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整理収納アドバイザーむらさき すいこです。新年度になり、新たな環境で生活がスタートした人もいることと思います。慌ただしい新生活が、いつもイライラ!探し物が絶えない!時間がない!という人はいませんか?今回は、新生活がうまく回る「効率的で快適になる暮らしの工夫5選」をご紹介します。
探し物に時間を取られている人は、ぜひ「毎日使う物が取り出しやすく」なっているかチェックをしてみて下さい。
例えば、食器棚は「毎日使う食器を手前」に置く。
「毎日使うカトラリー類を上段」に置く。
「毎日使うトレーを出しっぱなし」にする。
このように、たとえばキッチンでは使用頻度の高い「毎日使う物にVIP席」を用意します。
使用頻度の低い物は捨てなきゃいけないのかというと、もちろんそんなことはありません。
「VIP席(毎日使う物)」と「一般席(それ以外)」に区別をすればいいのです。
毎日使わない物を、奥や少し取り出しにくい場所へ移動させてみて下さい。
そうすることで、毎日使う物を探さずに取り出すことができて効率的になります。
巷ではさまざまな収納ボックスが売られていますよね。
つい手に取りたくなりますが、収納は計画的に作り上げないと、かえって使いにくくなります。
特に毎日使う物は「シンプル収納」がいちばん!
たとえば、毎日使う物はフックを使ってすぐに取れるようにするのがおすすめ。
隠す収納の場合、毎日使う物は、扉を開けたらすぐに取り出せるようにしましょう。
収納ボックスに入れれば入れるほど、アクション数(物を取り出すまでの回数)が増えて使いづらくなります。
美しい収納=使いやすい収納とは限りません。
効率を優先するなら収納ボックスに入れず、サッと取り出せるようにするのがおすすめです。
朝の身支度に時間を取られていませんか?
おしゃれを楽しめるほど余裕があれば良いですが、現実はなかなか厳しいもの。
そのような時におすすめするのは、「通勤服の制服化」です。
予めコーディネートを数パターン作っておけば、朝は何も考えずに着替えるだけ。
ただし、本当に気に入っている洋服だけでパターンを作りましょう。
そうすることで、ただ機械的に洋服を着るだけではなく、心も満たされるものです。
仕事が終わっても、買い物の仕分けや郵便物のチェック、食事作りなどの家事が山積み。
全てを完璧にこなすのは無理ですよね。
そのような時には「無理をしない仕組み」を作りましょう。
たとえば、収納に余白を持たせて「仮置きできるスペース」を作る。
一時的に仮置きするスペースがあると、床置きせずにすみますから部屋の散らかり防止になり、それが心の余裕にも繋がります。
また、郵便物やDMなどは、急ぎのもの以外は一時置きできる「とりあえずボックス」を作るのもおすすめ。
時間がある休日にまとめてチェックしましょう。
忙しい時には無理は禁物。
完璧を目指さず、新生活を乗り切りたいものです。
新生活は、心も身体も知らず知らずのうちに疲れています。
疲れを溜めすぎてしまうと、5月病にもなりかねません。
ですから、意識をして積極的に「自分を癒す工夫」をしてみましょう。
たとえば、香り。
身近な場所にアロマ精油やお香を置き、手軽に香りを楽しむのがおすすめ。
花や緑を飾るのも癒し効果があります。
バスソルトなどで入浴時間をリラックスタイムにするのも効果的。
新生活は、外で緊張することが多いですから、住まいを癒しのパワースポットにして、リフレッシュできるといいですね。
いかがでしたか?
「新生活が効率的で快適になる暮らしの工夫5選」をお伝えしました。
すぐに生活に取り入れられるものも多いので、ぜひ試してみて下さいね。
みなさんの新生活がより素晴らしいものになりますよう、お役に立てたら嬉しいです。
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この記事のライター
整理収納アドバイザー
むらさき すいこ
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横浜市の整理収納アドバイザー。マンションで夫と息子2人の4人で暮らしています。片づけ苦手な家族がいても、すっきりシンプルに暮らすコツをブログ・Instagramで発信中。収納公開自宅セミナー・訪問片づけサポート・コラム執筆などの活動を行っています。
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