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美容ライターの遠藤幸子です。クチコミで高評価の商品は、多くのユーザーから支持を集めているというひとつの目安。筆者自身、そういった商品のチェックは欠かさず、優秀な商品に出会うこともしばしば。今回は、クチコミで高評価のプチプラペンシルアイライナーを辛口で定評がある筆者が比較し、その実力をジャッジします。
・デジャヴュ ラスティンファインa【クリームペンシル】(全6色/税抜価格1,200円)
筆者が愛してやまないクリームタイプのペンシルアイライナー。出会ってからまだ半年ほどですが、早くも現在2本目を愛用中です。
アイラインは、不器用な人にとって難易度がかなり高め。しかし、こちらのアイライナーはなめらかな描き心地でとにかく描きやすく、不器用な人でも美しいラインを描くことができます。
おまけに、芯が楕円芯になっているため、太さの調整も自由自在にできてしまうという優れものです。
また、密着成分が描いたラインをコーティングしてくれるような作用があるので、汗や皮脂、涙、摩擦、にじみに強く、パンダ目になる心配もありません。
となると、「オフが面倒なのでは?」と、想像しがちですが、なんと通常のクレンジング剤で難なく落とすことができます。
さらに、肌を染めるような成分が使わられていないので、色素沈着の心配も不要。多くの一般ユーザーの願いをすべて詰め込んだかのような理想形のアイライナーが、税抜価格1,200円で購入できるなんてお得としか言えません!
唯一の欠点は、芯が折れやすいこと。そのため繰り出す時は短めにし、力を入れすぎないよう注意する必要があります。
筆者のイチオシカラーは、バラエティショップでしか手に入らない、#ナチュラルネイビー。
黒よりも明るく印象的でありながらも目元を引き締め、瞳に透明感も与えてくれます。
・ケイト レアフィットジェルペンシル(全3色/税抜価格1,100円)
極細のジェルアイライナー。肌の上でとろけるようなするするとした描き心地で、思い通りのラインを描くことができます。仕上がった後はピタッと密着します。
そして、汗や水、涙、皮脂、摩擦に強いので、仕上がりが長持ちします。
芯の直径は、1.5mm。そのためまつげの隙間を埋めるように繊細なラインを描くことができます。
筆者のイチオシカラーは、BR‐2。
ダークブラウンで、黒よりもやわらかい雰囲気に仕上がるのに目元はしっかりと引き締めてくれます。
・セザンヌ ジェルアイライナー(全4色/税抜価格500円)
するんと描けてぼかしやすいジェルアイライナー。カラー展開もブラック、ブラウン、ネイビー、バーガンディーの理想的な4色になっています。
なめらかな描き心地ですが、芯が太めなので慎重に描かなければ若干はみ出しやすいです。ただし、ぼかしやすいので綿棒を用意しておいてぼかしながら描くとうまく描くことができます。
筆者イチオシカラーは、#02 バーガンディー。
目尻側にポイント的に入れたり、下まぶたに入れて抜け感を出すのもおすすめです。フェミニンな目元に仕上げてくれます。
・フーミー マルチライナー(全3色/税抜価格1,500円)
反対側にチップが付いたアイライナー。描いて30秒以内にチップか指でぼかせば、アイシャドウにもなります。
芯がやわらかく、するんとした描き心地。極細芯ではないのに思い通りのラインを引くことができます。下まぶたに使っても、目尻側にポイント的に使ってもOKです。
ただし、こちらの芯も折れやすいので、短めに繰り出して力を入れ過ぎないようにしましょう。
筆者のイチオシカラーは、#deeper。
赤みの強いほんわかピンクで、ラメがチラついて可愛らしい仕上がりになります。
4つの商品を描きやすさ、モチのよさ、落としやすさの3つの項目において比べてみました。詳細は、下記の通りです。
描きやすさの順で筆者がジャッジすると、デジャヴュ、ケイト、フーミー、セザンヌの順になります。
デジャヴュは芯が折れやすい欠点以外は芯の太さを調整でき、クリーミーな描き心地であるためスッと綺麗なラインを描くことができます。
ケイトは極細でとろけるようなテクスチャーなのが絶妙な描きやすさに繋がっています。フーミーとセザンヌは芯が細ければもっと描きやすくなると感じています。
下の画像は、それぞれのアイライナーを一筆書きしたものです。
それを40秒ほど置いてから指で10回ほど擦ったのが、下の画像になります。
どの商品も比較的摩擦に強かったものの、フーミーは部分的に多少色が広がっています。
そのため筆者が摩擦による落ちにくさをジャッジした結果、ケイト、デジャヴュ、セザンヌ、フーミーの順となります。
次にぬるま湯をかけてみました。
どの商品も全く影響がありませんでした。
次に落としやすさについて検証しました。今回の商品の中にはお湯で落とせる商品は含まれていないため、オイルクレンジングで検証してみました。
すると、デジャヴュは通常のクレンジングで落とせると謳われているだけあってスッキリと落とすことができました。右端に描いていましたが、跡形もありません。
セザンヌは左から2番目に描いていましたが、ほぼ消えた状態ではあるものの、若干色が残っていました。
フーミーは1番左に描いていましたが、ラメは完全に消えたものの、色がうっすら全体的に残っています。
ケイトは右から2番目に描いていましたが、こちらも色が残っていました。
そのため落としやすさについて筆者がジャッジすると、デジャヴュ、セザンヌ、フーミー、ケイトの順で落としやすいと言えます。デジャヴュ以外は、ポイントメイクアップリムーバーを使用する必要があります。
描きやすさ、モチのよさ、落としやすさについて検証した結果、最も優秀なのはデジャヴュのラスティンファインa【クリームペンシル】だと筆者はジャッジしました!
その他の商品も特性や今回の検証結果を踏まえて、ご自身のニーズに合ったものをぜひこの機会にお試しください。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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