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整理収納アドバイザーの大森智美です。「片付け」と言うと、とても大掛かりで億劫で時間がかかるものだと思っていませんか?実は1日15分片付けるだけでいいのです。「やろう!」と思ってもなかなか実行できない方は、完璧でなくていいのでとにかく少しずつ片付けてみること。今回は15分片付けのコツをお伝えします!
モノが多すぎるのも分かっているし、毎日片付けられたら理想だけれど、なかなか習慣化できないから片付かない…。そう悩んでいる方も多いはず。
そんな方こそ、まずは15分でいいので続ける仕組みを考えてみると良いかもしれません。
・1日15分だけやる。
・前日までにどこを片付けるか決めておく。
・ダラダラせずタイマーをかけて集中する。
・疲れていない朝の時間帯にする。
・開始時間のアラームをセットしておく。
・気分があがる音楽をかけながらやる。
・出来ない日があったとしても、また翌日から続ける。
「時間がない!」という方も、きっと1日15分は時間を捻出できるはず。あまり広すぎる範囲だと15分では終わらず疲れてしまうので、15分程度で終わる狭い範囲でOK。
まずは1週間続ける!くらいの気持ちで始めると良いかもしれません。
増えやすいものの代表格、書類などの紙物。すぐに増えてしまうからこそ定期的に処分する習慣が大事です。
特に3月4月は年度の切り替わりのタイミングなので年間でみても紙物が増えやすい時期です。そんな書類の整理は15分片付けにぴったり。
・不要になった過去の書類
・一度見たら大丈夫な書類
・ネットなどで確認できる書類
これらを中心に処分していき、本当に残しておきたいものだけ中身の見えるクリアファイルなどに保管。過去の紙物で残しておきたいものは「思い出のもの」として保管場所を分けると良いでしょう。
1日15分なので「子どもひとり分のお便りだけ見直す」「ファイル1つ分見直す」でOK。書類が多すぎて分類も出来ていない!そんな場合はタイマーをかけて毎日15分間でできるだけの整理でOKです。
キッチンも、買い出しのたびにモノが出たり入ったりする場所なので乱れがちな場所。片付けることで食品ロスが減ったり、二重買いが防げたり、家事がしやすくなったりと片付けの効果も感じやすい場所なのでおすすめです。
・賞味期限切れのもの
・使いこなせなかった調味料、食材
・何年も使っていない食器やお弁当箱、水筒、調理器具、製菓グッズ
・子どもが成長して使っていないコップや食器、カトラリー
・多すぎるカトラリー
これらは処分を検討。15分だけなので今日は「冷蔵庫のドアポケットだけ」「カトラリーだけ」「ストックかご1つ分だけ」と小スペースの見直しでOK。
キッチンは口にするものを収納することが多い場所なので同時に軽く掃除もすれば大掃除いらずで気分もスッキリしますよ。
季節の変わり目は新しい服が欲しくなる方も多いのではないでしょうか?
衣替えも兼ねて、15分ずつ見直すと手持ちの服が把握しやすくなり、買い物の際も目的を持って購入しやすくなります。
・冬の間、袖を通さなかった服
・ボロボロになったりシミがついた服、インナー類
・着ていても気分があがらない服
・数年着ていない服
・多すぎるインナー類
これらは見直し対象。「今日は靴下だけ」「冬物のボトムスだけ」「引き出し1段分」こんな感じでアイテムごとや引き出しごとに15分を目安に整理していくと、多すぎてどこから手をつけていいか分からないクローゼットでも整理しやすくなります。特にインナー類などが多すぎる場合は数を決めて整理するのもオススメです。
いかがでしたか?今回は15分だけ片付けのすすめをお伝えしました!
モノが多すぎても、細分化すれば必ず片付けることはできます。ぜひこの春片付けを始めてみてくださいね!
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この記事のライター
整理収納アドバイザー/整理収納教育士
大森智美
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神奈川県在住の整理収納アドバイザー・整理収納教育士。建売住宅に夫と子供3人の5人暮らし。整理収納や日々のお掃除で子供がいてもスッキリとした暮らしを目指しています。Instagramでは〝わたしの気持ちをあげる″自分が喜ぶ整理収納や日々の暮らしを発信中。
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