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生前整理アドバイザーの徳田かなです。「そろそろ実家、片付けないとね」そう話していたはずなのに、いざ帰省して片付けようとすると、なぜか親はやりたがらない。片付けをきっかけに揉めてしまうこともありますよね。今回は、親も自分も傷つけずに、実家の片付けを進めるためのコツをお伝えします。

「これ、使ってないでしょ?捨てたら?」実家でこんなこと、言った経験ありませんか?
返ってくるのは「これはお客様が来た時に使うの!」「いつか使うから」
子どもから見れば不要でも、親にとっては大事な物。ひとつひとつに思い出があるんですよね。
そこでおすすめなのが、「片付けて」ではなく、「将来困らないように、一緒に手伝わせて」と切り出すこと。
主役はあくまで親で、自分はサポート役。その意識でいると、不思議と角が立ちません。
「最近、困っていることない?」とまず聞いてみるのもいい入り口になりますよ。

「片付けて!」と言うと、親が身構えてしまうのは、片付けなくても今の生活はできているから。困っていない人に言っても響かないんです。
そこで使うのが、「防災」というキーワード。
「地震のとき、ここに物があると危ないよね」「廊下に新聞紙が積んであると、火事のとき逃げにくいから片付けようか」
具体的な不安を共有すると、親も「たしかにね」と動いてくれます。ニュースで災害の話題が出たタイミングを使うのも、おすすめです。

片付けの順番にもコツがあります。最初から写真やアルバムに手をつけると、絶対に終わりません。
そこでおすすめなのが、片付けと並行して「エンディングノート」を書いてもらうこと。
書いておくと安心なのは、たとえばこんなことです。
・預貯金や保険などの財産目録
・パソコンやスマホ、よく使うサイトのパスワードといったデジタル情報
・もしものときに連絡してほしい人の連絡先
書き進めるうちに、親が大事にしている物や、残しておきたい想いが見えてくることもあります。
文字として残しておくと「言った、言わない」も防げて、何より親自身の気持ちを尊重する形になります。

一気にやろうとすると、親もぐったり、自分もイライラ。次に誘うのも気まずくなってしまいますよね。
「今日はこの場所だけ」と決めて、二時間以内に切り上げるのがおすすめです。物足りないくらいでちょうどいいんです。
手放すかどうか迷ったものは、保留ボックスへ。半年経ってから見直すと、不思議と親自身が「もういらないかな」と手放せたりします。判断を急がせないことが、いちばんの近道です。
実家の片付けは、ただ物を減らす作業ではありません。古い写真を一緒に眺めながら、知らなかった親の若い頃の話を聞けたりすることも。物が減るより先に、親との距離が縮まることがあります。
親が元気なうちに、少しずつ進めていきましょう。
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この記事のライター
整理収納アドバイザー
徳田かな
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看護師から整理収納アドバイザーとなった3児の母。「7秒で片付くお家が叶う」をモットーに活動中です。部屋を片付けたらお金も貯まりました♫整理収納だけでなく、家計管理も得意で5年以上継続中。5年で1,000万円の貯蓄達成!働くママが少しでも楽になるお片付け&家計管理をご紹介します!
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