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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「夏よりもシワが増えたような気がする」という方は、乾燥のせいでシワが悪目立ちしている可能性があります。そこで今回は、冬になると気をつけたい40代のNGメイクとお直し方法についてご紹介します。
一年中同じ化粧下地を使っていませんか?スキンケアを季節に応じて替えるように、ベースメイクも替えたいもの。マスクくずれが気になるからと冬でも皮脂くずれ対策や毛穴カバーを重視した化粧下地を使っている方はご注意ください。
NGは毛穴カバーのサラッとした下地にパウダーを重ねた状態です。サラサラとしていますが、シワはくっきりと目立ってしまいました。
OKは保湿タイプの下地に先ほどと同じパウダーを重ねた状態です。しっとりとした仕上がりでシワもNGほど目立ちません。
保湿タイプだと化粧くずれや毛穴が気になる場合は、その部分だけにくずれや毛穴対策の下地を使うのがおすすめです。シワが気になる部分には保湿タイプを使うと、理想的なコンディションを保ちやすいでしょう。
目周り全体にコンシーラーを使っている方は、そのせいでシワが目立っているかもしれません。コンシーラーはカバー力に優れているものの粉体を多く含んでいるため、どうしても厚塗り感が出てシワも目立ちやすいです。
画像左はコンシーラーを塗り、フェイスパウダーを重ねたものです。コンシーラーがシワの溝に入り込み、シワをくっきりと見せています。中央はコンシーラーにパウダーファンデーションを重ねたものです。左端のフェイスパウダーを重ねた状態よりもシワがますますくっきりと刻まれる結果となりました。
一方、画像右はパウダーファンデーションだけを塗った状態です。シワが悪目立ちせず一番キレイに見えます。シワを目立たせたくない方は、コンシーラーはできるだけシワに重ならないように局部的に使ったほうがよいでしょう。
フェイスパウダーを使う場合は、塗るツールでもシワの目立ち方が変わります。仕上げのお粉で一気にシワが目立ってしまったという方は、ブラシを取り入れてみてください。
気をつけたいのは、パフを使う場合です。パフは肌にしっかりと密着するため粉がしっかりとつきますが、そのぶんシワが目立ちやすくなります。
ブラシはパフよりも粉を含む量が少なく密着度も低いため、自然とつきすぎを防げるでしょう。物足りない場合はブラシで薄く重ねていくと、適量に調整しやすいです。
シワの目立ち具合は使うアイテムや塗り方次第で変わります。また、メイク前の保湿も大きく影響します。冬のスキンケアはクリームのような濃厚なアイテムでしっかりと保湿をしておき、そのうえでシワが目立ちにくいメイクを心がけるとよいでしょう。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1818
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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