/
整理収納アドバイザーのhanaです。「部屋が散らかっていると落ち着かない」ということはありませんか。でも、毎日忙しくて、本格的に片付けるのは難しい場合もあると思います。そこで大切なのは、マストなポイントだけを押さえて要領よく片付けること。今回は、モノを減らさずに部屋を片付けるコツを3つ紹介します。
部屋が片付かない原因の一つは、モノが多すぎることです。
でも、すでに家の中にあるモノを選別して捨てるのは骨が折れますよね。
そこで、これから家の中に余分なモノが入らないようにしましょう。
【例】
・DMやイベントで配られたチラシ
・あと〇円で送料無料、〇%オフなど、お得感につられて買ったモノ
・商品についていたオマケ
・お菓子が入っていた箱や紙袋
・クリーニング店のハンガー
・何となく作ったポイントカード
普段から、必要なモノや本当に欲しいモノを選んで買うのはもちろん、家に溜まりやすいモノは選ばない、または、すぐに手放す心がけが必要です。
また、日々の暮らしに必要な消耗品や食品なども、ストックする数や範囲を決めて、必要以上に家に入れないように気をつけることが大切。
買い物の際には、買い物リストを作り、予め必要なモノをリストアップしておくことで、無駄なモノを買ってしまうことを防げます。
家に入れるモノの量が少なくなれば、必然的に片付けの手間も減り、部屋が散らかりづらくなります。
部屋が片付かない原因のもう一つは、モノの置き場所が決まっていない、もしくは、戻しづらい場所のため、ちょい置きしてしまうことです。
特に、いつも使っているバッグやアウター、時計やアクセサリーなどの小物類、郵便物などの書類は、帰宅後ついカウンターやテーブルに置いてしまいがち。
テーブル、カウンターなどにモノが点々と置いてあると、それだけで部屋が散らかって見えてしまいます。
そこで、それぞれの場所にモノをざっくりとまとめておけるケースやカゴを用意することで、片付けやすい環境になります。
【リビングの例】
床やソファーにちょい置きしがちな雑誌や本、バッグなどをざっくり入れられる大きめのカゴを用意。ローテーブルには、リモコンや細々としたモノをまとめておけるケースを用意します。
【ダイニングの例】
カウンターやチェストには、郵便物などの書類を一時的に置いておくための保管ボックスを用意。また、アクセサリーや時計などの小物をまとめておくためのトレーを用意します。
このように、散らかりがちな場所にケースを用意して、一か所にまとめておくだけで部屋が片付いてスッキリします。
ここまでは、部屋を片付けやすくするコツを紹介しました。
それでも日々、仕事や家事で忙しくしていると、どうしても部屋は散らかりがち。
散らかったまま放置すると、さらに悪化して、余計に片付けが大変になってしまいます。やはり、日々の最低限の片付けは欠かせません。
そこで、最後のコツは「一日5分のリセットタイムをつくること」です。
まずは、リセットするタイミングを決めましょう。
時間は特に指定はありませんが、夜寝る前の5分間など毎日同じ時間にすることで、片付けをする習慣が身に付いて、散らかりづらい環境になります。
リセットタイムは、リビングやダイニング、キッチンなど、散らかりやすい場所を中心に、先ほどのコツ②で用意したケースに散らかっているモノを入れるだけでもOK。
例えば、寝る前にリセットタイムを設ければ、翌朝にはスッキリとした空間で目覚めて、気持ちよく一日をスタートできますよ。
今回は、モノを減らさずに部屋を片付けるコツを紹介しました。
毎日忙しくて本格的にモノを捨てて片付けるのは難しいという方には、マストなポイントだけを押さえて片付けられるようにすることが大切なんです。
もちろん、気合を入れてモノを選別して捨てて、収納を見直して…とできるのが理想ですが、仕事や家事、育児で忙しいと、その時間を確保するのが難しいこともありますよね。
だからこそ、忙しい方は、部屋が散らかる原因となる最低限のポイントだけを押さえて、少しの時間で部屋が片付くようにしておくことをオススメします。
今回紹介した3つのコツは、今家にあるモノを減らさなくてもすぐに実践できることばかりです。
ぜひ、本記事を参考に、できることから始めてみてくださいね。
この記事に関連するキーワード
この記事のライター
整理収納アドバイザー1級
hana’s home
1264
4人家族(夫・娘2人)でマンション暮らし。平凡な専業主婦が、自宅のリノベーションを機に片付けやインテリアに目覚め、整理収納アドバイザー1級資格まで取得。アドバイザー活動の傍ら「暮らしを楽しむ」をテーマに日々の生活をより快適にするためのアイデアなどを公式サイトやインスタグラムにて発信中。
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント