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リビングの掃除機かけ

掃除の手間が爆増する!片付けのプロが教える「掃除がしやすい家としにくい家の決定的な違い」

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整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。「毎日掃除しているのに、すぐに散らかってしまう…」「友達の家はいつもキレイなのに...」と思ったことはありませんか?実は掃除がラクな家と大変な家には、ある決定的な差があります。今回は、忙しい毎日でも家をキレイに保つポイントを紹介します。

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目次

決定的な差は「モノの量」

まず掃除がラクか大変かを分ける最大のポイントは、「モノの量が適正かどうか」です。

収納スペースに入りきらない、つい廊下や階段に置いてしまう…どんなに最新の掃除機を使っても、収納場所が多くても、モノが多すぎる家は「掃除の前に片づけ」が必要になります。

逆に、モノが少なければ「元に戻す」片づけも掃除もラクになります。このように掃除しやすいかは、モノの量で変わってくるのです。

実は「キレイな家」を目指すには順番があることをご存じですか?掃除しやすい環境をつくるためのステップは①整理→②収納→③片づけ→④掃除になります。

①整理:まず不要なモノを減らす
②収納:使いやすく収める
③片づけ:元の場所に戻す

この3つがスムーズにできていると、最後の④掃除がとてもラクになるのです。

それでは、掃除がラクになる、今日からできる3つの工夫をご紹介します。

今日からできる!掃除がラクになる3つの工夫

①「1日1捨」を習慣にする

毎日1つでも不要なモノを手放すだけで、家の中は驚くほどスッキリします。

「今日はこのバッグを手放そう」「使わなくなったコップを1つ処分しよう」など、小さなステップで充分です。

大きな片づけは気合が必要ですが、毎日の積み重ねであれば無理なく続けられます。1日忘れても、また次の日からリセットして始めればOK!

年末に向けて「1日1捨」に取り組んでみませんか?

②掃除道具は使う場所の近くに収納する

掃除をする時、いちいち掃除道具を取りに行くのは意外とストレスです。

ほうき、モップ、掃除機、雑巾などは使う場所の近くにまとめて収納すると、「サッと取り出してサッと掃除」が可能になります。

上の写真のように、筆者宅もリビングの床のゴミをすぐ掃除できるようにキッチンカウンターの脇にほうきとちりとりを置いています。

キッチン周りにはミニほうきとちりとり、リビングには掃除機を手の届くところに置く、トイレには使い捨てブラシやウェットシートを置く…など使う場所の近くに収納するだけで、掃除のハードルが下がるだけでなく、家族も自然と使いやすくなり、協力しやすい環境になりますよ。

③掃除の動線を意識した家具配置

実は、家具の配置を少し工夫するだけで、掃除機や拭き掃除が格段にラクになります。

家具の下に滑りやすいマットを敷いたり、軽い家具は移動しやすいようキャスター付きにするのもおすすめです。

浮かす(吊るす)収納も取り入れやすいですよね。ちょっとした工夫で、毎日の掃除時間が短縮でき、掃除がラクになりますよ。

掃除しやすい環境をつくる

モノを少なくして動線を意識すれば、毎日の掃除は短時間で終わり、家族も片づけやすくなります。

今回、ご紹介したように初めの第一歩として今日から少しずつモノを手放してみませんか?皆さんの暮らしの参考になれば幸いです。



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この記事のライター

整理収納アドバイザー

田中ゆみこ

整理収納アドバイザー。4人家族(夫・息子2人)で戸建て暮らし。北陸を中心にこころと暮らしを心地よくする「整理収納・時短家事」をご提案しています。住宅収納スペシャリスト、親子の片づけに特化したサービスを提供中。Instagramではラクに片づく仕組みとリアルな子育てを発信しています。大阪市出身、石川県金沢市在住。

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