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メイク講師のSAKIです。今年の夏の暑さをきっかけに、脱マスクを試みる方も多くなってきたのでは?と思います。いざマスクを外してみると、アイメイクが濃く感じたりなんだかフェイスラインのもたつきが気になったり、顔の余白が余計に目立って感じたり…マスクメイクに慣れてしまい、いざマスクを外すと顔立ちがパッとせず、またマスク生活に戻る、といった方も少なくないようです。マスク無しメイクに戻る際、真っ先に取り入れて欲しいのは「チーク」!チークがあるのとないのとではお顔の印象にも差が出ます。今回は、40代向けのチークのNG塗り方、OK塗り方を、それぞれポイントを絞ってご紹介します!
なんとなくよく言われている「頬の高い位置」にチークを塗ってみる。どこかで聞いたテクニックをなんとなく使ってみるという方も多いでしょう。
基本のチークを入れる位置は、確かに「頬の高い位置」です。笑った時にふっくらする部分に塗ることで、多幸感あふれる仕上がりが叶います。
ただ、なんとなくで頬の高い位置にチークを入れるのはNG!顔の形に合わせてチークの形を変えることで、より美しい仕上がりになります。
例えば頬がふっくらした丸顔さんは、すっきり見せるためにこめかみから小鼻に向かって斜めにシャープに入れることでお顔の形もより美しく見えます。
また、面長さんは顔の縦幅が気になるので、横の印象を際立たせるためにチークは横長に入れるのがおすすめです。また、頬の余白も気になるので頬の高い位置から広く入れることで余白も埋まります。
例えば可憐なイメージがお好きな方、アイシャドウにピンクを取り入れ、リップはグロスでプルプルに。色や質感で可憐さをプラスするのは簡単ですが、ぜひチークの入れ方もなりたいイメージに合わせてこだわってみて下さい。
頬の中心に丸く入れることで、若々しいイメージをもたらすことができます。40代以降の方は、狭い範囲に入れると若者向きの仕上がりになってしまいますので、やや広く馴染ませるのがいいでしょう。この場合、小鼻よりも下にチークを入れてしまうとお顔が下がって見えてしまうので、小鼻より下に下がらないよう注意しましょう。
また、年齢に応じたエレガントな仕上がりにしたい時には外側から内側に向かって色が入るように馴染ませましょう。
フェイスラインに色が濃く入ることでフェイスラインもすっきり見えますし、立体感が強調され大人っぽい仕上がりになります。
チークの形が違うだけで、ガラリと雰囲気を変えることができます。顔の形だけじゃなく、なりたいイメージに合わせて入れ方も変えてみて下さいね。
まず使用するチークですが、おすすめは「クリームタイプ」。程よいツヤを与えることができ、ムラなく内側から滲み出るような血色感を与えることができます。
40代以降はハリやツヤが減少し、様々なアイテムを重ねることで厚塗り感のある仕上がりになってしまいます。なので、ハイライトを重ねることも躊躇われる方も多いようです。
また、パウダータイプは粉っぽさが生じやすく乾燥して夕方には血色のないのっぺり顔になっていることも…。
ハイライト無しでツヤを出し、ついでに血色感が出せれば一石二鳥!クリームタイプは密着感も高いので綺麗な色が長く続くことが多いです。
クリームチークは指に少量取り、なりたいイメージや顔の形に合わせて優しく叩き込むように馴染ませて下さい。指を引きずって塗ると、ファンデーションが剥がれてしまいます。
また、クリームチークはフェイスパウダーの「前」に馴染ませます。フェイスパウダーの上からクリームチークを重ねると粉体と混ざり1箇所に固まってしまうことがあります。
フェイスパウダーを上から重ねるので、チークは気持ち濃く馴染ませておくのがいいでしょう。
今回記事内でご紹介したコスメはこちらです。
ローラメルシエ ティンティド モイスチャライザー ブラッシュ CR3
脱マスク時代、やってたらNG!40代向けチークのNGな塗り方をご紹介しました。
実はチークはムラなく馴染ませる、左右対称に馴染ませるなど、広い範囲なのでアラが目立ちやすくとても難しいパーツなのです。自分に似合うチークの入れ方を参考にしていただいて、脱マスクメイクを楽しんでくださいね!
この記事のライター
コスメコンシェルジュインストラクター
SAKI
978
コスメコンシェルジュインストラクター資格保持。メイク講師、フリーの美容ライターとして活動しています。アイメイクアイテムを中心にプチプラからデパコスまで幅広い新作コスメレポや、お悩み別メイクアップ方法などさまざまなコスメの魅力をお伝えしていきたいと思います!
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