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整理収納アドバイザーのhanaです。「モノを減らしたいのに、増える一方…」そんな悩みの解決策は、日々の「捨て活」です。そして「捨て活」には、「捨てる力」が必要。今は捨てるのが苦手でも、練習することで「捨てる力」は養えます。そこで今回は、「捨てる力」UPに最適な「捨てるべきモノ」を5つ紹介します。
1つ目は、「空き箱」です。
お菓子の箱、靴の箱、おもちゃや家電の箱。
何かに使えるかも、いつか使うかも、捨てたら困るかも、などと思い、取っておいたまま何年も経過していませんか?
でも、「いつか使うかも」の「いつか」は滅多に訪れません。
何に使いたくて取っているのか、目的があるならその目的で使いましょう。
でも、目的がないのにずっと取っておいたままになっているのなら、捨てましょう。
いつ使うかわからない空き箱のためにお家のスペースを圧迫してしまっては、もったいないですよね。
いつ来るかわからない「いつか」よりも「今」に目を向けましょう。
この「いつか」から解き放たれたら、あなたの「捨てる力」は大きく向上します。
2つ目は、「ショッパー」です。
大・中・小、さまざまなサイズのショッパー。
何かに使えるかも、デザインが素敵だから捨てるのがもったいない、などと取っておいているうちに、大量にため込んでいませんか?
でも、実際に使うショッパーの数はそんなに多くないのでは?
ショッパーは、暮らしの中で何に使いたいかをイメージして、残すモノを選ぶのがおすすめです。
例えば、お菓子を入れて差し上げたいなら小サイズが5~6枚。行事などでたまに使う中・大サイズは2~3枚ずつなど。
数や範囲を決めて、必要な量以外は捨ててため込まないようにしましょう。
「何に使うために取っておいているのか」を明確にイメージできれば、必要な量が分かり、「要る・要らない」の判断もできるようになります。
3つ目は、「雑誌・カタログ」です。
定期的に買っている雑誌やもらってきたカタログ、なんとなく捨てずにおいたままになっていませんか?
雑誌やカタログなどの紙類は、そのまま保管しておくと、かさ張ります。
一度読み終えた雑誌やカタログで、何度も読み返したいページはほんの一部ですよね。
特別思い入れがなく、読み返したいページがない雑誌やカタログは捨てましょう。
もし、残しておきたいページがあるのなら、その部分だけ切り取ってスクラップする、もしくは自分用に写真を撮って、画像で保管するのがおすすめです。
最新号を買ったり、もらったりするタイミングで古いモノは捨てる習慣にすると、増えすぎることがなくなります。
「いつ捨てるか」という基準を明確にすると、「捨てる力」を養うのに役立ちます。
4つ目は、「傘」です。
急な雨で買ったビニール傘や古い傘、壊れた傘が眠ったままになっていませんか?
沢山持っていても、いつも使っている傘は大体決まっているもの。
まず、壊れたまま放置されている傘は、迷わず捨てましょう。
また、明らかに使っていない傘も取り除きましょう。判断に迷う場合は、1年以内に使ったかどうかで判断するのがおすすめです。
自分の傘ではない場合は、必ず本人に確認してから捨てるようにしてくださいね。
傘は、1人1本を基準にして、4人家族なら4本+予備1~2本あれば十分。
実際に使っているかどうかという事実を踏まえて、「捨てる判断」ができることが大切です。
5つ目は、「使い捨てカトラリー」です。
コンビニやスーパーでお弁当を買うと手に入る、割り箸やスプーン、フォークなどの使い捨てカトラリー。
油断しているとどんどん増えて、いつの間にか大量にたまっていませんか?
無料でもらえる場合もあるため増えてしまいがちですが、だからこそ、割り切って手放しやすいモノでもあります。
使い捨てカトラリーなど増えやすいモノは、数やスペースを決めて、その基準からあふれるモノは潔く捨てましょう。
「数」や「スペース」など、モノをとっておく判断基準を明確にできると、「捨てる力」がUPします。
今回は、「捨て活」に必要な「捨てる力」UPのために、最初に「捨てるべきモノ」を5つ紹介しました。
紹介したモノはすべて、練習に最適な「金銭的な価値が低いモノ」や「代替が利くモノ」です。
「捨てる力」とは、モノの「要る・要らない」を判断し、実行する力です。
「もったいない」「何かに使えるかも」「いつか使うかも」…このような感覚が「捨てる力」を鈍らせます。
でも、その「いつか」は訪れない、「もし来たとしてもどうにかなる」と見抜く能力を養うことが重要です。
今は捨てるのが苦手な方も、練習を積むことで捨てられるようになれます。
まずは、紹介した5つの「捨てるべきモノ」からはじめて、少しずつステップアップしましょう。
みなさまの暮らしに役立つことができれば嬉しいです。
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整理収納アドバイザー1級
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4人家族(夫・娘2人)でマンション暮らし。平凡な専業主婦が、自宅のリノベーションを機に片付けやインテリアに目覚め、整理収納アドバイザー1級資格まで取得。アドバイザー活動の傍ら「暮らしを楽しむ」をテーマに日々の生活をより快適にするためのアイデアなどを公式サイトやインスタグラムにて発信中。
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