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整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。「あとで見ようと思って置いた紙が山になっている」「子どものプリント、重要なものがどこにあるかわからない」そんな経験はありませんか?紙モノは薄くて場所を取らないからこそ後回しにしやすく、気づけば探し物の原因になることも。今回は、片づけのプロが実践している「紙モノ」整理の正解ルールについてご紹介します。

「いつか見るかも」「役に立つかもしれない」そう思ってなんとなく保管している紙はありませんか?
紙類を整理するとき、最初に見直したいのが「残す基準」です。
私自身も以前、雑誌で見つけた料理レシピを「いつか作ろう」とファイリングしていました。でも実際には、料理を作る時はスマホで検索することが多く、せっかく作ったファイルを見返すことはほぼありませんでした。そこで「今の自分に必要な情報か?」を基準に考え、手放すことにしました。
大切なのは、今の自分や家族にとって必要な情報かを見極めることです。
例えば、読み終わったチラシや期限が過ぎた案内、すでに内容を把握したお知らせなどは、今の暮らしでは必要のない情報です。
年に1回発行される行政のお知らせなども「新しいものが届いたら前年度のものは処分する」とルールを決めておくだけで管理がラクになります。
紙は「情報」です。必要な時期を過ぎたら手放しましょう。
片づけの現場でもおすすめしている紙モノの片付け方が、3つに分ける方法です。
提出物、支払い、返信が必要なものなど。これは「後で見よう」としまうのではなく、必ず目に入る場所に置きましょう。
例えば、リビングや家族が集まる場所に「一時置きボックス」を置いたり、冷蔵庫の側面にマグネットで貼れる収納を作る方法もあります。扉の裏や壁面を活用するのもおすすめです。
ポイントは、引き出しの中にしまわないこと。「見えない=忘れる」につながるため、期限がある紙ほど「見える収納」がおすすめです。

契約書、保証書、学校関係の重要書類など。ここで大切なのは、細かく分類しすぎないことです。細かく分類しすぎると、分ける作業自体が面倒になり、結局また出しっぱなしの山になってしまいます。
おすすめは、「人別(夫、妻、子どもなど)」や「大きなカテゴリー別(家・学校・お金など)」くらいのざっくり収納。
例えば、ファイルボックスを3〜5個用意して
「家関係」: 保険、住宅、保証書
「学校関係」: 年間予定、学校からのお知らせ
「お金関係」: 税金、領収書、契約関係
というように分けておくと、家族も迷わず戻せる仕組みになります。
分け方に正解はありません。大切なのは、その家庭に合った「戻しやすいルール」を作ることです。
ちなみに我が家では、写真のように人別のボックスを用意しています。ボックスの中は、個別フォルダやクリアファイルで項目ごとに分けると、必要な書類を探しやすくなりますよ。
今の暮らしでは必要のない情報。特に、取扱説明書などは、今はメーカーの公式サイトやアプリで確認できるものがほとんど。
紙で残す必要が本当にあるか、一度確認して必要なものだけ厳選すれば、収納スペースもスッキリしますよ。

紙が増えてしまう家では、収納方法よりも「家に入ってきた後の動線」が重要になります。
上記の写真のように、例えば、郵便物は玄関やリビングでその日のうちに「要」「不要」に分けDMなど不要なモノは即処分する。その日にできなければ、「週末の午前中にする」とタイミングを決めておくのもおすすめ。
家に入ったタイミングで少しだけ判断する習慣を作ることが、後々の自分の「探す手間」をゼロにしてくれます。
片づけは、きれいに収納することだけではありません。忙しい毎日でも、探さない・迷わない暮らしを作ること。
紙モノの流れを整えるだけで、家事の小さなストレスはぐっと減っていきます。ぜひ、できるところから取り組んでみてくださいね。
この記事のライター
整理収納アドバイザー
田中ゆみこ
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整理収納アドバイザー。4人家族(夫・息子2人)で戸建て暮らし。北陸を中心にこころと暮らしを心地よくする「整理収納・時短家事」をご提案しています。住宅収納スペシャリスト、親子の片づけに特化したサービスを提供中。Instagramではラクに片づく仕組みとリアルな子育てを発信しています。大阪市出身、石川県金沢市在住。
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