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管理栄養士・お野菜料理家のいまむらゆいです。なすの大袋が使いきれず、ダメにしてしまった…そんな経験はありませんか?今回は、たっぷりのなすがあっという間になくなる、ごはん泥棒な、なす大量消費レシピをご紹介します。とろっとしたなすの旨みが凝縮されていて、ご飯のお供に最適なおかずです。
夏から秋にかけてスーパーでも大量に売られていることの多いなす。麻婆茄子や炒め物といったなす料理が定番ですが、それ以外にもおいしいなす料理は豊富にあります。
今回は旬のなすを使って、ご飯のお供に最適な「なす味噌」のレシピをご紹介します!ごはんをおかわりしたくなってしまうほどの、とっておきのごはん泥棒おかずです。
なすはとても水分が豊富な野菜です。じっくり加熱し、調味料と合わせて煮詰めることで、なすの旨みが凝縮します。加熱するほど水分が抜け、かさが減っていくので、たっぷりのなすを使って作っても、ペロリと食べ切れてしまう量になるのです。
なすが大好きという方はもちろん、なす嫌いの方にもオススメしたいこちらのレシピ、さっそくご紹介します!
なす…大袋1袋(5本程度)
みそ…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
すりごま…大さじ2
塩…ふたつまみ
油…大さじ1と1/2
① なすは5mm幅程度の斜め半月切りにする。
② フライパンに切ったなす、油、塩、水大さじ3(分量外)を入れてさっと全体を混ぜフタをして中火で8分蒸し焼きにする。均一に火が入るように途中2、3回、菜箸などで全体を炒め合わせる。
③ フタをとって、みそ、酒、みりん、しょうゆを加え、汁気に少しとろみが付くまで煮詰める。
④ 最後にすりごまを加えて、全体を混ぜ合わせる。
・なすは薄めの斜め半月切りにすることで、水分が出やすく、ご飯との絡みもよくなります。
・調味料を入れて煮詰める際に、混ぜすぎてしまうとなすが崩れてしまうので、焦げ付かないように様子をみながら、軽めに炒め合わせていきましょう。
・すりごまを加えることで、香りとごまの優しい甘みがプラスされます。お好みで七味唐辛子や、粗挽きの胡椒で辛味をプラスするのも甘辛な味付けでおいしく仕上がります。
なす味噌は濃いめの味付けで、水分を飛ばして煮詰めていくので、比較的日持ちもよく、作り置きや常備菜としてもオススメです。おにぎりの具として使ってみたり、豚しゃぶと合わせて主菜の味付けとしても使えるので万能です。ぜひ一度作ってみてくださいね。
この記事のライター
管理栄養士・お野菜レシピ考案家
いまむらゆい
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青果物流通の企業等で勤務後、フリーランス管理栄養士として活動を始める。レシピ提供、フードスタイリング、コラム執筆、料理教室など野菜に関する分野を中心に活動。大好きな野菜のおいしさと楽しさを伝えるため、野菜レシピを日々研究。Instagram【 #ぽんレシピ 】で150レシピ以上公開中です。
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