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ボビー 花言葉

ポピーの花言葉は怖い?色別(赤・白・オレンジ)の意味や由来を解説!

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ひらひらと繊細な花弁が愛らしいポピー(ひなげし)は、園芸や切り花でも人気が高い植物。品種も多く色とりどりの花を咲かせるため、開花時期には鮮やかなポピー畑が話題に上ることもあります。今回はそんなポピーの花言葉について、花言葉に怖い意味があるのか、色別の花言葉についても解説していきます。

目次

1.ポピーの花言葉と由来

まずはポピーの花言葉や由来についてまとめていきます。

1-1.ポピー全般の花言葉

【ポピー全般の花言葉】
・いたわり
・思いやり
・慰め
・恋の予感
・陽気で優しい

ポピーの花言葉は、花のような愛らしさや繊細さをイメージさせるものばかりなので、プレゼントや贈り物としても最適です。

1-2.ポピーの花言葉の由来

ケシ科のポピーは、実や枝から採取できる乳液にアルカロイド成分が含まれています。
このアルカロイド成分は鎮静や鎮痛作用があることから、麻酔薬や睡眠導入薬として使用されていました。
ここからポピーの花言葉である、『いたわり』『思いやり』が付けられたといわれています。
また、『慰め』の花言葉はギリシャ神話が元となっており、娘を冥界の鬼にさらわれた豊穣(ほうじょう)の女神デメテルが、ポピーの花を摘み心を癒やした話が由来。
『恋の予感』『陽気で優しい』の花言葉に関しては、鮮やかで可愛らしいポピーの花の様子が由来と考えられます。
ちなみに海外でのポピーの花言葉は、『oblivion(忘却)』『sleep(眠り)』『imagination(想像力)』などです。

1-3.ポピーの花言葉に怖い意味はある?

ポピーは昔から鎮静や鎮痛作用のある植物として扱われています。
それらを元にした花言葉の『いたわり』『思いやり』から、怖い花言葉を連想してしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、ポピーの花言葉に怖い意味は特に含まれてはいませんので安心してください。

2.【色別】ポピーの花言葉

ポピーはさまざまな色の花を咲かせ、また色によって花言葉も変わってきます。
ここでは、そんなポピーの花言葉を色別で紹介していきます。

2-1.赤色は『感謝』『慰め』

ポピーといえば鮮やかな赤い花を想像する人も多いのではないでしょうか。
赤いポピーの花言葉は、『感謝』『慰め』。
お世話になった人や家族に日頃の感謝を込めてプレゼントするなら、赤のポピーがぴったりです。

2-2.白色は『眠り』

白いポピーは、『眠り』の花言葉が付けられています。
ギリシャ神話が由来となっており、娘を奪われた豊穣の女神デメテルに、眠りの神ソムアヌがケシの実を与えて眠らせた話から来ています。

2-3.黄色は『富』『成功』

明るく鮮やかな黄色のポピーは、『富』『成功』の花言葉が与えられています。
新しいビジネスを始める人や、新たなことに挑戦をする人に贈る花としてふさわしいのではないでしょうか。

2-4.オレンジは『願いを叶えて』

鮮やかで温かみのあるオレンジのポピーは、『願いを叶えて』の花言葉が付けられています。
目標や夢に向かい新たな道を進む人に贈る花として最適ですね。

2-5.ピンクは『恋の予感』『思いやり』

淡く愛らしい色の花を咲かせるピンクのポピー。
花言葉は『恋の予感』『思いやり』で、どこか儚げで可愛らしいピンクのポピーのイメージともぴったりです。
恋人へのプレゼントにも相応しい色ではないでしょうか。

2-6.青は『底知れぬ魅力』

淡く爽やかな青のポピーは、和名が『メコノプシス』英名が『ブルーポピー』。
花言葉は『底知れぬ魅力』で、魅力的で透明感のある花の色からもイメージしやすいです。

3.【基本情報】ポピーはどんな花?

