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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。ザクザクの衣の中はしっとりやわらか!パサつかない鶏むね肉のフライドチキンが揚げ油1cmで、おうちで作れます。ビニール袋を使って味付けしたら、二度つけの衣がポイント。思わず「買ってきたの?」と勘違いされるかも。難しいスパイスは不要で、おうちにある調味料と鶏むね肉で作れますよ!

鶏むね肉 大1枚(350g前後)
卵 1個(溶いて2回に分けて使います。)
A薄力粉 大さじ2
A顆粒コンソメ 小さじ2
A白こしょう 小さじ1強
Aしょう油 小さじ1
A清酒 大さじ1
Aすりおろしにんにく 1/4かけ
Aすりおろし生姜 1/4かけ
B薄力粉 大さじ4
B片栗粉 大さじ4

① 鶏むね肉は、中央付近の繊維の向きが交わる部分に、包丁で切れ込みを入れて厚みが均等になるよう開く。反対側の厚い部分も、切れ込みを入れて薄くする。
② 包丁の先5mmほどを使い、繊維を断ち切るようまんべんなく叩くように刺して、浅い切れ込みを全体に入れる。(皮目に切れ込みは、入れなくてもOK。)
③ 4等分に切り分けたら、ビニール袋に入れる。

④ ボウルに卵を溶き、半分を③に入れ、半分はそのまま残しておく。(漬け込み用と後付けの衣に使用します。)

⑤ Aを③のビニール袋に入れ、上から揉むように全体を混ぜたら、そのまま10~15分ほど置いておく。

⑥ バット、または、大きい平皿にBを混ぜたら、⑤の鶏肉を置いて全面にしっかりと粉を付ける。

⑦ 残しておいた④にくぐらせ、再度、粉を付ける。

⑧ フライパンに1cm程の深さの揚げ油を入れ、温まったら中火にして⑦を入れる。

⑨ 両面を1分半から2分ずつ揚げたら、出来上がり。
油の深さが浅いので、揚げむらのないよう、途中、様子を見ながら場所を移動するか、上下を数回返してください。
広げた鶏むね肉に浅い切れ込みを入れる時は、厚い部分には多めに、繊維が密集している部分は、断ち切るように入れてください。縮んで固くなるのを防ぎます。
また、加熱のし過ぎにも注意してくださいね!
スパイスを準備しなくても、メインの顆粒コンソメと白こしょうで美味しくなりますよ!白こしょうがなければ、普段使っているこしょうを使ってくださいね。
揚げたてのザクザク食感を、ぜひ、味わってみて下さい!
※記事内のカロリー表示は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにAIにより算出したものです
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8460
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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