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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。40代になると、メイクにさまざまなお悩みが生まれがち。昔のようにメイクすると老けて見えたり、なぜか汚くなってしまったり、残念な仕上がりになるケースが少なくありません。そこで今回は、40代女性に気をつけていただきたい4つのポイントをご紹介します。
大人の朝は、子育てや家事、仕事の準備で慌ただしいもの。
化粧水や乳液でお手入れしたあと、すぐにメイクに取り掛かっていませんか?
スキンケアの水分や油分がなじんでいない状態でベースメイクを始めると、肌表面の過剰な水分や油分が化粧下地やファンデーションと混ざり合い、ベースメイクがうまくのらなかったり、ヨレたりする原因になります。
こちらの画像は、左側はスキンケアのすぐ後にファンデーションを塗った状態、右側は馴染ませてから同じファンデーションを同量塗った状態です。
スキンケアのなじみ具合で仕上がりが大きく変わることがわかります。
スキンケアを済ませてから10分程度経ってからメイクを始めると、ファンデーションのノリがよくなり、崩れにくくなります。
近年のメイクで人気なくすみカラーですが、アイシャドウでは気をつけたい色のひとつ。
若い頃ならニュアンスに感じられた色も、大人のくすみがちな目元に使うとくすみが強調されてしまう可能性があります。
画像の左はくすみカラーを使ってメイクした状態、右は明るくあたたかみのある色でメイクした状態です。
くすみカラーを使うと目元が暗く見えて疲れて老けた印象に。右の明るいアイメイクのほうが若々しく見えるのではないでしょうか。
明るいアイシャドウでも元々のくすみを生かして適度なニュアンスが生まれるので、アイシャドウはできるだけ明るめを選ぶことをおすすめします。
近年見られるのが、下まぶたの黒目の下から真横にアイラインを引くメイクです。
目の重心を下げることで目の縦幅を広げつつ、タレ目っぽく見せる効果が期待できます。
しかし、このメイクはアイラインの存在感が強くなりやすく、違和感を覚えやすいもの。
ぼかしても自然に仕上げることが難しいでしょう。
画像左はブラウンのアイラインを入れてぼかした状態です。
ぼかしても線としての存在感が隠せず、ぼかしたことで仕上がりも残念な印象に。
右側は同じ位置に肌の色に近いライトブラウンのアイシャドウを細く入れた状態です。
やわからい陰影で自然に目の重心が下がったように感じられ、自然に目の縦幅を広げながらタレ目っぽく見えやすくなります。
ラインを入れた上部分に明るいハイライトカラーを仕込むと、より自然でやさしいイメージに仕上がりますよ。
残念なイメージになりやすいメイクといえば、チークの塗りすぎ。
大人の肌に血色は重要ですが、チークの色がはっきりわかるほど塗るのは控えてください。
チークが目立つと野暮ったい印象になる可能性が高く、昔っぽいメイクに感じられやすいです。
画像左はチークをたっぷり塗った状態、左は薄くふんわりとつけた状態です。
左だとチークが濃すぎて透明感まで失われていますが、右は自然な血色と透明感が漂っています。
塗り方を変えるだけで、同じチークとは思えないほど仕上がりの印象が変わります。
メイクは少し塗り方や色を変えるだけで、仕上がりが大きく変わります。
40代になると老けて見えたり昔っぽい雰囲気になったりする可能性もあるので、今回ご紹介したポイントに注意してメイクしてみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1829
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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