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美容ライターの遠藤幸子です。メイクのやり方次第で、顔の大きさが変わって見えたり、垢抜けて見えたりと、顔の印象を大きく左右するアイブロウメイク。今回は、知らず知らずのうちにやっていると損をするNGアイブロウメイクと、それをOKメイクにアップデートするためのやり方について紹介します。
眉がまだらに生えていたり薄かったりすると、つい眉を濃く描いてしまいがちです。濃く眉を描く方法としては、アイブロウペンシルで何度も描いたり、アイブロウマスカラをたっぷりと重ねたりといった方法があります。
そういったアイブロウメイクをしていると、ふんわりとしていた眉が肌に張り付いたようにペタッとしてしまい、立体感を欠いた不自然な眉に仕上がってしまいます。
アイブロウマスカラやアイブロウペンシルは特に加減して使うことが大切です。アイブロウマスカラは軽くティッシュオフしてから、地肌に付かない様に注意し、眉をフワッと立ち上げるような心持ちで塗りましょう。
アイブロウペンシルは眉全体を描くのに使うのではなく、足りない部分を補うために使いましょう。
アイブロウメイクの主役にしたいのは、アイブロウパウダーです。少しずつ加減しながら塗り重ねていくと、眉毛が寝てペタッとした仕上がりになるのを避けることができます。
アイブロウメイクをするときに複数のアイテムを使っていると、色や質感の違いが出てしまいがちです。そこから見直してみましょう。
例えば眉の足りない部分を補う場合は、地眉に近い色を使うと統一感が出ます。ただし、地眉に合わせて眉全体を描き上げると、重たい印象に見えたり肌がくすんで見えたりしがちです。
そのためその上から明るい色のアイブロウパウダーかアイブロウマスカラを重ねて抜け感を出しましょう。
左右対称の眉に仕上げるのが難しかったり、眉山や眉尻の位置がよくわからなかったりすると、テンプレートを使うなどしてあらかじめ輪郭をとって仕上げることがあります。
しかし、輪郭がクッキリしてしまうと、いかにも描きましたという不自然な眉に仕上がってしまいます。
アイブロウメイクは、地眉と描いた部分とがわからないほど自然な仕上がりになるのが理想です。そのため輪郭を取るのではなく、眉山や眉尻には薄い点を入れ、眉を描く際は足りない眉を1本1本描き足していくイメージで描いてみましょう。
そして、最後に必ずスクリューブラシなどを使ってぼかすことが大切です。さらに、アイブロウパウダーやアイブロウマスカラを重ねることでそういった点などをなじませることができます。
いかがでしたでしょうか。今回は、知らず知らずのうちにやっていると損をするNGアイブロウメイクと、それをOKメイクにアップデートするためのやり方について紹介しました。
当てはまるNGアイブロウメイクがあれば今すぐに見直して、自分をより良く見せるアイブロウメイクにアップデートしてみてください。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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