ポピーの基本情報は以下の通りです。

3-1.ポピーの特徴

ポピーは春に開花する植物で、品種が豊富な上に色鮮やかな花も魅力です。
原産地のヨーロッパでは、時期になるとたくさんのポピーが咲くのでポピュラーな花でもあります。
また、満開時には色とりどりのポピーで草原が賑やかになるため、鑑賞を楽しむためにポピー畑に足を運ぶ人も多いです。
ポピーの花は一重咲きの4枚や八重咲きなど、さまざまなタイプがあります。

3-2.ポピーはいつの誕生花?

ポピーの誕生花は、2月23日(ヒナゲシ)、3月2日(アイスランドポピー)、3月4日(アイスランドポピー)。
品種によって誕生花が違うので、プレゼントでポピーを選ぶ際は注意したいですね。

3-3.ポピーの名前の由来

ポピーの学名である『Papaver』はラテン語の『Papa』から来ており、日本語で『お粥』を意味しています。
また、ケシ科のポピーは採取できる乳液に鎮静作用があることでも知られていますね。
その昔、赤ちゃんを眠らせるために、ケシから採取した乳液をおかゆに混ぜて食べさせたことが由来です。

4.ポピーの種類

ケシ属のポピーは60以上の品種があり、中には流通していない麻薬成分を含む種類もあります。
ここでは、国内で多く流通しているポピーの種類を紹介していきます。

4-1.ヒナゲシ

ヨーロッパを原産としているヒナゲシは、鮮やかな赤い花弁と小ぶりな花が特徴的。
別名『虞美人草(グビジンソウ)』『シャーレイポピー』とも呼ばれています。
世界的にも多く流通しており、ポピーというとヒナゲシをイメージしている人も多いはずです。
中国秦末期の武将項羽の愛人、虞美人のお墓に咲いている赤いヒナゲシの伝説が、『虞美人草(グビジンソウ)』の由来となっています。

4-2.アイスランドポピー

アイスランドポピーはシベリアから極東を原産としている品種。
1759年、極東探検隊の植物学者が発見しており、別名『シベリアヒナゲシ』と命名されています。
ポピーの名で出回っているほとんどの品種が、このアイスランドポピーです。

4-3.オニゲシ(オリエンタルポピー)

オニゲシは西アジアを原産としている品種です。
名前から『鬼』をイメージしてしまうので、英名の『Oriental poppy(オリエンタルポピー)』を用いることが多くなっています。
鮮やかで真っ赤な色合いと、中心部分に大きな斑点のある花が特徴です。

4-4.シャーレーポピー

ヒナゲシの改良品種として登場したのが、シャーレーポピーです。
ピンクや白、オレンジ、紫などのさまざまな色が展開されており、華やかな品種でもあります。

4-5.ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)

紅色やオレンジの花を咲かせるナガミヒナゲシは、地中海沿岸地域を原産としています。
花弁が4枚で、ヒラヒラとした花が可愛らしいのも魅力。
生命力と繁殖力が強力な品種で、場合によっては周辺の草花にも影響力があるとされています。

ポピーの花を見て季節の訪れを感じよう!

ポピーは春を開花時期としているので、季節の訪れを感じやすい植物。
花の色や品種もいろいろなので、観賞用としても好まれる植物です。
市場に流通していませんが、モルヒネの原料になるアヘンを採取できる品種もあるので、花言葉によっては怖いイメージを持っている人もいるかも知れません。
しかし、ポピーの花言葉は愛らしい花からイメージしやすく優しく可憐なものなので、プレゼントや贈り物としてもぴったりです。
花の形や色など見どころの多い花なので、開花時期はポピーの花で季節感を楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

・ポピーの花言葉は優しく安心できる
・ポピーはギリシア神話でも登場する花
・色別の花言葉もある
・鮮やかな花の色にも注目
・ポピーは品種も多い



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