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水場周りに「カビ」が発生してイヤな気分になったことありませんか?カビ汚れはなかなか落ちにくいもの。皆さんも苦労した経験があるのではないでしょうか。今回はそんなカビを洗剤を使わずに、ナチュラルな素材だけで簡単に落とせる裏技をご紹介します!
家で入浴したら、風呂釜だってそれなりに掃除するし、換気扇だって回すのに、気付けばカビが壁一面を覆っている…。でも、落胆することはありません。あなたのご自宅のキッチンや洗濯場に必ずある2つのアイテムで、カビをすっきり取り除けますよ!
体を清潔にする場所にカビが生えると、自然の摂理とはいっても“できない女”の烙印を押されたかのようで、なんとなく心理的にダメージを受けませんか? でも、どのご家庭でも常備しているであろう “酢”と“重曹”を使えば、洗剤を使うことなく、しつこいカビともきれいサッパリお別れできちゃいます。
まず始めに台所へ行って、さっそくカビ取りスプレーを作りましょう。といっても作るというまでもないほど超簡単。酢(10%)と水(90%)を、開いているスプレーの瓶などに入れたら完成です。
それではいざ出陣! カビの広がった部分に渡るようにスプレーしたら、歯ブラシやキッチンペーパーなどで目立つカビをこそぎ落とします。この段階である程度落ちますが、完全に落ちるまでこの作業を繰り返しましょう。
汚れが落ちれば落ちるほど、黒い液体になって流れ出てきます。え? 気持ち悪い? それはあなたの風呂場がそれだけ汚かったということです!! それが洗剤や薬品なしで消えるのですから頑張りましょう。
歯ブラシなどでゴシゴシしたら、重曹をぱらぱらと振りかけましょう。シュワ~っと泡になって音がたつこともあります。そのままの状態で5~10分ほど放置。その後、水をかけてすすぎ落とせば、カビもないピカピカ壁がお目見えです。
酢と重曹という意外なコンビでカビがきれいに落ちるのは、それぞれの持つ性質に理由があります。
もともと酢には殺菌作用があるため、最初に吹きつけることでカビを直接撃退! その後にカビが不得手な弱アルカリ性の重曹が振りかけることで、さらなる追い打ちとなるのです。
酢と重曹のカビ取り法を使えば、塩素系洗剤特有の刺激臭に悩まされることも無ければ、手荒れの心配も無用。さらにはナチュラルなもののみを原料とするため、環境にもやさしい成分なのがうれしいところ。
一方で、酢と重曹でカビ取りをする際、気をつけたい点もあります。まず酢の種類は何でもいいわけではなく、穀物酢を必ず使用すること。たとえば米酢やすし酢などが含むうまみ成分はカビにとっては大好物であり、これでスプレーしてしまうとかえってカビをおびき寄せることになってしまいます。
また天然原料であるために、効き目は塩素系洗剤ほどスピーディーかつ劇的に落ちるものではありません。だからといって、処置後に塩素系洗剤などを使用してしまうと、酢と反応して有毒ガスを発生してしまうので、絶対に併用しないことを念頭に置きましょう。そして重曹には研磨作用があるため、ヒノキや人工大理石などに用いると傷つけてしまったり、変質してしまうので、あらかじめ壁の種類はチェックすることが大切です。
わざわざ専用の洗剤を使わなくても、身体に環境にやさしくカビを取ってくれる酢と重曹。気になるカビを見つけたら、ぜひお試しくださいね。
この記事のライター
michill ライフスタイル
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楽しく節約、お得なことに目がないアラサー女子です。100均、300均、コンビニなどを日夜パトロールして、収納アイテムやキッチングッズなど、身近なお店の便利でお得な商品を紹介します。
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