を見つけて実践してみてください。
マンネリを脱して、いつまでも仲の良いラブラブな関係をキープしてくださいね！

まとめ

・一定期間交際しているカップルにとってマンネリは避けては通れないもの
・マンネリにならないためには、普段からこまめな愛情表現が大切
・一緒に過ごす時間が長い・会話が少ない・会ってから交際するまでの期間が短いカップルはマンネリ化しやすい
・マンネリを解消する手段として、旅行に行く・記念日を大切にする・夜の営みを工夫する・自分磨きをすることが有効