1.気温12度の日は何を着るべき?
気温12度といっても、最高気温か最低気温かによって体感温度は異なります。
まずは、最高気温12度・最低気温12度別に、季節やファッションアイテム選びのポイントをチェックしてみましょう。
1-1.最高気温12度
最高気温12度が多い季節・ファッションアイテムのポイントは以下の通りです。
【季節】
東京でいうと、最高気温が12度前後になるのは12〜2月頃の冬です。
日中は日が差していても風が冷たく感じやすく、朝夜は気温が5度を下回って寒さが厳しくなることがあります。
その日の最低気温や出かける時間帯に合わせて、しっかりと防寒対策ができる服装を選びましょう。
【ファッションアイテム】
最高気温12度の日は、日中だけ出かけるなら、インナーには「長袖シャツ×ベスト」「厚手ニット」など暖かいトップスにして、トレンチコートやマウンテンパーカーなどのライトアウターを合わせるのがおすすめです。
朝夜に出かけるときは、冬物コートが必要です。
最低気温が5℃未満になる日は、ウールコートやダウンジャケットなどしっかりと防寒できるアイテムを選びましょう。
足元もショートブーツ・ロングブーツをチョイスすると、真冬の寒さにも対応できます。
また、最高気温12度の日はマフラー・ストールなどの小物で防寒対策をすると、快適に過ごしやすくなりますよ。
1-2.最低気温12度
最低気温12度が多い季節・ファッションアイテムのポイントは以下の通りです。
【季節】
東京でいうと、最低気温が12度前後になるのは3〜4月頃の春と10〜11月頃の秋です。
日中は20度前後まで気温が上がり、晴れた日はポカポカとした暖かさを感じられます。
晴れた日の昼間に出かけるなら、アウターなしでもOKです。
ただし、朝夜は気温が下がって肌寒くなるのでライトアウターが必要になります。
【ファッションアイテム】
最低気温12度の日は、日中は長袖シャツにベストやカーディガンを重ね着したスタイルや、ニットやスウェット一枚で過ごすことができます。
朝夜の肌寒さに備えて、ブルゾンやジャケット、トレンチコートなどのライトアウターを合わせて体温調節しやすいコーディネートにしましょう。
最低気温12度の日は暑すぎず寒すぎず、いろいろなアイテムを組み合わせておしゃれを楽しむことができます。
アウターを脱いだときにおしゃれに見えるように、インナーは春・秋に合わせた季節感のある色や素材のアイテムを取り入れてみましょう。
2.【秋】10~11月最低気温12度前後の日におすすめの服装
10~11月のコーデには、暖色系の落ち着きのある色味のアイテムを選ぶと秋らしい季節感のある着こなしができます。
ここでは、10~11月の最低気温12度前後の日におすすめの服装を3つ紹介します。
2-1.【カジュアル】ニット✖︎ストライプシャツ✖︎ホワイトパンツ
温かみのあるオレンジ系のニットに同系色のラインが入った白ストライプシャツを合わせたコーデです。
ボトムスや靴もホワイトでまとめるとニットの色味がアクセントになり、おしゃれな着こなしになります。
朝晩の冷え込みが気になるときは、コートやジャケットを羽織って出かけましょう。
2-2.【デート】ニット✖︎ロングスカート
ベーシックなハイネックニットプルオーバーとカーディガンに、ロングマーメイドスカートを合わせた秋のオールブラウンカラーコーデです。
朝晩に出かけるときは、きれいめのブラウンコートをプラスして統一感のある着こなしを楽しむのがおすすめです。
2-3.【オフィス】ジャケット✖︎薄手ニット
秋の着こなしに使いやすいベージュカラーのテーラードジャケットに、薄手の黒ニットと黒スラックスを合わせたパンツコーデです。
黒×ベージュはベーシックなカラーで合わせやすく、黒のクールな雰囲気を優しい色合いのベージュが和らげてくれます。
厚みのあるウールやツイード素材のジャケットをチョイスして、朝夜の防寒対策をしましょう。
3.【春】3~4月最低気温12度前後の日におすすめの服装
3~4月は優しげなカラーやふんわりとした素材のアイテムを取り入れると、春の暖かな陽気に似合うスタイルになります。
