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ハナミズキ 花言葉

ハナミズキ(花水木)の花言葉は怖い?色別の意味や由来についても解説!

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落葉樹の一種であるハナミズキ(花水木)は、白やピンクなどのかわいらしい花を咲かせます。サクラが散った後に開花するので、春の植物というイメージが強いのではないでしょうか。今回はそんなハナミズキ(花水木)の花言葉を始め、由来や怖い意味があるのかなどを紹介していきます。

目次

1.ハナミズキ(花水木)の花言葉の意味と由来

ここでは、ハナミズキ(花水木)の花言葉と由来を解説していきます。

1-1.ハナミズキの花言葉

ハナミズキにはいくつかの花言葉があり、それぞれに由来があります。

・『返礼』
・『私の想いを受けとめてください』
1912年、東京の市長を務めていた尾崎行雄氏がワシントン市へ日米友好を願い、日本でもっともなじみ深いサクラの木(ソメイヨシノ)を3,000本寄贈しました。
その後、アメリカからの返礼として、アメリカで多くの人に愛されているハナミズキが日本へと贈られます。
これが由来となり、『返礼』『私の想いを受けとめてください』の花言葉がハナミズキに与えられました。

・『永続性』 
ハナミズキは生長がゆるやかで手入れが少なくてすむことから、『永続性』の花言葉が託されたとされています。

・『華やかな恋』
ハナミズキの美しく咲き誇る華やかな花姿にちなんで、『華やかな恋』の花言葉がつけられたといわれています。

1-2.【英語】ハナミズキの花言葉

ハナミズキの英語の花言葉には
・『durability(永続的)』
・『love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)』
・『Am I indifferent to you?(私があなたに関心がないとでも?)』
の3つあります。

『durability(永続的)』は日本の花言葉と同様に、生長がゆっくりなことから来ているとされます。
『love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)』は、逆境にも負けず美しく育つハナミズキの生き様が由来です。

1-3.【色別】ハナミズキの花言葉

白やピンク、赤などの花を咲かせるハナミズキですが、色別の花言葉は特にありません。
そのため、ハナミズキの花言葉は全般で与えられているものをそのまま使用します。

1-4.ハナミズキの花言葉には怖い意味がある?

ハナミズキの花言葉に怖い意味はありません。
しかし、花言葉とは関係ありませんが、ハナミズキにはキリスト教にまつわる逸話があります。
その昔、ハナミズキは太くて頑丈な幹を持っていたことから、キリストの磔刑の木として用いられました。
キリストが復活した後、十字架の木に使われたハナミズキに「二度と十字架の木にされないよう、細くて曲がった木にしよう」と言ったのだとか。
それからハナミズキは細く折れ曲がった木になり、代わりに十字架のように四つに分かれた花姿になったとされます。

2.【基本情報】ハナミズキはどんな花?

ハナミズキの基本情報は以下の通りです。

2-1.ハナミズキの特徴

ハナミズキは北アメリカ東部を原産とする落葉樹で、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属に分類されます。
4~10mまで成長し開花時期には枝先にたくさんの花を咲かせるので、春の樹木という認識が強いのではないでしょうか。
ハナミズキの花びらに見える部分は『総苞片(そうほうべん)』と呼ばれる色づいた葉っぱで、実際の花は総苞片に包まれるように密集して咲きます。
そのため、鑑賞期間が長いことも特徴です。
また、ハナミズキは品種に限らず暑さや寒さ、乾燥に強い樹木。
1年を通して楽しめることもあり、街路樹や公園樹、鉢植えなど、私達の生活範囲で見かけることが多く、身近な植物でもあります。
アメリカでは、日本のサクラのように愛されている代表的な花で、別名も『アメリカヤマボウシ』です。
日本では北海道から沖縄まで全国各地に分布していますが、特に寒さの厳しい北海道や東北では越冬が厳しいとされています。
ちなみにハナミズキは5~7日ほどの花持ちで、切り花にして楽しむこともできます。

2-2.ハナミズキの花名の由来

ミズキ属の学名である『Cornus(コーナス)』は、角を意味するラテン語の『cornu』が語源。
木の材質が硬いことが由来となっています。
また、別名の『アメリカヤマボウシ』は、アメリカ原産の植物でヤマボウシに似ているところから来ています。

2-3.ハナミズキはいつの誕生花?

ハナミズキの誕生花は3月18日。
4月~5月が開花時期なので、少し前に設けられていることになります。

3.ハナミズキの育て方のポイント

ハナミズキは耐暑性や耐寒性に優れ、お手入れも楽なことから街路樹や庭木として育てやすく、シンボルツリーにもぴったりです。
ここでは、そんなハナミズキの育て方のポイントをまとめていきます。

3-1.植え付け時期|11月~3月

ハナミズキは種から育てることは殆どなく、苗木から育てることになります。
基本的な植え付け時期は11月~3月を目処にし、根が隠れるほどの穴を堀り苗木を植えましょう。
この時、苗木がぐらつかないよう根を土でしっかりと覆います。
土を覆ったら水をたっぷりとかけ、根と土をなじませ固定しましょう。
それでも倒れやすいと感じる場合は、添え木をしておきます。

3-2.植える場所|日当たりのいい場所

ハナミズキは日当たりのいい場所を好むので、植え付けの際は日が当たりやすい場所を選びます。
ただし、生長していく過程で枝が混み始めるようになると、中の枝に日が当たらず花つきが悪くなる可能性があります。
細い枝のように徒長枝(とちょうし)には花がつかないので、定期的に選定して日当たりを均等にしていきましょう。
また、ハナミズキは自然樹として育てた場合、樹高が10m以上と大きく生長します。
枝も広範囲に広がりますので、植え付け場所は周囲の建物や樹木などと間隔を広く取りましょう。

3-3.水やり|土が乾いたら

ハナミズキは地植えの場合であれば、根付いてからの水やりは必要ないですが、真夏は土が乾燥しやすいので適度な水やりをします。
鉢植えの場合は、土が乾いた時点でたっぷりと水やりをしましょう。

シンボルツリーにぴったり!華やかなハナミズキ(花水木)の花を楽しもう!

細いながらもしっかりとした枝に、十字を切ったような花のハナミズキ。
春の時期になるときれいで華やかな花を咲かせ、開花すると季節の到来を感じさせます。
花言葉もハナミズキの花姿や性質が由来となっており、どれもポジティブなので鉢植えのプレゼントにも向いているのではないでしょうか。
暑さ・寒さ、乾燥に強いということもあり、街路樹や公園樹、庭植えや鉢植えとしても人気。
家のシンボルツリーにもなるので、この機会に取り入れて華やかなハナミズキの花を楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

・ハナミズキの花言葉『返礼』『私の想いを受けとめてください』『永続性』『華やかな恋』
・ハナミズキの色別の花言葉はない
・ハナミズキの花言葉に怖い意味はない
・ハナミズキにはキリスト教にまつわる逸話がある
・強い耐久性のハナミズキは街路樹から庭植えまで人気がある



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