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カラフルな色彩が特徴のアネモネは、現存するだけでも100種類以上ある花。品種改良を重ねているためサイズも大小さまざまで、数ある花のなかでも品種の多い部類に入ります。今回はそんなアネモネの花言葉を中心に、栽培の基礎知識をまとめていきます。
アネモネの花言葉は、
『はかない恋』
『恋の苦しみ』
『見捨てられた』
『見放された』
と複数あります。
古くはギリシア神話に登場しており、悲しい恋の言い伝えが由来とされています。
ちなみに、アネモネの英語表記は、
・anemone
・anemone coronaria
・poppy anemone
・garden anemone
・wind flower
とさまざまな呼び方が存在します。
多くの人は『anemone』と呼ぶそうですが、植物学での学名として『anemone coronaria』、ポピーとアネモネが合わさった英語表記である『poppy anemone』、庭園のアネモネの成句である『garden anemone』、大きな花が風に吹かれている姿から生まれた別名『wind flower』と呼ばるようです。
誕生花とは生まれた月日に関連した花を指します。
1年365日すべてに定められており、恋人や家族などの誕生日プレゼントに用いる人も多いです。
アネモネの誕生花は1月22日、3月10日、3月12日、3月13日、4月6日、4月13日。
これはアネモネ全般ですが、色によって誕生花が違います。
・赤:3月1日、4月4日
・白:4月2日
・青、紫:2月15日、4月2日
誕生日プレゼントにアネモネを用いる際は、色も重要になるのでしっかりと厳選したいですね。
アネモネそのものが持つ花言葉は悲恋を思わせますが、アネモネは色ごとに花言葉が異なります。
色別にアネモネが示す花言葉を詳しく確認していきましょう。
赤のアネモネは、鮮明な朱色のように映える色合い。
花言葉は『君を愛す』とされており、その情熱的な色から連想しやすいです。
大切な人に思いを伝えたり、愛の告白をしたりする際に選びやすい色ではないでしょうか。
白いアネモネは透明感のある純白な色合いです。
花言葉は『真実』『真心』『期待』『希望』で、色からイメージしやすいピュアな意味が込められています。
結婚式でも重宝される色ですが、プレゼントでも選ばれることが多いです。
他のアネモネと組み合わせて、より深いメッセージにしてみるのもいいですね。
紫のアネモネは濃いめから淡い色彩、グラデーションっぽい色味まで幅広いです。
花言葉は『あなたを信じて待つ』『信じて従う』『悲しみ』で、相手を信頼したい意味が込められています。
例えば遠距離恋愛の相手に贈るブーケに用いたり、青やピンクのアネモネと組み合わせてより深い意味合いをもたせたりするのも良いのではないでしょうか。
青のアネモネもさまざまな色味があり、ブーケやフラワーアレンジメントでも扱いやすいです。
花言葉は『固い誓い』で、色味の近い紫と意味も似ています。
信頼関係を示したい場合に使えるので、恋愛や人間関係、ビジネスシーンと適している範囲も広いです。
淡いものから紫がかった色まで幅広い色合いを持つ、ピンクのアネモネ。
女性らしく愛らしい印象がありますが、アネモネの花言葉は『待望』『待ち望む』と希望に満ちた意味合いが込められています。
かわいいイメージもあるので、大切な人へのプレゼントや出産などのお祝いにも選びやすいです。
黄色やオレンジのアネモネは珍しい色とされており、今のところ花言葉は存在していません。
そのためアネモネ本来が持つ花言葉の、『はかない恋』『恋の苦しみ』『見捨てられた』『見放された』に当てはめるのが一般的。
プレゼントや贈り物として扱うのは好まれませんが、どうしてもという場合は相手に誤解を与えないように注意しましょう。
アネモネは品種が多い分、花言葉も色によって異なります。そんなアネモネを実際に自分で育ててみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
ここからはアネモネをお家で育てるための、基本情報をまとめていきます。
アネモネはキンポウゲ科イチリンソウ属で多年草。
原産地は地中海地方で、2〜5月の春に咲く球根花です。
基本的に耐寒性に強く、栽培環境も日なたが好ましいとされています。
また、アネモネはもともと耐暑性が弱いので、室温の高い場所での栽培は難しいです。
直射日光の当たりやすい場所も、葉っぱが日に焼けて変色を起こすので注意しましょう。
アネモネの栽培では、こまめに水を与えることがポイント。
水分が足りないと花茎が折れてしまうので、土の表面が乾いて白っぽくなったときが水やりのサインです。
ただし、あまり水やりを意識しすぎてしまうと根腐れをおこしてしまうので注意しましょう。
アネモネの栽培に適した肥料は、有機質肥料です。
球根や花が丈夫に育ち、開花期間も長くなると言われています。
施肥は蕾が見え始めた時点で、月に2回ほど液肥を使いましょう。
その後葉が1,2枚出た時期に化成肥料を株元に与えるようにしてください。
アネモネは耐暑性が弱いため、植え付けは夏季を避けるのが適しています。
理想は10~11月頃で、春に開花するのを見越しても良いタイミングと考えられるでしょう。
アネモネを失敗せずに育てたいのであれば、中性から弱アルカリ性の土を用いるのがおすすめ。
水はけの良い土を選びましょう。
鉢植えの場合は特別な土を選ぶことなく、市販の培養土でOKです。
アネモネは種類や色が豊富な分、ブーケやフラワーアレンジなどさまざまなシーンで用いられる花です。
悲しい花言葉なのでプレゼントには不向きと思われがちですが、色によって花言葉が違うので、用いる際は状況に適したアネモネを厳選するのが重要。
色ごとの花言葉は、前向きな恋愛を思わせるものや信頼関係を深める意味があるので、プレゼントや贈り物としても重宝しやすいはずです。
しかし、ここで注意したいのは送る相手にミスリードさせないこと。自分がなぜアネモネを送ったのかを知ってもらうことで、よりプレゼントの意味の深さを理解してもらうことができます。
そのためには、必ず送る相手に花言葉と意味を伝えましょう。
そうすることで、あなたがアネモネを送る本当の意味を理解してもらえるはずです。
ちなみに、アネモネは扱う本数によっても花言葉があり、
【本数ごとの意味】
・1~10本『明るい未来』
・11~20本『ずっと変わらない想い』
・21~50本『永遠に共に』
・51~99本『希望』『忘れられない思い出』
・100本『忘れられない記憶』
とされています。
アネモネをプレゼントする場合は、その本数でも意味が変わってくるので注意しましょう。
アネモネは品種が100以上あり、ギリシア神話で登場するほど古くから存在する花です。
本来の花言葉は、悲恋を思わせるネガティブな印象ですが、色によってはポジティブな意味合いのものもあります。
アネモネの花言葉は、恋愛や人間関係、ビジネスなど、幅広いシーンを連想できるものなので、ここぞという時のプレゼントに重宝するはず。
シチュエーションにあわせて、アネモネをプレゼントに活用してみてくださいね。
・アネモネの花言葉はネガティブなイメージ
・最古はギリシア神話でも登場する由緒ある花
・アネモネは色によって花言葉が違う!
・アネモネは寒い環境に強い
・アネモネをプレゼントする際は色で厳選
・贈る相手にはアネモネの花言葉も添える
この記事のライター
michill トレンド
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ファッション、ビューティー、ネイル、ヘアスタイルなど、幅広いカテゴリのトレンドに敏感なアラサー女子です。話題のアイテムの情報や気になる商品のレビューを紹介します。
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