ここでは、3~4月の最低気温12度前後の日におすすめの服装を3つ紹介します。
3-1.【カジュアル】ステンカラーコート✖︎フレアスカート
明るくて爽やかなパステルイエローカラーのステンカラーコートは、春にぴったりのアイテムです。
メンズライクなロング丈のコートとオーバーサイズのストライプシャツ、ふわっとしたフレアスカートを合わせることで、抜け感のあるきれいめカジュアルコーデに仕上がります。
最高気温が20度を超える暖かな日中に出かけるなら、足元はサンダルでもOK。
冷えが気になるときは、スニーカー・ローファー・ブーツなどにチェンジしましょう。
3-2.【デート】バルーンスリーブニット✖︎プリーツスカート
ふんわりとしたバルーンスリーブの白ニットは女性らしいシルエットでほどよい甘さがあり、デートにぴったりのアイテムです。
同色の立体感のあるプリーツスカートを合わせて、上品で華やかな雰囲気を演出しましょう。
シンプルなホワイトコーデはどんな色合いのアウターとも相性良く、おしゃれ上級者に見えるメリットもありますよ。
3-3.【オフィス】ジレ✖︎ブラウス
白のボウタイブラウスに、トレンド感のあるベージュのウールジレジャケットとパンツを合わせたセットアップコーデです。
ジレジャケットはスウェットやワンピースなどと合わせてカジュアルダウンした着こなしもでき、オンオフ兼用可能なアイテムです。
着回しやすいベージュカラーを選ぶと、いろいろなコーディネートを楽しめますよ。
4.【冬】12~2月最高気温12度前後の日におすすめの服装
最高気温12度の日が多くなる冬はダークカラーが多くなりがちなので、明るい色合いを取り入れたコーデで華やかな印象をプラスするのがおすすめです。
ここでは、12〜2月の最高気温12度前後の日におすすめの服装を3つ紹介します。
4-1.【カジュアル】カラーコート✖︎デニム
白タートルネックにデニムを合わせ、ファー素材のカラーコートを取り入れた大人カジュアルコーデです。
明るいカラーのコートは存在感があり、シンプルなトップスとボトムスに合わせるだけで一気に華やかな雰囲気を演出できます。
丸みのあるシルエットを選ぶと、女性らしさが際立ちますよ。
4-2.【デート】チェスターコート✖︎ワンピース
白のニットワンピースに、黒のチェスターコートを合わせたモノトーンコーデです。
白のニットワンピースは冬のデートにぴったりのアイテムで、黒のアイテムを合わせることでバランス良くまとまります。
気温が下がる時間帯に出かけるなら、マフラーやストールなどをプラスするのがおすすめ。
しっかりと防寒対策しつつ、おしゃれを楽しみましょう。
4-3.【オフィス】ノーカラーコート✖︎ホワイトワイドパンツ
シンプルなノーカラーコートに、ホワイトのワイドパンツを合わせたオフィスカジュアルコーデです。
重たくなりがちな冬も、ホワイトのパンツを選ぶことで軽やかで明るい印象になります。スカーフを合わせることで、こなれ感を演出できるので、気分やTOPに合わせてアレンジを楽しんでみてくださいね。
気温や季節に合ったファッションでおしゃれを楽しもう!
最低気温12度の日中は長袖トップス一枚でも暖かく過ごすことができますが、最高気温12度の日の日中はライトアウターがないと肌寒く感じます。
最高気温12度の日も最低気温12度の日も、1日出かけるなら朝夜の気温差に対応できるアウターを合わせたコーディネートにしましょう。
今回紹介した服装のポイントやコーデを参考に、気温や季節に合ったファッションでおしゃれを楽しんでみてくださいね!
まとめ
・最高気温12度の日は12〜2月頃の冬に多く、朝夜は気温が5度以下になって冷え込むことがある
・最高気温12度の日は寒さを感じやすいため、昼間ならライトアウター、朝夜なら冬物コートが必要
・最低気温12度の日は3〜4月頃の春と10〜11月頃の秋に多く、日中は20度前後まで気温が上がることがある
・最低気温12度の日の日中は、長袖シャツにベストやカーディガンを重ねたレイヤードスタイルやニット一枚で過ごすことができるが、朝晩はライトアウターが必要
・季節に合わせて色や素材にこだわりつつ、体温調節できる服装を着こなすのがおすすめ