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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。昔から愛されているロングセラーのごはんのお供の一つに「なめ茸」があります。瓶詰めになって売られている商品ですが、実はお家で簡単に、しかも火を使わずにレンジで作れるって知ってましたか?今回は手作りなめ茸のレシピをご紹介します。
昔から愛されているロングセラーのごはんのお供の一つに『なめ茸』があります。
よく瓶詰めになって売られているイメージですが、実はお家で簡単に、しかも火を使わずにレンジで作れるって知ってましたか?
今回は手作りなめ茸のレシピをご紹介します。
市販で売られている「なめ茸」は 小瓶で大体120g入りで、商品によって違いはありますが、価格は大体150〜250円くらいです。
今回ご紹介する手作りなめ茸は、200gのえのき茸を1袋使用したとして、価格は1/2ほどで倍量(2瓶分)作れちゃいます。
とっても簡単に作れて添加物も使わないから体に優しく、そして 何より、手作りのなめ茸は、美味しいんです。
作り方はとっても簡単!えのき茸を2㎝幅にカットして、調味料を加えてレンジで加熱するだけ。加熱はレンジ任せだから、作業時間は実質3分もあれば作れちゃいます。
えのき茸 1袋(200g)
◎酒.・みりん・醤油・砂糖 各大さじ1と1/2
米酢(穀物酢)大さじ1/2

① えのき茸は石づきを落とし、2cm幅にカットします。付け根のくっついたえのき茸は、ほぐしておきます。

② 耐熱ボウルに①のえのき茸、◎の調味料を入れて全体にまぶし、ふんわりラップをかけて、600Wのレンジで7分加熱します。

③ まだ熱いうちに米酢を加えて混ぜ合わせ、そのまま冷ましておきます。

④ 保存容器に移し、冷めたらフタをして、冷蔵庫で保存します。
なめ茸は、ごはんのお供として頂くのはもちろんですが、茹でた青菜にかけても美味しく頂けます。

こちらは茹でたモロヘイヤになめ茸をかけたものです。青菜は他に、ほうれん草・小松菜・ニラなどとも相性が良いですよ。
青菜ではありませんが、白菜やブロッコリーなどいろんなお野菜にかけても美味しいので、その時に手に入るお野菜を上手に活用してみてください。献立であと一品欲しいっていう時に役立ちます。
えのき茸は、ヌメリと歯応えが特徴的なきのこですが、流通している大半は人工栽培で1年中出回っています。2袋〇〇円みたいに、格安で売られていることも多く、そんな時はチャンスとばかりに、まとめて購入です。
カットして冷凍保存にしたり、この手作りなめ茸を作って、常備菜にしています。
えのき茸も含め、きのこの最大の特徴は、「エネルギーが低い」ことですよね。食物繊維も水溶性、不溶性の両方を含んでいます。特に不溶性の食物繊維を多く含みます。
不溶性の食物繊維は、便を柔らかくして量を増やし、大腸の壁を刺激してその活動を活発にすることにより便秘を解消してくれます。また、腸内の善玉菌を増やすことによって、腸内環境を改善します。
生活習慣病の大きな原因である肥満に悩む人にとっては、積極的に食べたい食材です。ぜひ、『手作りなめ茸』を作って、健康的な食事を心がけましょうね。
※記事内のカロリー表示は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにAIにより算出したものです


この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
20499
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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