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ふんわり柔らかくて茶色い蒸しパンのマーラーカオ。最近はコンビニやスーパーの菓子パンコーナーでも手軽に購入でき、じわじわ人気を集めていますよね!今回はお店で売ってるようなマーラーカオをフライパンひとつで簡単に作れるレシピをご紹介します。蒸し器を使わないのですぐに試せるのが嬉しい♪揃えやすい材料だけで作れますので、ぜひチャレンジしてみてください!
マーラーカオとは、マレーシア・中国の伝統的な点心のこと。中国風蒸しカステラ・中華風蒸しパンとも呼ばれています。
漢字だと「馬拉糕」と書きます。中国語で馬拉(マーラー)はマレーシア、糕(カオ)はケーキという意味をさします。
その歴史は古く、日本へは江戸時代に伝わったと言われています。
本場の中国ではじっくり発酵させて、時間をかけて作られているようです。
今回は家庭でも作りやすいように、ワンボウルで混ぜるだけで作れて、蒸し器は使用せず、フライパンで手軽に作れるレシピをご紹介します。
卵(Mサイズ) 2個
きび砂糖 80g
醤油 3g
重曹 3g
水 小さじ1
牛乳 60g
米油 60g
薄力粉 80g
ベーキングパウダー 3g
☆きび砂糖が無ければ、三温糖やてんさい糖でも◎茶色いお砂糖を使うのがおすすめです。
☆米油はサラダ油や太白ゴマ油などでもOKです。
・重曹と水を合わせて小さな器などに入れて合わせておく。
① ボウルに卵・きび砂糖・醤油を入れ、ホイッパーでよく混ぜる。
※泡立てる必要はありません。混ざればOK
② 合わせておいた重曹+水、米油、牛乳を加え、さらに混ぜる。
③ 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、ホイッパーで粉気が無くなるまで、ぐるぐるとよく混ぜる。
④ 最後はゴムベラに持ち替えて全体を丁寧に混ぜ合わせる。
⑤ シリコンパンケーキ型に4等分にして流し入れる。
※他のシリコン型でもOK。蒸すと大きく膨らむので、型の6~7分目位まで生地を流し入れるのが目安です。
⑥ フライパンに底から2cm程の湯を沸かす。沸騰したら型を並べて入れ、蓋を被せて約15分程度蒸す。
⑦ 串で刺して、ドロッとした生地がついてこなかったら蒸し上がり。
※取り出す際は熱いので注意してください。
しっとり柔らかなマーラーカオの出来上がり。
蒸したてはもちろん、冷めても柔らかくて美味しいです!
市販のマーラーカオみたいにレーズンをトッピングしても◎お好みでどうぞ。
一般的な蒸しパンレシピに比べると、お砂糖や油の量が多めですが、決して減らしてはいけません。マーラーカオのしっとりと柔らかい食感は、お砂糖と油がたくさん入って得られるのです。お砂糖は本当はもう少し加えたいのが本音。今回のレシピでも十分な甘さですが、市販の物よりは甘さ控えめに仕上がります。
お醤油もほんの少しですが、入れる事で隠し味になり、色味や風味も良くなるので忘れずに入れて下さいね。
しっとり柔らかなマーラーカオ。手作りすればいつでも頂けますし、添加物など気にされる方も自作なら安心して頂けます♪
おうち時間にぜひ作ってみて下さいね!
この記事のライター
製菓衛生師
nyonta
6649
製菓衛生師。北海道在住。製菓学校卒業後、ホテルのパティスリーやカフェで勤務した後、現在は自宅で趣味としてお菓子作りを行う。製菓材料店や製菓道具店のレシピスタッフとしても活動中。旬の食材を使い、お菓子で季節を感じられるよう常に心掛けている。作ったお菓子はブログ・HPにてレシピ公開中。
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